鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
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アーティファクト クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
(2):ターン終了時まで、鋼のヘルカイトは+1/+0の修整を受ける。
(X):このターン、鋼のヘルカイトによって戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールする、マナ総量がXの土地でない各パーマネントを破壊する。毎ターン1回のみ起動できる。
アーティファクト・クリーチャーのドラゴン。ドラゴンに散見される火吹き能力に加えて、これが戦闘ダメージを与えたプレイヤーのパーマネントを破壊する能力を持つ。
不特定マナで起動できるだけあってシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonなどよりもパンプアップの効率は悪いが、6マナ5/5という元のサイズの大きさとデッキカラーを選ばないことを考えれば十分な性能と言える。
パーマネント破壊能力は強力であり、一度攻撃を通せば一気に敵陣を壊滅させることができる。アーティファクト・クリーチャーだけあって除去されやすいが、除去耐性や回避能力を追加したり打ち消し呪文などで守ったりしてやれば、ゲームを決めるだけの力がある。特にリミテッドでは安定したフィニッシャーである。
また、ヴィンテージのMUDでも使われている。環境柄攻撃を通しやすいこと、貴重な戦場に干渉できるアーティファクト・クリーチャーであることが評価されているようだ。天敵の三角エイの捕食者/Trygon Predatorを完璧に抑え込めるのもありがたい。
ファウンデーションズのStarter Collectionにて再録。アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronで追放することで起動型能力を両方とも得られるため、シミック大釜デッキであれば囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopesの無限マナコンボの開始条件をパンプアップで満たすことができる。 また、戦闘ダメージを与えたクリーチャーであれば、与えたときに乗っていなくても戦闘終了後に+1/+1カウンターを後乗せして破壊する能力の付与、起動ができるため、対戦相手はおいそれと攻撃を通せなくなる。コンボ完成までの牽制として役に立つだろう。
- 見方によってはドラゴン・エンジン/Dragon Engineの上位種ととらえることができる。
- 2024年の干支プロモの1枚として選ばれている。
[編集] 参考
- 壁紙・待受(Internet Archive)(WotC)
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)