Ambiguity
提供:MTG Wiki
Ambiguity (2)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
プレイヤー1人がプレイされている呪文をカウンターする呪文をプレイするかカウンター付きで戦場に出る呪文をプレイするたびそのプレイヤーは次にプレイされた呪文をカウンターするかすでにプレイされていてカウンターされなかったパーマネントに追加のカウンターを置いてもよい。
カード名通り、なにがしたいのか「曖昧模糊/Ambiguity」なルール文章を持つエンチャント。
打ち消すの意味のカウンターと、カードにおく目印の意味のカウンターがごっちゃになっていてさっぱり意味が分からない。そのうえplay(場、プレイ、プレイヤー)も冗長気味に繰り返され、なおさら効果が分かりにくい。
つまり、いずれかのプレイヤーがカウンター呪文かカウンターが置かれた状態で戦場に出る呪文を唱えると、そのプレイヤーは次の呪文をカウンターするかパーマネントのカウンターを増やすかしてもよい、という意味のことが書かれている。
文章を理解してしまえば、やっていることは「一定条件を持つ呪文を唱えるたびに利益を得られる誘発型能力」という、割とまともな能力。パーミッションに入れれば2倍カウンターできるし、なにかカウンターを使ったコンボデッキに入れるのもよいだろう。
- 厳密には呪文を唱えた時点で「それが解決された結果」を参照することはできないので、「カウンター付きで戦場に出る呪文」は本来定義できない。似た問題を抱えるEquinoxのルールも参照。
- Whisperの日本語訳でも、打ち消すの意味のcounterをあえてそのままカウンターとして、原文のわかりにくさをそのまま残している。一方、playのほうは一か所だけ戦場に置き換わってしまっており、残念ながら(?)すこしわかりやすくなっている。
- イラストにも「複数の意味」が込められており、そのままだとつぶらな瞳のドラゴンに、上下逆さにすると口を開いた人間に見える(参考/翻訳 7番目の項目)。