モラディンの炎/Flames of Moradin

提供：MTG Wiki

2022年7月18日 (月) 05:28時点における版 (編集) Kam (トーク | 投稿記録) 細 ←古い編集		2022年7月23日 (土) 21:35時点における版 (編集) (取り消し) MOO (トーク | 投稿記録) 新しい編集→
8行：		8行：
	}}		}}
−	{{未評価|アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート}}	+	[[アーティファクト]]を[[破壊]]しつつ、[[トークン]]でないものは複写を[[創出]]する[[ソーサリー]]。[[コスト]]が[[赤マナ]]1つになるが、[[終了ステップ]]に[[生け贄に捧げる]]ことになる。
		+
		+	単なるアーティファクト対策としては少々[[重い]]。[[ローテーション]]を同じくする[[呪文]]には[[単体除去]]として[[似姿焼き/Raze the Effigy]]や[[削剥/Abrade]]が、[[全体除去]]としては更に1[[マナ]]重いが[[全体火力]]も兼ねる[[構造的突撃/Structural Assault]]が存在。比較すると破壊できる数がやや中途半端。大量展開には対処できず、少数の展開に対しても、他の[[除去]]の方が汎用性で勝る。
		+
		+	よって採用する場合は、複写を有効活用できることを前提にすることになる。[[サイドボード]]として強烈なアーティファクトを用いる[[デッキ]]への[[メタ]]として用いたり、[[実験統合機/Experimental Synthesizer]]のような能動的に破壊して[[アドバンテージ]]を稼げる[[カード]]と併用するのがよいだろう。アーティファクトを[[唱える]]ことが[[誘発]]のトリガーになる[[継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton]]、[[龍火花の反応炉/Dragonspark Reactor]]なども性能が合致しつつ、[[色]]も噛み合う。
		+
		+	メタカードとして使う場合、自壊の早さから効果的に使える相手は限られる。[[アーティファクト・クリーチャー]]の場合は[[召喚酔い]]が明ける前に[[生け贄]]になってしまうので、[[速攻]]を持っていなければ[[攻撃]]も[[タップ能力]]も行えないまま[[死亡]]する。これは[[永久に]]付与する[[効果]]であるため、[[回収]]や[[リアニメイト]]と併用しても同様。また、[[マナコスト]]以外に必要な[[マナ]]については書き換えてくれないので、[[起動型能力]]を目当てに使う場合は注意。[[対応して]]生け贄に捧げられたりしても、これにより破壊されてないので当然複写は出ない。
		+
		+	[[リミテッド]]では、元々相手を選ぶ性質に加え、有力かつ瞬間的な用法が可能なアーティファクトが少ない。上手く使えばアドバンテージが取れるのは確かだが、[[腐る]]危険も大きく優先的な[[ピック]]をするかは考え物。一応トークンであっても複写はできないだけで破壊は可能なため、[[宝物]]を始めとするアーティファクト・トークンを除去することはできる。ただし前述の通り、これ自体が重いことから[[テンポ・アドバンテージ]]については失いやすい。
	==参考==		==参考==
	*[[カード個別評価：アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート]] - [[レア]]		*[[カード個別評価：アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート]] - [[レア]]

---

2022年7月23日 (土) 21:35時点における版

アーティファクトを破壊しつつ、トークンでないものは複写を創出するソーサリー。コストが赤マナ1つになるが、終了ステップに生け贄に捧げることになる。

単なるアーティファクト対策としては少々重い。ローテーションを同じくする呪文には単体除去として似姿焼き/Raze the Effigyや削剥/Abradeが、全体除去としては更に1マナ重いが全体火力も兼ねる構造的突撃/Structural Assaultが存在。比較すると破壊できる数がやや中途半端。大量展開には対処できず、少数の展開に対しても、他の除去の方が汎用性で勝る。

よって採用する場合は、複写を有効活用できることを前提にすることになる。サイドボードとして強烈なアーティファクトを用いるデッキへのメタとして用いたり、実験統合機/Experimental Synthesizerのような能動的に破壊してアドバンテージを稼げるカードと併用するのがよいだろう。アーティファクトを唱えることが誘発のトリガーになる継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton、龍火花の反応炉/Dragonspark Reactorなども性能が合致しつつ、色も噛み合う。

メタカードとして使う場合、自壊の早さから効果的に使える相手は限られる。アーティファクト・クリーチャーの場合は召喚酔いが明ける前に生け贄になってしまうので、速攻を持っていなければ攻撃もタップ能力も行えないまま死亡する。これは永久に付与する効果であるため、回収やリアニメイトと併用しても同様。また、マナコスト以外に必要なマナについては書き換えてくれないので、起動型能力を目当てに使う場合は注意。対応して生け贄に捧げられたりしても、これにより破壊されてないので当然複写は出ない。

リミテッドでは、元々相手を選ぶ性質に加え、有力かつ瞬間的な用法が可能なアーティファクトが少ない。上手く使えばアドバンテージが取れるのは確かだが、腐る危険も大きく優先的なピックをするかは考え物。一応トークンであっても複写はできないだけで破壊は可能なため、宝物を始めとするアーティファクト・トークンを除去することはできる。ただし前述の通り、これ自体が重いことからテンポ・アドバンテージについては失いやすい。

参考

• カード個別評価：アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート - レア