ヴァルキー/Valki

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==解説==
 
==解説==
[[カルドハイム/Kaldheim]]の[[神]]、[[カルドハイム/Kaldheim#スコーティ/The Skoti|スコーティ/The Skoti]]の一柱。男性。フードを目深に被った姿をしている。'''トリックスター'''/''Trickster''、'''嘘つき'''/''Ruse-Forger''、'''悪戯の王子'''/''The Prince of Mischief''など様々な二つ名を持つ。
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[[カルドハイム/Kaldheim]]の[[神]]、[[カルドハイム/Kaldheim#スコーティ/The Skoti|スコーティ/The Skoti]]の一柱。男性。フードを目深に被った姿をしている({{Gatherer|id=505229}})。'''トリックスター'''/''Trickster''、'''嘘つき'''/''Ruse-Forger''、'''悪戯の王子'''/''The Prince of Mischief''など様々な二つ名を持つ。
  
 
嘘の神ヴァルキーは自惚れが強く利己的で、常にスコーティのトラブルの原因となっている――もちろん、わざとだ。彼は親しみやすくもなり、彼にその気があれば助けとなることさえあるが、これまでにあまりに多くの欺瞞的な行いをしてきたため、彼の言動を真に信用する者は誰一人いない。
 
嘘の神ヴァルキーは自惚れが強く利己的で、常にスコーティのトラブルの原因となっている――もちろん、わざとだ。彼は親しみやすくもなり、彼にその気があれば助けとなることさえあるが、これまでにあまりに多くの欺瞞的な行いをしてきたため、彼の言動を真に信用する者は誰一人いない。
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神々の知らない秘密、それは本物のヴァルキーは幽閉されており、残忍な[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[ティボルト/Tibalt]]が彼に成り代わっているということだ。ヴァルキーの姿を借りたティボルトは、[[カルドハイム/Kaldheim#世界観|世界樹/The World Tree]]のことを知るために[[エシカ/Esika]]に取り入ろうとしたが、彼女はヴァルキーと関わろうとはしなかった。現在ティボルトは独力で調査を行っており、長期間姿をくらまし、必要なものがあるときのみ他の神の前に現れる。神々のほとんどはヴァルキーの不在を歓迎し、安堵している。
 
神々の知らない秘密、それは本物のヴァルキーは幽閉されており、残忍な[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[ティボルト/Tibalt]]が彼に成り代わっているということだ。ヴァルキーの姿を借りたティボルトは、[[カルドハイム/Kaldheim#世界観|世界樹/The World Tree]]のことを知るために[[エシカ/Esika]]に取り入ろうとしたが、彼女はヴァルキーと関わろうとはしなかった。現在ティボルトは独力で調査を行っており、長期間姿をくらまし、必要なものがあるときのみ他の神の前に現れる。神々のほとんどはヴァルキーの不在を歓迎し、安堵している。
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なおこのWIKIでは便宜上、初出を嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Liesとして扱っているが、前述のとおり本物のヴァルキーは幽閉されておりカード化されたのはあくまでもヴァルキーに変装したティボルトである。
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このため正確にはヴァルキーはまだカード化されていないキャラクターである。
  
 
==経歴==
 
==経歴==
 
===ティボルトの英雄譚/The Saga of Tibalt===
 
===ティボルトの英雄譚/The Saga of Tibalt===
カルドハイムでとある計画を進めたいティボルトは、変装を必要としていた。新参者の言うことなど誰も聞きはしないからだ。そして見つけたヴァルキーは、嘘の神でありながら、自分が嘘を吐かれたらまんまと騙されてしまった。ティボルトは魔法の鎖でヴァルキーを縛り、[[カーフェル/Karfell]]へと連行した。ティボルトはこの地の王、[[ナーフィ/Narfi]]と取引を済ませており、王宮の地下牢にヴァルキーを幽閉した。
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カルドハイムでとある計画を進めたいティボルトは、変装を必要としていた。新参者の言うことなど誰も聞きはしないからだ。そして見つけたヴァルキーは、嘘の神でありながら、自分が嘘を吐かれたらまんまと騙されてしまった。ティボルトは魔法の鎖でヴァルキーを縛り、[[カーフェル/Karfell]]へと連行した。ティボルトはこの地の王、[[ナーフィ/Narfi]]と取引を済ませており、王宮にヴァルキーを幽閉した。
  
 
==登場==
 
==登場==
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====[[絵|イラスト]]に登場====
 
====[[絵|イラスト]]に登場====
 
;[[カルドハイム]]
 
;[[カルドハイム]]
:[[悪戯の神の強奪/The Trickster-God's Heist]](ティボルトの変装)
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:[[氷縛りの柱/Icebind Pillar]]、[[悪戯の神の強奪/The Trickster-God's Heist]](絵、ティボルトの変装)
  
 
===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-3-saga-tibalt-2021-01-20 Episode 3: The Saga of Tibalt]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034736/ メインストーリー第3話:ティボルトの英雄譚](Magic Story 2021年1月20日 Roy Graham著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-3-saga-tibalt-2021-01-20 Episode 3: The Saga of Tibalt]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034736/ メインストーリー第3話:ティボルトの英雄譚](Magic Story 2021年1月20日 Roy Graham著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kaldheim-2021-01-21 The Legends of Kaldheim]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034739/ カルドハイムの伝説たち](Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kaldheim-2021-01-21 The Legends of Kaldheim]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034739/ カルドハイムの伝説たち](Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
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*[https://www.youtube.com/watch?v=DmSpD4VINNs Kaldheim Official Cinematic – Magic: The Gathering]/[https://www.youtube.com/watch?v=JE9tiUWDxd0 <nowiki>[Trailer]</nowiki> マジック:ザ・ギャザリング――『カルドハイム』公式トレーラー](YouTube 2021年1月28日、ティボルトの変装として)
  
 
==その他==
 
==その他==
*モチーフは[[Wikipedia:ja:北欧神話|北欧神話]]の神、[[Wikipedia:ja:ロキ|ロキ]]だろう。[[Wikipedia:ja:オーディン|オーディン]]の義兄弟であり神々への貢献もしているが、悪戯好きかつ嘘吐きで、時に邪悪な一面を見せるなど、[[Wikipedia:ja:トリックスター|トリックスター]]の代名詞的存在である。[[Wikipedia:ja:バルドル|バルドル]]の殺害を唆し、神々を侮辱したことから捕縛され幽閉されるが、世界の終末[[Wikipedia:ja:ラグナロク|ラグナロク]]の際には自由の身となり、[[Wikipedia:ja:ヘイムダル|ヘイムダル]]と相打ちになるという。
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*モチーフは[[Wikipedia:ja:北欧神話|北欧神話]]の神、[[Wikipedia:ja:ロキ|ロキ]]<ref name="MM_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/kaldheim-storytime-part-2-2021-02-01 Kaldheim Storytime, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034764/ 『カルドハイム』の物語 その2]([[Making Magic]] [[2021年]]2月1日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[Wikipedia:ja:オーディン|オーディン]]の義兄弟であり神々への貢献もしているが、悪戯好きかつ嘘吐きで、時に邪悪な一面を見せるなど、[[Wikipedia:ja:トリックスター|トリックスター]]の代名詞的存在である。[[Wikipedia:ja:バルドル|バルドル]]の殺害を唆し、神々を侮辱したことから捕縛され幽閉されるが、世界の終末[[Wikipedia:ja:ラグナロク|ラグナロク]]の際には自由の身となり、[[Wikipedia:ja:ヘイムダル|ヘイムダル]]と相打ちになるという。
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**ロキは変身を得意とし、他者の姿に化ける様々なエピソードで知られる。ティボルトがヴァルキーに変装しているのは、これに捻りを加えたものである<ref name="MM_1" />。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2021年8月8日 (日) 12:00時点における最新版

ヴァルキー/Valkiカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Liesが初出。

目次

[編集] 解説

カルドハイム/Kaldheimスコーティ/The Skotiの一柱。男性。フードを目深に被った姿をしている(イラスト)。トリックスター/Trickster嘘つき/Ruse-Forger悪戯の王子/The Prince of Mischiefなど様々な二つ名を持つ。

嘘の神ヴァルキーは自惚れが強く利己的で、常にスコーティのトラブルの原因となっている――もちろん、わざとだ。彼は親しみやすくもなり、彼にその気があれば助けとなることさえあるが、これまでにあまりに多くの欺瞞的な行いをしてきたため、彼の言動を真に信用する者は誰一人いない。

ヴァルキーは常に悪戯を楽しんできたが、その悪戯は通常、残忍というよりは迷惑なものだった。しかし最近、何かが変わり、ヴァルキーの悪戯は悪意ある破壊的なものになってしまった。他の神々も彼を制御できずにいる。アールンド/Alrundは、彼が何らかの邪悪な陰謀に関わっているのではないかと疑っているが、その考えは胸の内に仕舞っている……今のところは。

神々の知らない秘密、それは本物のヴァルキーは幽閉されており、残忍なプレインズウォーカー/Planeswalkerティボルト/Tibaltが彼に成り代わっているということだ。ヴァルキーの姿を借りたティボルトは、世界樹/The World Treeのことを知るためにエシカ/Esikaに取り入ろうとしたが、彼女はヴァルキーと関わろうとはしなかった。現在ティボルトは独力で調査を行っており、長期間姿をくらまし、必要なものがあるときのみ他の神の前に現れる。神々のほとんどはヴァルキーの不在を歓迎し、安堵している。

なおこのWIKIでは便宜上、初出を嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Liesとして扱っているが、前述のとおり本物のヴァルキーは幽閉されておりカード化されたのはあくまでもヴァルキーに変装したティボルトである。 このため正確にはヴァルキーはまだカード化されていないキャラクターである。

[編集] 経歴

[編集] ティボルトの英雄譚/The Saga of Tibalt

カルドハイムでとある計画を進めたいティボルトは、変装を必要としていた。新参者の言うことなど誰も聞きはしないからだ。そして見つけたヴァルキーは、嘘の神でありながら、自分が嘘を吐かれたらまんまと騙されてしまった。ティボルトは魔法の鎖でヴァルキーを縛り、カーフェル/Karfellへと連行した。ティボルトはこの地の王、ナーフィ/Narfiと取引を済ませており、王宮にヴァルキーを幽閉した。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

カルドハイム
氷縛りの柱/Icebind Pillar

[編集] イラストに登場

カルドハイム
氷縛りの柱/Icebind Pillar悪戯の神の強奪/The Trickster-God's Heist(絵、ティボルトの変装)

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] その他

  • モチーフは北欧神話の神、ロキ[1]オーディンの義兄弟であり神々への貢献もしているが、悪戯好きかつ嘘吐きで、時に邪悪な一面を見せるなど、トリックスターの代名詞的存在である。バルドルの殺害を唆し、神々を侮辱したことから捕縛され幽閉されるが、世界の終末ラグナロクの際には自由の身となり、ヘイムダルと相打ちになるという。
    • ロキは変身を得意とし、他者の姿に化ける様々なエピソードで知られる。ティボルトがヴァルキーに変装しているのは、これに捻りを加えたものである[1]

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 Kaldheim Storytime, Part 2/『カルドハイム』の物語 その2Making Magic 2021年2月1日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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