物好きな死者/Curious Cadaver
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:カルロフ邸殺人事件]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:カルロフ邸殺人事件]] - [[アンコモン]] |
2024年4月1日 (月) 22:46時点における最新版
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 探偵(Detective)
飛行
あなたが手掛かり(Clue)1つを生け贄に捧げたとき、あなたの墓地にある物好きな死者をあなたの手札に戻す。
手掛かりを生け贄に捧げれば墓地から手札に舞い戻るゾンビ・探偵。
基本性能は4マナ3/1。飛行を持つとはいえ頼りないが、いくら除去されても墓地に落ちただけなら戻ってくるとあれば話は変わる。手掛かりについてはコストではなく誘発条件なのでアドバンテージを失う必要は無く、手掛かりそのものが2マナで自身を生け贄に捧げることが出来る都合、サクり台の用意すら無くとも機能する。手掛かりを安定して供給できるデッキであれば、単なる戦力としても、繰り返し使える追加コストとしての運用も考慮可能。4マナとそこそこのマナ総量は、追加コストにしたカードのマナ総量に応じて効果が上がる呪文にとってはむしろ有益に働いてくれる。複数枚墓地に落ちた場合は纏めて手札に戻ってくる訳で、ルーターに使う等しても相当なカード・アドバンテージに繋がる。
一方、前述の通り戦場における性能はシンプルなフレンチ・バニラ。リミテッドなら調査と同時にピック出来れば、何度も舞い戻る3/1のフライヤーは勝利を決定づけるのに十分な圧力を持つ一方、構築では追放除去の数がリミテッドから飛躍的に増えるし、クリーチャーの質も全体的に底上げされるため、戦力としてやや劣る印象も強い。幸い、クリーチャー・タイプはイニストラード:真紅の契りでフィーチャーされたゾンビであり、タイプ的デッキであればシンプルにビートダウン目的でも採用できそうだが、それ以外のデッキならば前述のように、何度も手札に舞い戻る追加コストとしての活用もできるようにしておきたい。
リミテッドにおいてはチョーク・アウトライン/Chalk Outlineとの相性が良好で、互いに誘発条件を満たせる。
- 何度でも手札に舞い戻る青黒のゾンビというのは死の達人/Master of Deathを彷彿とさせる。サイズも同様だが、条件の違いから直接的なリメイクとは言い難いか。こちらは自動で戻ってこない代わりに、条件を満たせるなら1ターンに何度でも戻ってくる強みを持つ。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
カルロフ邸殺人事件の2色の指針アンコモンサイクル。リミテッドのそれぞれの2色のアーキタイプに対応している。青赤と黒赤のみ2枚ずつ存在する。
- 私立探偵/Private Eye(白青、探偵)
- たなびき飲みの吸血鬼/Wispdrinker Vampire(白黒、パワー2以下)
- 物好きな死者/Curious Cadaver(青黒、手掛かり)
- 探偵鞄/Detective's Satchel(青赤、アーティファクトの生け贄)
- 煌く機械ドレイク/Gleaming Geardrake(同上)
- 致命的な紛糾/Deadly Complication(黒赤、容疑)
- ルーン印の曲芸者/Rune-Brand Juggler(同上)
- 陰湿な根/Insidious Roots(黒緑、クリーチャー・カードが墓地から離れる)
- ブリキ通りの噂好き/Tin Street Gossip(赤緑、変装)
- 妨げる若者/Meddling Youths(赤白、3体以上で攻撃)
- スマーラの歩哨/Sumala Sentry(緑白、表向きになったとき)
- 証拠審理員/Evidence Examiner(緑青、証拠収集)