ドロー・ゴー
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− | + | 99年期の[[青単コントロール/スタンダード/テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期|青単コントロール]]は特にこう呼ばれる。[[マスティコア/Masticore]]、[[火薬樽/Powder Keg]]、[[不実/Treachery]]の3大[[カード]]を軸に、優秀な[[打ち消す|カウンター]]を駆使して[[戦場]]を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]する。[[フィニッシャー]]には[[変異種/Morphling]]が採用されることが多い。 | |
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+ | かの[[Randy Buehler]]が[[世界選手権99]]に変異種すら入っていない特化タイプを持ち込んで出場しており、[[スタンダード]]部門で全勝を成し遂げた。豊富な17枚ものカウンターを駆使し、[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]と[[隠れ石/Stalking Stones]]と[[マスティコア/Masticore]]のような、制圧力や[[除去耐性]]のある少数の[[攻撃]]手段だけで[[殴る|殴り]]きる。 | ||
[[青]]使いにとって理想的な[[デッキ]]構築であり、あくまでもこの形式に拘る青使いも一定数居る。 | [[青]]使いにとって理想的な[[デッキ]]構築であり、あくまでもこの形式に拘る青使いも一定数居る。 | ||
− | + | 同じ青単パーミッションでも[[環境]]で呼び名が違い(もちろんカードも)、99年が「ドロー・ゴー」なら、98年期は「[[ユーロブルー]]」と呼ばれる。ともにカウンターと[[全体除去]][[アーティファクト]]によって戦場を制圧するタイプ。 | |
− | この呼び方は一人歩きをはじめ、[[多色]][[コントロール]]でも名残を残している。 | + | この呼び方は一人歩きをはじめ、[[多色デッキ|多色]][[コントロール (デッキ)|コントロール]]でも名残を残している。[[冥界のスピリット/Nether Spirit]]をフィニッシャーとする[[ネザーゴー]]、[[追放するものドロマー/Dromar, the Banisher]]をフィニッシャーとする[[Go-Mar]]などがある。 |
− | [[冥界のスピリット/Nether Spirit]]をフィニッシャーとする[[ネザーゴー]]、[[追放するものドロマー/Dromar, the Banisher]]をフィニッシャーとする[[Go-Mar]]などがある。 | + | |
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*備考 | *備考 | ||
− | **[[世界選手権99]] [[スタンダード]]部門全勝 [http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=WORLDS99/welcome] | + | **[[世界選手権99]] [[スタンダード]]部門全勝 ([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=WORLDS99/welcome 参照]) |
**使用者:[[Randy Buehler]] | **使用者:[[Randy Buehler]] | ||
− | *フォーマット | + | *[[フォーマット]] |
**[[スタンダード]]([[第6版]]+[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザ・ブロック]]) | **[[スタンダード]]([[第6版]]+[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザ・ブロック]]) | ||
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− | + | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | |
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− | |4||[[火薬樽/Powder Keg]] | + | |4||[[火薬樽/Powder Keg]]||4||[[無効/Annul]] |
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− | |4||[[不実/Treachery]] | + | |4||[[不実/Treachery]]||1||[[天才のひらめき/Stroke of Genius]] |
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− | |4||[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]] | + | |4||[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]||1||[[転覆/Capsize]] |
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− | |4||[[隠れ石/Stalking Stones]] | + | |4||[[隠れ石/Stalking Stones]]|||| |
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− | *1999年[[テンペスト・ブロック]] | + | *1999年[[テンペスト・ブロック]]~[[ウルザ・ブロック]]期のバージョン。1998年の[[ユーロブルー]]の[[デッキリスト]]は[[World Championship Decks 1998]]を参照のこと。 |
==参考== | ==参考== | ||
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*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:青単色デッキ]] | ||
+ | [[Category:コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:青単コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:ウルザ・ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
2013年11月15日 (金) 18:42時点における最新版
ドロー・ゴー(Draw Go)とは、自分のターンに土地だけを置き、何もしない状態やその戦略、あるいはそのような戦術を取るデッキのこと。特に、主に対戦相手のターンに行動するメガパーミッションを呼ぶ。
主なターン進行がドローとゴーであることから。別名ドロー・ダン(Draw Done)。
99年期の青単コントロールは特にこう呼ばれる。マスティコア/Masticore、火薬樽/Powder Keg、不実/Treacheryの3大カードを軸に、優秀なカウンターを駆使して戦場をコントロールする。フィニッシャーには変異種/Morphlingが採用されることが多い。
かのRandy Buehlerが世界選手権99に変異種すら入っていない特化タイプを持ち込んで出場しており、スタンダード部門で全勝を成し遂げた。豊富な17枚ものカウンターを駆使し、フェアリーの集会場/Faerie Conclaveと隠れ石/Stalking Stonesとマスティコア/Masticoreのような、制圧力や除去耐性のある少数の攻撃手段だけで殴りきる。
青使いにとって理想的なデッキ構築であり、あくまでもこの形式に拘る青使いも一定数居る。
同じ青単パーミッションでも環境で呼び名が違い(もちろんカードも)、99年が「ドロー・ゴー」なら、98年期は「ユーロブルー」と呼ばれる。ともにカウンターと全体除去アーティファクトによって戦場を制圧するタイプ。
この呼び方は一人歩きをはじめ、多色コントロールでも名残を残している。冥界のスピリット/Nether Spiritをフィニッシャーとするネザーゴー、追放するものドロマー/Dromar, the BanisherをフィニッシャーとするGo-Marなどがある。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権99 スタンダード部門全勝 (参照)
- 使用者:Randy Buehler
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (3) | 1 | マスティコア/Masticore | |
3 | マスティコア/Masticore | 3 | 寒け/Chill |
呪文 (29) | 3 | レガシーの魅惑/Legacy's Allure | |
4 | 火薬樽/Powder Keg | 4 | 無効/Annul |
4 | 不実/Treachery | 1 | 天才のひらめき/Stroke of Genius |
4 | ミューズの囁き/Whispers of the Muse | 1 | 転覆/Capsize |
4 | マナ漏出/Mana Leak | 2 | シャドーの迷路/Maze of Shadows |
1 | 誤算/Miscalculation | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
4 | 禁止/Forbid | ||
4 | 放逐/Dismiss | ||
土地 (28) | |||
16 | 島/Island | ||
4 | フェアリーの集会場/Faerie Conclave | ||
4 | 隠れ石/Stalking Stones | ||
4 | 不毛の大地/Wasteland |
- 1999年テンペスト・ブロック~ウルザ・ブロック期のバージョン。1998年のユーロブルーのデッキリストはWorld Championship Decks 1998を参照のこと。