ニヒリス/Nihilith
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+ | *能力によって時間カウンターを取り除くかどうかは選択可能である。 | ||
+ | *対戦相手が[[マッドネス]]のパーマネント・カードを捨ててそれをプレイしてきた場合には、時間カウンターは減らせない。こちらの手札破壊に対し、[[十二足獣/Dodecapod]]を捨てて直接場に出した場合なども同様。 | ||
+ | *同じく条件付で時間カウンターを取り除けるカードには[[深海のクラーケン/Deep-Sea Kraken]]がいる。 | ||
+ | **そちらと違ってニヒリスの場合は、残りカウンターが1個の時に[[刹那]]つきのインスタントやソーサリーを使われても問題はない。[[誘発]]のタイミングはあくまで「カードが墓地に置かれるたび」である。刹那があっても、それが解決され墓地に置かれれば、後は通常通り処理される。 | ||
+ | *[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]なら一発で待機解除できる。 | ||
+ | *同じ6マナで畏怖と待機を持つ黒クリーチャーには[[肥満死体/Corpulent Corpse]]がある。 | ||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''ニヒリス'''/''Nihilith''は時の裂け目(time rift)からこちらの世界に現れようとしている怪物。赤紫色の触手以外はシルエットで全体像がうかがい知れるのみ({{日本語画像|Nihilith}})。 | ||
+ | *「Nihilith」の語源はラテン語の「nothing(無)」を意味する「nihil-」([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc95 Eat Your Words]参照)。これに「-lith(~の人、~のもの)」を合わせた合成語で「無から生まれた者」くらいの意と思われる。ちなみに中国語版では「凝虚姿(無が固まった姿)」とされている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:未来予知]] - [[レア]] |
2008年7月13日 (日) 22:28時点における版
クリーチャー — ホラー(Horror)
畏怖(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
待機7 ― (1)(黒)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(1)(黒)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが7個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。それは速攻を持つ。)
カードがいずれかの領域から対戦相手の墓地に置かれるたび、ニヒリスが待機状態である場合、あなたはニヒリスから時間カウンターを1個取り除いてもよい。
同マナ域の黒の畏怖持ちと比較すると、サイズ・能力共に強力な部類。しかし、マナ・コスト6点と重く、素出しではいささか遅いため、待機を活用することになる。その待機の数値は7と大きいものの、条件付で時間カウンターを取り除く能力を持つため、実際には意外に早く場に出てこられる。
時間カウンターを取り除く条件は、対戦相手の墓地にカードが置かれること。カードがどの領域から墓地に置かれたかを問わないため、パーマネント除去や手札破壊、ライブラリー破壊のいずれの方法でも能動的にカウンターを減らすことができる(中でも手札破壊やクリーチャー破壊、土地破壊は黒の得意分野である)。また、対戦相手のプレイしたインスタントやソーサリーが墓地に置かれた場合も、当然時間カウンターを減らすことができる。
構築ではアグロ系デッキへの投入は困難かもしれない。可能性があるのは手札破壊や土地破壊のほか、大量破壊カードを含むデッキだろうか。
時のらせんブロック構築では黒コントロールに採用されその名を冠したニヒリスコントロールのキーカードとなった。
- 能力によって時間カウンターを取り除くかどうかは選択可能である。
- 対戦相手がマッドネスのパーマネント・カードを捨ててそれをプレイしてきた場合には、時間カウンターは減らせない。こちらの手札破壊に対し、十二足獣/Dodecapodを捨てて直接場に出した場合なども同様。
- 同じく条件付で時間カウンターを取り除けるカードには深海のクラーケン/Deep-Sea Krakenがいる。
- 不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableなら一発で待機解除できる。
- 同じ6マナで畏怖と待機を持つ黒クリーチャーには肥満死体/Corpulent Corpseがある。
ストーリー
ニヒリス/Nihilithは時の裂け目(time rift)からこちらの世界に現れようとしている怪物。赤紫色の触手以外はシルエットで全体像がうかがい知れるのみ(イラスト)。
- 「Nihilith」の語源はラテン語の「nothing(無)」を意味する「nihil-」(Eat Your Words参照)。これに「-lith(~の人、~のもの)」を合わせた合成語で「無から生まれた者」くらいの意と思われる。ちなみに中国語版では「凝虚姿(無が固まった姿)」とされている。