アルファ版
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− | *このルールが制定される以前は「『アルファ版』のカードのみで[[デッキ]] | + | *このルールが制定される以前は「『アルファ版』のカードのみで[[デッキ]]を組む」という条件で使用を許可されていた。そのため、アルファ版よりベータ版の方が高値で取引される事が多かった。(今では希少性もあり、アルファ版の方が高値で取引されている) |
+ | *強力なカードが多いとはいえ『アルファ版』のみでデッキを組むのは難しいという向きも多いが、[[ステイシス]][[ロック]]のパーツはひと通り収録されており、組むことができる。 | ||
[[Mark Rosewater]]によると、6ヵ月で100万枚売る予定だったが、わずか1週間で売切れてしまったらしい。 | [[Mark Rosewater]]によると、6ヵ月で100万枚売る予定だったが、わずか1週間で売切れてしまったらしい。 | ||
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『アルファ版』には印刷上の誤りが多かった。具体的には以下の通り。 | 『アルファ版』には印刷上の誤りが多かった。具体的には以下の通り。 | ||
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− | *[[幻影の軍団/Phantasmal Forces]]と[[大地の怒り/Force of Nature]]の[[アップキープ・コスト]]が、[[マナ・シンボル]]ではなく「U」や「G」と表記されている<ref>[ | + | *[[幻影の軍団/Phantasmal Forces]]と[[大地の怒り/Force of Nature]]の[[アップキープ・コスト]]が、[[マナ・シンボル]]ではなく「U」や「G」と表記されている<ref>[https://web.archive.org/web/20220526054217/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/alpha-oops-2002-02-01 Alpha "Oops..."(Internet Archive) ]([[Daily MTG]] Arcana 2002年2月1日)</ref>。 |
− | *[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]と[[オークの軍旗/Orcish Oriflamme]]のコストがいずれも「(1)(赤)」になってしまっている<ref>[ | + | *[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]と[[オークの軍旗/Orcish Oriflamme]]のコストがいずれも「(1)(赤)」になってしまっている<ref>[https://web.archive.org/web/20210927044626/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/alpha-oops-ii-2002-02-25 Alpha "Oops..." II(Internet Archive)]([[Daily MTG]] Arcana 2002年2月25日)</ref>。 |
− | *[[赤霊破/Red Elemental Blast]]の[[カード・タイプ]]が[[インスタント]]になっている。これは当時の[[ルール]]では[[インタラプト]]でなければならなかった<ref>[ | + | *[[赤霊破/Red Elemental Blast]]の[[カード・タイプ]]が[[インスタント]]になっている。これは当時の[[ルール]]では[[インタラプト]]でなければならなかった<ref>[https://web.archive.org/web/20210928062941/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/alpha-oops%E2%80%A6-vi-2002-09-12 Alpha "Oops..." VI(Internet Archive)]([[Daily MTG]] Arcana 2002年9月12日)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20210924234711/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/alpha-red-elemental-blast-2004-03-30 Alpha Red Elemental Blast(Internet Archive)]([[Daily MTG]] Arcana 2004年3月30日)</ref>。 |
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+ | *[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]の[[アーティスト]]が[[Mark Tedin]]ではなく[[Anson Maddocks]]になってしまっている。 | ||
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2023年8月23日 (水) 11:26時点における最新版
アルファ版(Limited Edition Alpha、略号:LA、LEA)は、リミテッド・エディションの第一刷。
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[編集] 概要
リミテッド・エディションの最初に印刷された260万枚分を『アルファ版』という。
『アルファ版』のカードは現在のものよりも四隅が丸みを帯びている。また、第4版とアイスエイジの一部のカードにも、同じカット形状のカードが混入してしまっている。これらの『アルファ版』カットのカードを使ってゲームをする場合、現在のものと区別が付かないように不透明スリーブに入れなければならない。
- このルールが制定される以前は「『アルファ版』のカードのみでデッキを組む」という条件で使用を許可されていた。そのため、アルファ版よりベータ版の方が高値で取引される事が多かった。(今では希少性もあり、アルファ版の方が高値で取引されている)
- 強力なカードが多いとはいえ『アルファ版』のみでデッキを組むのは難しいという向きも多いが、ステイシスロックのパーツはひと通り収録されており、組むことができる。
Mark Rosewaterによると、6ヵ月で100万枚売る予定だったが、わずか1週間で売切れてしまったらしい。
[編集] 印刷の誤謬
『アルファ版』には印刷上の誤りが多かった。具体的には以下の通り。
- 黒の防御円/Circle of Protection: BlackとVolcanic Islandが欠落している[1][2]。
- 幻影の軍団/Phantasmal Forcesと大地の怒り/Force of Natureのアップキープ・コストが、マナ・シンボルではなく「U」や「G」と表記されている[3]。
- オーク弩弓隊/Orcish Artilleryとオークの軍旗/Orcish Oriflammeのコストがいずれも「(1)(赤)」になってしまっている[4]。
- 赤霊破/Red Elemental Blastのカード・タイプがインスタントになっている。これは当時のルールではインタラプトでなければならなかった[5][6]。
- エルフの射手/Elvish Archersのパワー/タフネスが「1/2」となっている[7]。
- Cyclopean Tombのマナ・コストが欠落している[8]。
- 赤の防御円/Circle of Protection: RedのアーティストがMark TedinではなくAnson Maddocksになってしまっている。
- Sedge TrollのアーティストがDan FrazierではなくJeff A. Mengesになってしまっている。
これらは全て『ベータ版』で修正されている。
[編集] 関連記事
- ↑ Alpha "Oops..." III(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年4月10日)
- ↑ Alpha "Oops..." V(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年7月12日)
- ↑ Alpha "Oops..."(Internet Archive) (Daily MTG Arcana 2002年2月1日)
- ↑ Alpha "Oops..." II(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年2月25日)
- ↑ Alpha "Oops..." VI(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年9月12日)
- ↑ Alpha Red Elemental Blast(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2004年3月30日)
- ↑ Alpha "Oops..." VII(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年8月4日)
- ↑ Alpha "Oops..." IV(Internet Archive)(Daily MTG Arcana 2002年5月15日)