超心理戦/Psychic Battle
提供:MTG Wiki
Psychic Battle / 超心理戦 (3)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
プレイヤーが1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを1枚公開する。マナ総量が最も大きいカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。マナ総量が最も大きいカードが2枚以上あるなら、対象は変更されない。これにより対象を変更することでは、《超心理戦/Psychic Battle》という名前のパーマネントの能力は誘発しない。
要するに、対象を選ぶ呪文や能力がスタックに積まれたら、互いにライブラリーの一番上を公開し、マナ総量が一番高いカードを公開したプレイヤーが対象を変更できるというエンチャント。
一応、ライブラリーの一番上をうまく調整することができれば、対戦相手の「対象を取る」呪文や能力を事実上完封できるが、それをミスれば逆にこちらが窮地に立たされる。費やす行動の割に見合っていない効果である。
- 印刷された際には、最後の一文が無かった。つまり、この能力によって対象を変更することで再び能力が誘発するため、延々とカードの見せ合いと対象の擦り付け合いを行うことができた(ただし対象を決めるプレイヤーは変化せず、対象を取り直すか否かは任意なので、あくまで任意の無限動作)。たった1枚で無限ループが起きてしまうため、現在のようなルール・テキストになっている。
- 2個以上の超心理戦が戦場に出ているとやはり無限ループになってしまっていたため、2014年1月のオラクル更新によって名前が超心理戦である他のパーマネントによって変更された際も能力が誘発しないようになった。
- 現在のオラクルでも超心理戦をクリーチャー化してから騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorでコピーすることで同様の無限ループを起こせる。
- ライブラリーの一番上のカードは公開するだけであり、どこにも移動しない。なので、双方ともライブラリーが変化していなければ、公開するカードは同じであるため、同じプレイヤーが続けて対象の選択権を持つことになる。
- 「ライブラリーの一番上を公開して勝負」というのは激突に通じるものがある。ライブラリーの一番下に置く選択肢がないほか、分割カードを公開した時など勝敗の挙動が異なる部分もある。
- 後の世に、100万マナとなり、選択権が必ず自分になったGleemaxが登場した(アン・カードだが)。