クローンの造り手/Clone Crafter
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(ページの作成:「{{カードテキスト |カード名=Clone Crafter / クローンの造り手 |コスト=(1)(青) |タイプ=クリーチャー — 人間(Human)・ウィザード(Wiza...」) |
細 |
||
(5人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
5行: | 5行: | ||
|カードテキスト=クローンの造り手が戦場に出たとき、対戦相手のライブラリーにあるクリーチャー・カード1枚を無作為に選び、それの複写をあなたの手札に創出する。それは「あなたは、この呪文を唱えるためのマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を永久に得る。 | |カードテキスト=クローンの造り手が戦場に出たとき、対戦相手のライブラリーにあるクリーチャー・カード1枚を無作為に選び、それの複写をあなたの手札に創出する。それは「あなたは、この呪文を唱えるためのマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を永久に得る。 | ||
|PT=1/2 | |PT=1/2 | ||
+ | |Gathererid=548240 | ||
|アーティスト=Lie Setiawan | |アーティスト=Lie Setiawan | ||
− | |背景= | + | |背景=arena |
}} | }} | ||
− | + | 自身は2[[マナ]]1/2と大した戦力にならないが、[[ETB]]で[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]から戦力を[[複写]]して[[手札]]に拝借する[[ウィザード]]。 | |
+ | |||
+ | その名を関する[[クローン/Clone]]系列の[[カード]]は、すでに[[戦場]]にいる自軍のクリーチャーを[[コピー]]して戦力を水増ししたり、その状況で最も脅威になる対戦相手のクリーチャーに化けたりできる融通性が魅力なのだが、このカードはむしろ[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]に近く、使い勝手は全く異なる。 | ||
+ | |||
+ | [[ノンクリーチャー]]でない限り何かしらの成果は得られるものの、完全に対戦相手依存かつ[[無作為に]]選ばれるのがネックである。この点については、[[グッドスタッフ]]系の[[デッキ]]相手ならば質のブレが少ないため、そういったデッキが[[メタゲーム]]上位の環境ならば緩和できるが、それならばそもそもこのカードの枠を[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]に向いた優良カードに置き換えれば済む話。また、複写して[[創出]]するので、選ばれたカードは依然として対戦相手のライブラリーに残っており、潜在的な戦力を削ぐ効果がないのも微妙なところ。 | ||
+ | |||
+ | [[キューブ・ドラフト]]でなら[[構築]]と比べて[[シナジー]]が少ない[[パワーカード]]がデッキに投入される可能性が高くなるため、それを複写できる可能性に賭けて[[ピック]]してみるのも良いかもしれない。[[コントロール_(デッキ)|コントロールデッキ]]でもノンクリーチャーのものが少なくなる点も追い風。 | ||
+ | |||
+ | *同様の選出方法を持つカードとして、同じく[[デジタルゲーム]]専用カードである[[Aswan Jaguar]]がある。([[アストラルセット]]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]] |
2022年1月23日 (日) 01:20時点における最新版
MTGアリーナ専用カード
Clone Crafter / クローンの造り手 (1)(青)クリーチャー — 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
クローンの造り手が戦場に出たとき、対戦相手のライブラリーにあるクリーチャー・カード1枚を無作為に選び、それの複写をあなたの手札に創出する。それは「あなたは、この呪文を唱えるためのマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を永久に得る。
1/2アーティスト:Lie Setiawan
自身は2マナ1/2と大した戦力にならないが、ETBで対戦相手のライブラリーから戦力を複写して手札に拝借するウィザード。
その名を関するクローン/Clone系列のカードは、すでに戦場にいる自軍のクリーチャーをコピーして戦力を水増ししたり、その状況で最も脅威になる対戦相手のクリーチャーに化けたりできる融通性が魅力なのだが、このカードはむしろ豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryに近く、使い勝手は全く異なる。
ノンクリーチャーでない限り何かしらの成果は得られるものの、完全に対戦相手依存かつ無作為に選ばれるのがネックである。この点については、グッドスタッフ系のデッキ相手ならば質のブレが少ないため、そういったデッキがメタゲーム上位の環境ならば緩和できるが、それならばそもそもこのカードの枠をビートダウンに向いた優良カードに置き換えれば済む話。また、複写して創出するので、選ばれたカードは依然として対戦相手のライブラリーに残っており、潜在的な戦力を削ぐ効果がないのも微妙なところ。
キューブ・ドラフトでなら構築と比べてシナジーが少ないパワーカードがデッキに投入される可能性が高くなるため、それを複写できる可能性に賭けてピックしてみるのも良いかもしれない。コントロールデッキでもノンクリーチャーのものが少なくなる点も追い風。
- 同様の選出方法を持つカードとして、同じくデジタルゲーム専用カードであるAswan Jaguarがある。(アストラルセット)