世界の源獣/Genju of the Realm
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*[[伝説の|伝説]]でないものを伝説にできる珍しいカード。直接伝説にするようなカードは、[[ギルドパクト]]で[[不同の力線/Leyline of Singularity]]が登場するまで唯一のカードだった。 | *[[伝説の|伝説]]でないものを伝説にできる珍しいカード。直接伝説にするようなカードは、[[ギルドパクト]]で[[不同の力線/Leyline of Singularity]]が登場するまで唯一のカードだった。 | ||
**[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更の結果こうなった。それ以前のルールでは、[[奸謀/Conspiracy]]で[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]の[[クリーチャー・タイプ]]を指定するなどすれば、クリーチャーを伝説化することができた。 | **[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更の結果こうなった。それ以前のルールでは、[[奸謀/Conspiracy]]で[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]の[[クリーチャー・タイプ]]を指定するなどすれば、クリーチャーを伝説化することができた。 | ||
− | * | + | *クリーチャー化後は、[[隔離するタイタン/Sundering Titan]]を上回る[[タフネス]]偏重クリーチャーとなる。当時この数字に達していたのは、12/12の[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]と[[クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper]]だけであった。この記録は後に[[土着のワーム/Autochthon Wurm]]に塗り替えられる。 |
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+ | *自分が同じ[[カード名]]の土地を二つコントロールしていて、一方を世界の源獣で[[クリーチャー化]]し、もう一方を別の方法でクリーチャー化した場合は、[[レジェンド・ルール]]により一方を[[墓地に置く]]必要はない。レジェンド・ルールは、同名カードの両方が伝説である場合に機能する。 | ||
+ | **両方をこれでクリーチャー化した場合は一方を墓地に置く必要があるが、そもそもこれ自身が伝説であるため、そのような状況は基本的に起こらない(クリーチャー化の能力を起動する前に[[状況起因処理]]で墓地に置かれる)。 | ||
+ | *クリーチャー化した土地をさらに別の[[効果]]がクリーチャー化した場合、後から適用された効果によって上書きされる([[特性]]や[[種類別]]も参照)。 | ||
+ | **上書きされなかった部分は継続する。例えば[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]をそれ自身の能力でクリーチャー化した後に、世界の源獣でクリーチャー化した場合、[[P/T]]や[[クリーチャー・タイプ]]などは上書きされるが、「[[青]]である」や「[[飛行]]を持つ」は上書きされないのでそのままである。 | ||
+ | **神河謀叛発売当初はこのあたりのルールが未整備であり、[[未解決問題]]として議論されていた(2005年2月時点)。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] | ||
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2022年8月31日 (水) 16:49時点における最新版
Genju of the Realm / 世界の源獣 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のエンチャント — オーラ(Aura)
伝説のエンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
(2):エンチャントされている土地は、ターン終了時までトランプルを持つ8/12の伝説のスピリット(Spirit)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
エンチャントされている土地が墓地に置かれたとき、あなたの墓地にある世界の源獣をあなたの手札に戻してもよい。
5色の源獣。エンチャントされている土地をトランプルを持った8/12の伝説のクリーチャーにする。
トランプルで攻撃を通しやすく、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusすらブロックできるタフネスを持ったクリーチャーを、毎ターン実質3マナで用意できる。5色なので唱えることは難しいが、それさえクリアできればエンドカード級の性能を持つ。
普通に基本土地あたりに使っても十分強いが、何らかの能力を持つ土地につけるのも面白い。ダークスティールの城塞/Darksteel Citadelにつけると8/12の破壊不能・トランプルという、ダークスティールの巨像並の怪物が登場。また野の源獣/Genju of the Fieldsや滝の源獣/Genju of the Fallsと併用して魂の絆能力や飛行まで追加するのも、オーバーキル感はあるが、豪快で楽しい。
やはり唱えることができるかがネックなので、できるならマナ・コストを踏み倒す手段が欲しい。不朽の理想デッキは歴伝のせいで土地やマナが余りがちである点も噛み合っていて相性がよく、たまに1枚挿されている。またレクターコントロールあたりに隠し味として投入されている例も。
- 他の源獣と違い、エンチャント対象が基本土地タイプを持っていなくともよく、またクリーチャー化した際に色がつかない。
- 初の伝説のオーラであり、初の5色エンチャント。以前は「伝説のエンチャント(土地)」とタイプ行に表記されていたためか、伝説の土地にしかエンチャントできないと誤解したプレイヤーもいた。
- 神河謀叛唯一の多色カード。スカージ以来これまで多色カードは出ていないので、アンヒンジドやプロモーション・カードを除けば、新枠初の多色カードでもある。
- 伝説でないものを伝説にできる珍しいカード。直接伝説にするようなカードは、ギルドパクトで不同の力線/Leyline of Singularityが登場するまで唯一のカードだった。
- 神河物語でのレジェンド・ルール変更の結果こうなった。それ以前のルールでは、奸謀/Conspiracyでレジェンドのクリーチャー・タイプを指定するなどすれば、クリーチャーを伝説化することができた。
- クリーチャー化後は、隔離するタイタン/Sundering Titanを上回るタフネス偏重クリーチャーとなる。当時この数字に達していたのは、12/12のファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtとクローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraperだけであった。この記録は後に土着のワーム/Autochthon Wurmに塗り替えられる。
[編集] ルール
- 自分が同じカード名の土地を二つコントロールしていて、一方を世界の源獣でクリーチャー化し、もう一方を別の方法でクリーチャー化した場合は、レジェンド・ルールにより一方を墓地に置く必要はない。レジェンド・ルールは、同名カードの両方が伝説である場合に機能する。
- 両方をこれでクリーチャー化した場合は一方を墓地に置く必要があるが、そもそもこれ自身が伝説であるため、そのような状況は基本的に起こらない(クリーチャー化の能力を起動する前に状況起因処理で墓地に置かれる)。
- クリーチャー化した土地をさらに別の効果がクリーチャー化した場合、後から適用された効果によって上書きされる(特性や種類別も参照)。
- 上書きされなかった部分は継続する。例えばフェアリーの集会場/Faerie Conclaveをそれ自身の能力でクリーチャー化した後に、世界の源獣でクリーチャー化した場合、P/Tやクリーチャー・タイプなどは上書きされるが、「青である」や「飛行を持つ」は上書きされないのでそのままである。
- 神河謀叛発売当初はこのあたりのルールが未整備であり、未解決問題として議論されていた(2005年2月時点)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
神河謀叛の源獣サイクル。土地にエンチャントし、その土地をクリーチャー化する起動型能力を持つ。また、エンチャントされた土地が墓地に置かれると手札に戻る。
- 野の源獣/Genju of the Fields
- 滝の源獣/Genju of the Falls
- 湿原の源獣/Genju of the Fens
- 尖塔の源獣/Genju of the Spires
- 香杉の源獣/Genju of the Cedars
- 世界の源獣/Genju of the Realm