過大な贈り物/Generous Gift
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Generous Gift / 過大な贈り物 (2)(白)
インスタント
インスタント
パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは緑の3/3の象(Elephant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
白にカラーシフトした内にいる獣/Beast Within。
忘却の輪/Oblivion Ring等の存在からもわかるように、白はもともとパーマネントへの干渉は器用にできる色であり、敢えてこのカードを採用するならそれなりの理由が欲しい。
とはいえ白でも土地やプレインズウォーカーへの除去は限られており、1枚握っていれば安心感があるのも事実。忘却の輪とは違い、インスタントであることやエンチャント破壊に怯えることが無いことも利点。白も緑と同様クリーチャーの質やトークンの扱いには優れる色であるため、然るべき場面で使用し3/3のトークンと上手に付き合いたい。またモダン以下での白という色は、剣を鍬に/Swords to Plowsharesや流刑への道/Path to Exileなどの単体除去や神の怒り/Wrath of Godや終末/Terminusといった全体除去を豊富に持っている色なので、対処が面倒なパーマネントをこれで処理した後に、トークンはそちらで処理するのも一つの手である。
- 内側からビーストに引き裂かれるという元カードのフレーバーと異なり、象のお尻で潰されてしまうという和やかな(?)イラストとなっている。
- 英語において「白い象(white elephant)」は「不要なのに維持費だけは高くつく物」を意味する比喩である。語源は「シャム王朝の時代に、王が嫌いな家臣に与えて破滅させた」と説明されることもあるが、明確なソースは無い。
- 「対価を与えつつパーマネントを処理する」という効果は白によく見られるため、リメイク元の内にいる獣よりは色の役割にそぐうカードに仕上がっている。とはいえ白単色で土地に干渉できる点はやや珍しい。
- のちのMark Rosewaterは「内にいる獣が完全な折れである以上このカードも作るべきではなかった」「土地を壊せるのは問題だが、そういった使い方はほとんどされないため強い曲げということにしておく」と述べている[1]。