ドルイドの誓い/Oath of Druids
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また隠れた利点として、これを中心とした[[ギミック]]にはさほど[[スロット]]を裂かずとも良く (ドルイドの誓いとクリーチャー数体から可能)、他の部分の構成にもそれほどの影響を及ぼさない事が挙げられる。つまり[[ハイブリッドデッキ]]にしたり、他のデッキにこのギミックを[[タッチ]]で仕込んだりといった事が比較的容易く、そういったものも実際に活躍していた。 | また隠れた利点として、これを中心とした[[ギミック]]にはさほど[[スロット]]を裂かずとも良く (ドルイドの誓いとクリーチャー数体から可能)、他の部分の構成にもそれほどの影響を及ぼさない事が挙げられる。つまり[[ハイブリッドデッキ]]にしたり、他のデッキにこのギミックを[[タッチ]]で仕込んだりといった事が比較的容易く、そういったものも実際に活躍していた。 | ||
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+ | :[[スタンダード]]では[[中村聡]]が[[スパイクの誓い]]で[[アジア太平洋選手権98]]を制し、さらに[[緑白オース]]や[[カウンターオース]]も活躍した。 | ||
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+ | :[[エクステンデッド]]では[[エクソダス]]参入直後から[[禁止カード|禁止]]までの間、[[カウンターオース]]がずっと「クリーチャーデッキに対して抜群に強い[[打ち消す|カウンター]]デッキ」として[[メタ]]の一角を占め続けた。 | ||
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+ | :[[エクソダス]]参入直後から[[カウンターオース]]が人気を博し、さらに[[Bob Maher]]が[[プロツアーシカゴ99]]を制した[[メイヤーオース]]や、[[中村聡]]や[[Zvi Mowshowitz]]が愛用した[[ターボランド (デッキ)|ターボランド]]などの亜種も多く登場した。 | ||
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+ | :[[ローテーション]]で[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]を失った後も、[[スーサイドオース]]が[[プロツアーヒューストン02]]を制するなど人気を保っていたが、ついに[[エクステンデッド]]で[[禁止カード]]に指定されたことで終わりを迎えた。 | ||
*[[誘発]]する際のチェックとして([[アクティブ・プレイヤー]]の)対戦相手1人を[[対象]]とするが、[[効果]]はその対戦相手に何もしない。 | *[[誘発]]する際のチェックとして([[アクティブ・プレイヤー]]の)対戦相手1人を[[対象]]とするが、[[効果]]はその対戦相手に何もしない。 | ||
− | *クリーチャー・カードを[[戦場に出す]]のと、残りの[[公開する|公開された]] | + | *クリーチャー・カードを[[戦場に出す]]のと、残りの[[公開する|公開された]]カードを[[墓地に置く]]のは同時である。日本語では置く[[領域]]によって訳語が違うので分かりづらいが、英語オラクルでは1つの「puts(置く)」で両方の置く領域を指定している。 |
**一時期、2009年10月の[[オラクル]]更新で、クリーチャー・カードを戦場に出した後で、残りのカードを墓地に置くように変更されていたが、2010年1月29日のオラクル更新で元に戻された。 | **一時期、2009年10月の[[オラクル]]更新で、クリーチャー・カードを戦場に出した後で、残りのカードを墓地に置くように変更されていたが、2010年1月29日のオラクル更新で元に戻された。 | ||
*[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]と極めて強い[[シナジー]]を有し、特に長期戦型のオースデッキには不可欠な[[ギミック]]である。 | *[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]と極めて強い[[シナジー]]を有し、特に長期戦型のオースデッキには不可欠な[[ギミック]]である。 |
2012年3月18日 (日) 01:02時点における版
Oath of Druids / ドルイドの誓い (1)(緑)
エンチャント
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
誓いサイクルの緑版。クリーチャーのマナ・コストという概念を崩壊させるカード。正規のマナ・コストを支払わなくてよい効果を持つ様々なカードの中でもトップクラスの評価を受ける。
また隠れた利点として、これを中心としたギミックにはさほどスロットを裂かずとも良く (ドルイドの誓いとクリーチャー数体から可能)、他の部分の構成にもそれほどの影響を及ぼさない事が挙げられる。つまりハイブリッドデッキにしたり、他のデッキにこのギミックをタッチで仕込んだりといった事が比較的容易く、そういったものも実際に活躍していた。
これをメインに組んだデッキにはさまざまな種類があり、オース系デッキと総称される。
スタンダード
エクステンデッド
アイスエイジ期
- エクソダス参入直後からカウンターオースが人気を博し、さらにBob Maherがプロツアーシカゴ99を制したメイヤーオースや、中村聡やZvi Mowshowitzが愛用したターボランドなどの亜種も多く登場した。
テンペスト期
- ローテーションでガイアの祝福/Gaea's Blessingを失った後も、スーサイドオースがプロツアーヒューストン02を制するなど人気を保っていたが、ついにエクステンデッドで禁止カードに指定されたことで終わりを迎えた。
- 誘発する際のチェックとして(アクティブ・プレイヤーの)対戦相手1人を対象とするが、効果はその対戦相手に何もしない。
- クリーチャー・カードを戦場に出すのと、残りの公開されたカードを墓地に置くのは同時である。日本語では置く領域によって訳語が違うので分かりづらいが、英語オラクルでは1つの「puts(置く)」で両方の置く領域を指定している。
- 一時期、2009年10月のオラクル更新で、クリーチャー・カードを戦場に出した後で、残りのカードを墓地に置くように変更されていたが、2010年1月29日のオラクル更新で元に戻された。
- ガイアの祝福/Gaea's Blessingと極めて強いシナジーを有し、特に長期戦型のオースデッキには不可欠なギミックである。
- 禁忌の果樹園/Forbidden Orchardとの相性も抜群。このカードによって、ヴィンテージでのオースが一気に強化された。
2004年1月1日よりエクステンデッドで禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも禁止カードに指定される。
関連カード
- ウルザズ・デスティニーでは、PIG能力でこれの効果を発揮するクリーチャーの猟場番/Gamekeeperが登場した。
サイクル
エクソダスの誓いサイクル。各アップキープ開始時にアクティブ・プレイヤーが不利な状態ならば効果を発揮する。
- しもべの誓い/Oath of Lieges
- 識者の誓い/Oath of Scholars
- グールの誓い/Oath of Ghouls
- 魔道士の誓い/Oath of Mages
- ドルイドの誓い/Oath of Druids
参考
- 壁紙(WotC)
- オース
- カード個別評価:エクソダス - レア