ルアダッハの女王オーリナル/Queen Allenal of Ruadach
提供:MTG Wiki
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[オドリックの十字軍/Crusader of Odric]]系列の[[クリーチャー]]数が[[パワー/タフネス]]に直結する[[伝説の]][[エルフ]]・[[貴族]]。クリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]するときに1/1の[[兵士]]1体をオマケしてくれる。 | [[オドリックの十字軍/Crusader of Odric]]系列の[[クリーチャー]]数が[[パワー/タフネス]]に直結する[[伝説の]][[エルフ]]・[[貴族]]。クリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]するときに1/1の[[兵士]]1体をオマケしてくれる。 | ||
− | [[スタンダード]]においては同セットの[[国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII]]や、[[ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Second]]などの[[舞台座一家/The Cabaretti]] | + | [[スタンダード]]においては同セットの[[国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII]]や、[[ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Second]]などの[[舞台座一家/The Cabaretti]]との相性が良い[[能力]]。[[全体強化]]やトークンを軸とした[[デッキ]]に単体[[打点]]を追加するが、この手の[[カード]]の例に漏れず[[全体火力]]には弱い。 |
[[リミテッド]]では[[白]]に[[アルガイヴの騎兵/Argivian Cavalier]]や[[アルガイヴの密集軍/Argivian Phalanx]]といった相性の良い[[コモン]]がいる一方、[[緑]]の[[カード]]とはあまり噛み合わない。むしろ[[ケルドの急襲隊/Keldon Strike Team]]や[[アルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiter]]、[[戦元の熱狂/Warhost's Frenzy]]などの存在から緑を[[マナ基盤]]の安定化と割り切った白タッチ[[赤緑]]が有力となるだろう。その性質上単体で[[アーキタイプ]]を定義できるほど有力ではないことは注意したい。 | [[リミテッド]]では[[白]]に[[アルガイヴの騎兵/Argivian Cavalier]]や[[アルガイヴの密集軍/Argivian Phalanx]]といった相性の良い[[コモン]]がいる一方、[[緑]]の[[カード]]とはあまり噛み合わない。むしろ[[ケルドの急襲隊/Keldon Strike Team]]や[[アルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiter]]、[[戦元の熱狂/Warhost's Frenzy]]などの存在から緑を[[マナ基盤]]の安定化と割り切った白タッチ[[赤緑]]が有力となるだろう。その性質上単体で[[アーキタイプ]]を定義できるほど有力ではないことは注意したい。 | ||
15行: | 15行: | ||
*元の[[効果]]で生成されるトークンに適用される、そのトークンの[[特性]]以外の効果は、追加で生成された兵士にも適用される。 | *元の[[効果]]で生成されるトークンに適用される、そのトークンの[[特性]]以外の効果は、追加で生成された兵士にも適用される。 | ||
**例)[[トラブルメーカー、ジャクシス/Jaxis, the Troublemaker]]の能力でトークンを生成した場合、追加生成された兵士トークンも[[速攻]]と[[死亡]]したときに[[カード]]を[[引く]]能力を[[得る]]とともに、[[終了ステップ]]の開始時に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。 | **例)[[トラブルメーカー、ジャクシス/Jaxis, the Troublemaker]]の能力でトークンを生成した場合、追加生成された兵士トークンも[[速攻]]と[[死亡]]したときに[[カード]]を[[引く]]能力を[[得る]]とともに、[[終了ステップ]]の開始時に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。 | ||
− | *トークンがどの[[プレイヤー]]の[[コントロール]] | + | *トークンがどの[[プレイヤー]]の[[コントロール]]で戦場に出るかを変更する効果([[狡猾な巾着切り/Crafty Cutpurse]]、[[標本集め/Gather Specimens]]など)がある場合、それはオーリナルよりも前に適用される。 |
− | + | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/団結のドミナリアのCCD伝説のクリーチャー}} | {{サイクル/団結のドミナリアのCCD伝説のクリーチャー}} | ||
− | + | ==ストーリー== | |
+ | '''オーリナル'''/''Allenal''は[[ドミナリア/Dominaria]]の[[ハーフエルフ/Half-Elf]]。女性({{Gatherer|id=575995}})。 | ||
+ | |||
+ | その長い寿命ゆえに、多くの[[エルフ/Elf#ドミナリア|エルフ/Elf]]は旧[[ファイレクシア/Phyrexia]]の[[インベイジョン・ブロック|侵攻]]を覚えている。[[ラノワール/Llanowar]]の[[エルフェイム/Elfhame]]の一つ、ルアダッハ/Ruadachを治める彼女もその一人だ。数百年前、母が別次元からの侵略者に殺された時、若き女王オーリナルは復讐を誓った。ファイレクシアが帰還した今、まさにその機会が訪れている。 | ||
===登場記事・登場作品=== | ===登場記事・登場作品=== | ||
− | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-youll-find-dominaria-united-2022-09-01 The Legends You'll Find in Dominaria United]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036280/ 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち](Feature [[2022年]]9月1日 [[Roy Graham]]著) | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-youll-find-dominaria-united-2022-09-01 The Legends You'll Find in Dominaria United]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036280/ 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち](Feature [[2022年]]9月1日 [[Roy Graham]]著) |
==参考== | ==参考== |
2023年5月23日 (火) 18:45時点における最新版
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)
ルアダッハの女王オーリナルのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい。
1体以上のクリーチャー・トークンがあなたのコントロール下で生成されるなら、代わりに、それらのトークンに加えて白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。
オドリックの十字軍/Crusader of Odric系列のクリーチャー数がパワー/タフネスに直結する伝説のエルフ・貴族。クリーチャー・トークンを生成するときに1/1の兵士1体をオマケしてくれる。
スタンダードにおいては同セットの国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIIIや、ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondなどの舞台座一家/The Cabarettiとの相性が良い能力。全体強化やトークンを軸としたデッキに単体打点を追加するが、この手のカードの例に漏れず全体火力には弱い。
リミテッドでは白にアルガイヴの騎兵/Argivian Cavalierやアルガイヴの密集軍/Argivian Phalanxといった相性の良いコモンがいる一方、緑のカードとはあまり噛み合わない。むしろケルドの急襲隊/Keldon Strike Teamやアルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiter、戦元の熱狂/Warhost's Frenzyなどの存在から緑をマナ基盤の安定化と割り切った白タッチ赤緑が有力となるだろう。その性質上単体でアーキタイプを定義できるほど有力ではないことは注意したい。
- 能力はリスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel Generalに近いが、非クリーチャーのトークンには影響しない。
- 同様のトークンの生成時に特性を変更する・追加でトークンを生成する効果を持つカードは神聖な訪問/Divine Visitationを参照。
[編集] ルール
- 1つ目の能力
- 2つ目の能力
- 元の効果で生成されるトークンに適用される、そのトークンの特性以外の効果は、追加で生成された兵士にも適用される。
- トークンがどのプレイヤーのコントロールで戦場に出るかを変更する効果(狡猾な巾着切り/Crafty Cutpurse、標本集め/Gather Specimensなど)がある場合、それはオーリナルよりも前に適用される。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
団結のドミナリアの、異なる色の色マナ1点と2点の組み合わせをマナ・コストに含む多色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はアンコモン。
- 空騎士、トゥーラ・ケネルッド/Tura Kennerud, Skyknight(白青)
- ベナリアの堕落者、アロン/Aron, Benalia's Ruin(白黒)
- シェオルドレッドの心酔者、ローナ/Rona, Sheoldred's Faithful(青黒)
- 嵐の走者、ナジャル/Najal, the Storm Runner(青赤)
- ケルドの血拳、ガルナ/Garna, Bloodfist of Keld(黒赤)
- トゥーグの落とし子、ウゥーグ/Uurg, Spawn of Turg(黒緑)
- 巣穴の長、ルリク・モンス/Rulik Mons, Warren Chief(赤緑)
- 憤怒の乗り手、アヴナントのトーリ/Tori D'Avenant, Fury Rider(赤白)
- ルアダッハの女王オーリナル/Queen Allenal of Ruadach(緑白)
- 潮に仕えるもの、タトヨヴァ/Tatyova, Steward of Tides(緑青)
友好色は色の組み合わせ表記の後ろ側、対抗色は前側のマナ・シンボルが2点になっている。
[編集] ストーリー
オーリナル/Allenalはドミナリア/Dominariaのハーフエルフ/Half-Elf。女性(イラスト)。
その長い寿命ゆえに、多くのエルフ/Elfは旧ファイレクシア/Phyrexiaの侵攻を覚えている。ラノワール/Llanowarのエルフェイム/Elfhameの一つ、ルアダッハ/Ruadachを治める彼女もその一人だ。数百年前、母が別次元からの侵略者に殺された時、若き女王オーリナルは復讐を誓った。ファイレクシアが帰還した今、まさにその機会が訪れている。