テーロス/Theros

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{{Otheruses|ストーリー用語|エキスパンション|テーロス}}
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{{Otheruses|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|[[カード・セット]]|テーロス}}
  
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'''テーロス'''/''Theros''は、[[多元宇宙/Multiverse]]に存在する[[次元/Plane]]の一つ。[[テーロス・ブロック]]、[[テーロス還魂記]]の舞台となった。
  
'''テーロス'''/''Theros''は、[[多元宇宙/Multiverse]]に存在する[[次元/Plane]]のひとつ。[[テーロス・ブロック]]の舞台となった。
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==世界観==
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ギリシャ神話をモチーフとした次元。「自然」や「概念」などの抽象的かつ強大な存在が具現化したような、[[エンチャント]](魔力)でも[[クリーチャー]](生物)でもある[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|'''神々'''/''Gods'']]が統べる世界である。
  
*ギリシャ語では'''θέρος'''と表記し、「夏」を意味する。
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テーロスにおいて、エンチャントとは「形を持った魔力」のことである。神々とその所有物や眷属の他にも、神々が魔力に独自の形を与えることで生まれるものもある。いずれにせよエンチャントは神の力の産物であるゆえ、定命の者にとっては神々の恵みの一つである。
  
==世界観==
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神々は定命の者たちの信仰を集めているが、その多くは移り気で利己的、かつ狭量。定命の者に慈悲深く手を差し伸べることもあれば、気まぐれに理不尽とも言える天罰を下すこともある。神同士の争いに人々を利用し、巻き込むことすら珍しくない。
ギリシャ神話をモチーフとした次元。「自然」や「概念」などの抽象的かつ強大な存在が具現化したような、[[エンチャント]](魔力)でも[[クリーチャー]](生物)でもある存在である'''神々'''/''Gods''が世を支配し、定命の者たちの信仰を集めている世界である。
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テーロスにおいて、エンチャントとは「形を持った魔力」のことである。神々とその所有物や眷属の他にも、神々が魔力に独自の形を与えることで生まれるものもある。いずれにせよエンチャントは神の力の産物であるゆえ、定命の人々/Mortalsにとっては神々の恵みのひとつである。
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===神話===
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テーロスは神話の次元である。この世界には様々な怪物が棲息し人々を脅かしているが、神々の加護を受けた英雄は超自然的な力を発揮してそれらを倒す。彼らの活躍は神話となり語り継がれる――場合によっては、わずかひと月で。
  
この次元は、生ける定命の者たちが暮らす世界(しばしば生者達の陽光の世界/the sunlit realm of the livingと呼ばれる)、神々の故郷たる夜の世界'''ニクス'''/''Nyx''とに分かれている。神々やそのしもべが人々の前に姿を現すとき、彼らは自身にニクスを満たして現れる。そのためその姿形の影がかかる部分には、彼らが陽光と夜の世界をまたぐ事を示すように夜空が写る。またテーロスの定命の者が眠り夢を見るとき、それは「ニクスを訪れている」のだと言われており、その夢もまた神々からの贈り物のひとつだと考えられている。
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著名な叙事詩としては、[[テーリアス/The Theriad]]と[[カラフィ/Callaphe|カラフェイア/The Callapheia]]がある。
  
テーロスの定命の者は、その寿命を終えると死の国/Underworldへ行き着く。死の国はテーロスの世界を囲む5つの大河の向こうに存在すると云われるが、地割れや洞窟なども死の国へ繋がっているとされる。死の国の灰色の大地には太陽が昇らないがニクスに近いわけではなく、そこには夜も無い。
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===神々の真実===
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テーロスのほとんどの者が知らない神々の正体――それは、「定命の者の信仰によって生まれた存在」である。テーロスでは、信じることが絶大な力を持つ。多くの者が特定の概念を信仰すれば、それは神として形を成す。
  
==クリーチャー==
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神々は不老不死、不変の存在であると哲学者は言うが、信仰を持つ者が減れば神は弱り、忘れ去られれば消滅する。逆に、十分な信仰を集めれば定命の者が神の座に昇ることもできる。それを証明したのが[[ゼナゴス/Xenagos]]である。
*[[神|'''神'''/''God'']] - 種族を問わずテーロスの定命の者達から信仰される生けるエンチャント。[[単色]]で表される5柱の大神と、2色で表される10柱の小神がいる。
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*[[人間|'''人間'''/''Human'']] - 城塞都市に暮らし神を厚く信仰している。
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*[[レオニン/Leonin|'''レオニン'''/''Leonin'']] - 迫害された過去から、他の種族との交流を最小限に控えている。
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*[[マーフォーク|'''トリトン'''/''Triton'']] - 二足歩行する海の民。数日の間なら陸地でも活動できる。城塞都市で人間と暮らす者もいる。
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*[[ゾンビ|'''蘇りし者'''/''The Returned'']] - 死の国の住人が陽光の世界へ戻ってきた姿。代償として顔と生きていた頃との同一性を失っている。粘土色の肌と黄金の仮面が特徴。
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*[[ミノタウルス|'''ミノタウルス'''/''Minotaur'']] - 激しすぎる気性と人肉嗜好によって、他の種族からは怪物と同等に見られている。
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*[[サテュロス|'''サテュロス'''/''Satyr'']] - 陽気で社交的な性格で知られるが、快楽に貪欲で残忍な面はあまり広まっていない。
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*[[ケンタウルス|'''ケンタウルス'''/''Centaur'']] - 長い歴史の中で、交易する遊牧民であるラゴンナ団/the Laggona bandと略奪する放浪者であるフィーリーズ団/the Pheres bandに分裂した。
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*[[ニンフ|'''ニンフ'''/''Nymph'']] - 神々によって創造される神聖な生物。属する色によって呼称がそれぞれ異なる。
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*[[巨人|'''巨人'''/''Giant'']] - 大地から生まれてくるテーロスの旧い種族。彼らは丘の上の古石や老木の根、大河のうねりや洞穴の暗闇からも力を授かる事ができる。
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*[[スピリット|'''幻霊'''/''Eidolon'']] - 蘇りし者が陽光の世界に戻る際に切り離された魂の幻影。実体を持たず現世をさ迷うのみの哀れな存在。
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*[[グリフィン|'''グリフィン'''/''Griffin'']] - 主にフォベロスに棲む。メレティスの重装歩兵は数年間かけてグリフィンを飼い慣らす。
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*[[執政官|'''アルコン'''/''Archon'']] - 無慈悲で厳格な正義の体現者。かつてテーロスの多くを支配していたが、自由を求める人々によって放逐された。彼らは今でもこの間違った世界を正そうと目論んでいる。
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*[[セイレーン|'''セイレーン'''/''Siren'']] - 魔法の歌と幻影魔法を操る。魚、海鳥、そして人間の肉を好み、多くの難破や溺死はセイレーンの仕業とされる。
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*[[キマイラ|'''キマイラ'''/''Chimera'']] -  3つから5つの動物が合成された怪物。嵐の神ケラノスの悪戯な啓示によって狂った魔道士が作り出したとも、長く忘れ去られた無謀な魔法を扱う城塞都市から放たれているとも信じられている。
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*[[スフィンクス|'''スフィンクス'''/''Sphinx'']] - 彼らはそのつもりではないが、その抽象的な思考は定命の者にとっては謎掛けに等しい。
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*[[クラーケン|'''クラーケン'''/''Kraken'']] - 地上でも活動でき、その脅威は沿岸に留まらず内陸に及ぶ事もある。
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*[[毒々しいカトブレパス/Loathsome Catoblepas|'''カトブレパス'''/''Catoblepas'']] - 致命的な毒の息を吐く牡牛に似た怪物。ある牛飼いが自分の牛はヘリオッドとナイレアから生まれたテーロス最高の牛だと法螺を吹いた。それを聞いた神々は怒り、牛に呪いをかけこの汚らわしいクリーチャーは生まれたと云う。
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*[[ハーピー|'''ハーピー'''/''Harpy'']] - 女性の頭にハゲワシの翼と足を持った怪物。縄張りに入った者を傷つけ持ち物を奪う。その巣は彼女たちには必要のない略奪品で溢れている。
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*[[ゴルゴン|'''ゴルゴン'''/''Gorgon'']] - 彼女らの不死の秘密を聞き出すために捕えようとする人間がいるが、石像がその末路である。神の恩寵だけが石化を解く事ができる。ゴルゴンは致死の危険を代償として価値ある秘密を共有する事を楽しみ、多くの薬学の発展はゴルゴンの試練から生き延びてきた者からもたらされた。
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*[[デーモン|'''デーモン'''/''Demon'']] - 死の国の住人が、真の悪と呼べるほどの憎しみを抱えたときデーモンに変化する。陽光の世界へ戻り生者を苦しめるために第2の人生を送る。
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*[[猟犬|'''ケルベロス'''/''Cerberus'']] - 2つあるいは3つの頭を持った、肩まで4フィートもある猟犬のクリーチャー。世界の外縁に住み、彼らの溶岩のような足によりその地は黒く焼け焦げた荒地になっている。
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*[[サイクロプス|'''サイクロプス'''/''Cyclops'']] - 一度暴れだしたサイクロプスを止めるには真に英雄的な行動か重装歩兵の部隊が必要となる。
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*[[マンティコア|'''マンティコア'''/''Manticore'']] - アクロスの人々によれば、マンティコアはアルコンの支配から自らの故郷を守るために戦った偉大な戦士の魂を神々が生まれ変わらせた姿だという。
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*[[フェニックス|'''フェニックス'''/''Phoenix'']] - パーフォロスの火山の火口に巣を持つ火の鳥。幾世紀もの寿命の間にただ1つだけ卵を生み、親が火口へ身を投げたと同時に新しい雛が孵るという。
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*[[ドラゴン|'''ドラゴン'''/''Dragon'']] - アクロスの戦士達はドラゴンの威厳を崇め、その兜の羽毛飾りをドラゴンの背鰭に見立てた意匠にする。
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*[[バジリスク|'''バジリスク'''/''Basilisk'']] - ファリカ神はその血に価値ある秘密を隠したと云われ、バジリスクの血は薬や予言の儀式の道具など市場で大きな需要がある。
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*[[ハイドラ|'''ハイドラ'''/''Hydra'']] - 海のクラーケン、空のドラゴンと並ぶ陸の怪物。何年も冬眠するが、その間も成長し続ける。
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*[[ペガサス|'''ペガサス'''/''Pegasus'']] - 人間に友好的で、城塞都市において騎乗用として使役されている。
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==地理・文明==
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==地理==
テーロスの[[人間]]達は一部の集落を除けば次の3つの城塞都市のいずれかに属している。
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この次元は三つの領域に分かれている。生ける定命の者たちが暮らす領域、死んだ定命の者たちが住まう[[死の国/The Underworld|'''死の国'''/''The Underworld'']]、神々の故郷にしてテーロスの夜空そのものである[[ニクス/Nyx|'''ニクス'''/''Nyx'']]だ。
*'''メレティス'''/''Meletis'' - 学術、魔法、発展の都市。セイレーン海/the Silen seaに面し、草原の台地とケール川/the River Kheirの支流に囲まれている。
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*'''アクロス'''/''Akros'' - 山脈に囲まれた城塞都市。市民の多くは同時に兵士でもあり、行商からの略奪や侵略者の撃退など任務を負って土地を巡回している。
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*'''セテッサ'''/''Setessa'' - ニストスの森/the Nistos Forestに接し、ケイラメトラの神殿を中心に年輪のように広がる城塞都市。女性中心の社会を築いている。
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これらの城郭の外に出れば、人知の及ばぬ広大な自然が広がっており、ハイドラやサテュロスなどの怪物たちが闊歩している。
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この次元では鉄器が未だ浸透しておらず、また食料についても狩猟採集が主で農耕技術の発展に遅れが見られる。そのため現実の歴史学の観点から言えば未開な文明と言えるが、しかし神々の加護のおかげか、精神面や政治面の文化はそれに比して高度な発達を見せている。
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[[人間]]たちは主に、次の三つの都市国家のいずれかに属している。
  
*現実のギリシャ史における[[Wikipedia:ja:ポリス|ポリス社会]]がモチーフと思われる。現実ではポリスが形成されたのは鉄器文明期であることから、現実に比べて、技術文明より社会文明の発達が著しいことがわかる。
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*[[メレティス/Meletis|'''メレティス'''/''Meletis'']] - セイレーン海/The Silen Seaに面する、学問と魔法と発展の都市。哲学者や魔道士、多くの神殿と学院を擁する。
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*[[アクロス/Akros|'''アクロス'''/''Akros'']] - 山脈に囲まれた城塞都市。市民の多くは同時に兵士でもあり、侵略者の撃退、あるいは略奪や征服といった任務に当たっている。
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*[[セテッサ/Setessa|'''セテッサ'''/''Setessa'']] - ニストスの森/The Nistos Forestの外れに広がる、自然のままの都市。女性と子供を中心とする社会を築いている。
  
人間以外の種族の暮らす地は
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人間以外の種族の暮らす地としては、以下のようなものがある。
*'''オレスコス'''/''Oreskos'' - レオニンの領土の中心地。テーロスの辺境、岩がちの峡谷の中にある。アグノマコス圧政下の時代から残る人間文化を僅かに残しつつ、レオニン生来の性質へ立ち戻りつつある。
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*'''テツモス'''/''Tethmos'' - レオニンの重要な居住地。標高の高い山岳地帯にある。アクロス人やメレティス人に備えて常に鍛錬を続けている。
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*[[レオニン/Leonin#テーロス|'''オレスコス'''/''Oreskos'']] - [[レオニン/Leonin#テーロス|レオニン/Leonin]]の領土の中心地。テーロス辺境の岩がちな峡谷の中にある。かつての人間文化がわずかに残っているが、レオニン本来の性質へ回帰しつつある。
*'''アスフォデル'''/''Asphodel'' - 不規則に広がる内陸の沼の岸辺に位置する蘇りし者達の死滅都市/''Necropolis''。活気がなく、市民達は孤独を求め、不必要に外へは出ない。
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*[[レオニン/Leonin#テーロス|'''テツモス'''/''Tethmos'']] - レオニンの主要な居住地。山地の高い場所にある。アクロス人やメレティス人に備えて常に鍛錬を続けている。
*'''オドゥノス'''/''Odunos'' - 殺人王ティマレットが率いる死滅都市。アスフォデルとは対照的に市民達は近郊の生者への略奪に走る。
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*[[蘇りし者/The Returned#アスフォデル/Asphodel|'''アスフォデル'''/''Asphodel'']] - 内陸の沼の沿岸に位置する[[蘇りし者/The Returned]]の[[蘇りし者/The Returned#死滅都市/Necropolis|死滅都市/Necropolis]]。活気がなく、住民たちは孤独を求め、不必要に外へは出ない。
*'''スコラ谷'''/''Skola Valley'' - テーロスの低木地帯に位置する魔法のかけられた雑木林の点在する新緑の谷。サテュロスの住まいで、永続的な住居はなく、笛の音楽が夜明けから薄暮まで鳴り響いている。
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*[[蘇りし者/The Returned#オドゥノス/Odunos|'''オドゥノス'''/''Odunos'']] - 殺人王[[ティマレット/Tymaret]]が率いる死滅都市。住民たちは近郊の生者への略奪に走る。
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*[[サテュロス/Satyr#スコラ谷/Skola Valley|'''スコラ谷'''/''Skola Valley'']] - 低木地帯に位置する、強い魔法がかけられた緑豊かな谷。サテュロスの居住地で、笛の音楽が夜明けから日暮れまで鳴り響いている。
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*[[スコフォスの迷宮/Labyrinth of Skophos|'''スコフォス'''/'''Skophos''']] - [[ミノタウルス/Minotaur#テーロス|ミノタウルス/Minotaur]]の都市国家。
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==種族==
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;生けるエンチャント
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*[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|'''神'''/''God'']] - 強大な生けるエンチャント。定命の者たちから信仰されている。[[単色]]で表される5柱の大神と、2色で表される10柱の小神がいる。
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*[[亜神#ストーリー|'''亜神'''/''Demigod'']] - 神々に勇者として選ばれ、神性を与えられた存在。
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*[[ニクス生まれ/Nyxborn|'''ニクス生まれ'''/''Nyxborn'']] - 神々によって創造される生物の総称。姿は定命の者にそっくりだが、体にニクスの星空が映し出されるため見分けるのは容易。
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*[[ニンフ/Nymph|'''ニンフ'''/''Nymph'']] - 神々によって創造される特別な生物。属する色によって呼称がそれぞれ異なる。
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;人型種族
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*[[人間/Human#テーロス|'''人間'''/''Human'']] - 人型種族の一つ。都市国家に暮らし、神を篤く信仰している。
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*[[レオニン/Leonin#テーロス|'''レオニン'''/''Leonin'']] - [[猫|ネコ科動物]]に似た種族。他種族と交流することはほとんどなく、神を信仰する者も少ない。
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*[[トリトン/Triton|'''トリトン'''/''Triton'']] - 二足歩行する水棲種族。数日の間なら陸地でも活動できる。メレティスで人間と暮らす者もいる。
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*[[ミノタウルス/Minotaur#テーロス|'''ミノタウルス'''/''Minotaur'']] - 牛頭の種族。野蛮で残忍な気性と人肉嗜好によって、他の種族からは怪物と同等に見られている。
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*[[サテュロス/Satyr|'''サテュロス'''/''Satyr'']] - 山羊に似た種族。刹那的な快楽主義者。にぎやかで社交的な性格で有名だが、その真の危険性は知られていない。
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*[[ケンタウルス/Centaur#テーロス|'''ケンタウルス'''/''Centaur'']] - 半人半馬の種族。交易を行う[[ケンタウルス/Centaur#ラゴンナ団/The Lagonna Band|ラゴンナ団/The Lagonna Band]]と略奪を行う[[ケンタウルス/Centaur#フィーリーズ団/The Pheres Band|フィーリーズ団/The Pheres Band]]に分かれる。
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*[[セイレーン|'''セイレーン'''/''Siren'']] - 有翼の人型種族。魅惑の歌と幻惑魔法を操る。人肉を喰らうこともあり、多くの難破や溺死はセイレーンの仕業とされる。
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;アンデッド
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*[[蘇りし者/The Returned|'''蘇りし者'''/''The Returned'']] - 死の国の住人が生者の領域へ戻ってきた姿。代償として「自己」と「顔」を失っている。灰色の肌と黄金の仮面が特徴。
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*[[幻霊/Eidolon|'''幻霊'''/''Eidolon'']] - 蘇りし者が生者の領域に戻る際に切り離された「自己」の霊。肉体を持たないためその自己が働くことはない。
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;怪物
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*[[巨人/Giant#テーロス|'''巨人'''/''Giant'']] - 大地から生まれた古の種族。特に'''タイタン'''/''Titan''と呼ばれる強大な巨人は、神々以前にテーロスを支配していた。
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*[[キマイラ|'''キマイラ'''/''Chimera'']] -  複数の動物が合成された怪物。[[ケラノス/Keranos]]に狂わされた魔道士が作り出したとも、無謀な魔法を扱う古の都市国家に由来するとも言われる。
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*[[クラーケン|'''クラーケン'''/''Kraken'']] - 深海に棲む巨大な怪物。一体の到来が一つの都市国家の終焉を意味する。地上でも活動できると見られている。
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*[[カトブレパス/Catoblepas|'''カトブレパス'''/''Catoblepas'']] - 致命的な毒の息を吐く、雄牛に似た怪物。神々の呪いによって生まれたとされる。
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*[[ハーピー|'''ハーピー'''/''Harpy'']] - 人間女性の頭にハゲワシの翼と足を持った怪物。縄張りに入った者を傷つけ持ち物を奪う。その巣は彼女たちには必要のない略奪品で溢れている。
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*[[ゴルゴン|'''ゴルゴン'''/''Gorgon'']] - 半人半蛇の怪物。石化の危険と引き換えに価値ある秘密を与えることを楽しみ、多くの薬学の発展がゴルゴンからもたらされた。
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*[[デーモン/Demon|'''デーモン'''/''Demon'']] - 悪魔。真の悪と呼べるほどの憎しみを抱いた死の国の住人の成れの果て。生者の領域に戻り、生者を苦しめる第二の人生を送るものもいる。
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*[[ケルベロス/Cerberus|'''ケルベロス'''/''Cerberus'']] - 二つか三つの頭を持った大きな[[犬]]。世界の外縁に棲み、彼らの灼熱の足によりその地は黒く焼け焦げた荒地になっている。
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*[[サイクロプス|'''サイクロプス'''/''Cyclops'']] - 単眼の巨人。孤独を好み、好戦的で、縄張り意識が強い。知性はあまり高くなく、痛みを感じない。
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*[[マンティコア|'''マンティコア'''/''Manticore'']] - 獅子の体と毒の尾を持つ生物。[[執政官|アルコン]]の支配から自らの故郷を守るために戦った偉大な戦士の魂を神々が生まれ変わらせた姿とも言われる。
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*[[ドラゴン|'''ドラゴン'''/''Dragon'']] - 龍。大きさは様々。アクロスの戦士はドラゴンの威厳を崇め、その兜の羽毛飾りをドラゴンの背鰭に見立てた意匠にする。
 +
*[[バジリスク|'''バジリスク'''/''Basilisk'']] - 毒と邪眼を持つ怪物。[[ファリカ/Pharika]]はその血に価値ある秘密を隠したと言われ、バジリスクの血は薬や予言の儀式の道具など大きな需要がある。
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*[[ハイドラ|'''ハイドラ'''/''Hydra'']] - 。巨大な多頭の怪物。凄まじい再生能力を持つ。海のクラーケン、空のドラゴンと並ぶ陸の脅威。
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;その他
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*[[スフィンクス|'''スフィンクス'''/''Sphinx'']] - 長命で賢い人面の生物。彼らはそのつもりではないが、その抽象的な思考は定命の者にとっては謎掛けに等しい。
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*[[執政官|'''アルコン'''/''Archon'']] - 空翔ける征服者。かつては君主として広大な地域を支配していたが、人間に敗れ凋落した。今も復権を目論んでいる。
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*[[グリフィン|'''グリフィン'''/''Griffin'']] - 獅子と鷲の特徴を併せ持つ生物。人を喰らうが、メレティスの重装歩兵に飼い馴らされたものもいる。
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*[[ペガサス|'''ペガサス'''/''Pegasus'']] - 有翼の馬。人間に友好的で、都市国家において乗騎として使役されている。
 +
*[[フェニックス|'''フェニックス'''/''Phoenix'']] - 火山の火口に巣を持つ火の鳥。幾世紀もの寿命の間にただ一つだけ卵を産み、親が火口へ身を投げたと同時に新しい雛が孵るという。
  
 
==キャラクター==
 
==キャラクター==
*[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
+
;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
**[[アショク/Ashiok|'''アショク'''/''Ashiok'']] - 悪夢を操るプレインズウォーカーは、夢の力が強いテーロスに興味を示した。
+
*テーロス出身者
**[[ダク・フェイデン/Dack Fayden|'''ダク・フェイデン'''/''Dack Fayden'']]
+
**[[ゼナゴス/Xenagos|'''ゼナゴス'''/''Xenagos'']] - サテュロス。テーロスの[[多元宇宙/Multiverse|外の世界]]を知ったことで世の理に幻滅し、神の座に昇ろうと画策する。
**[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|'''エルズペス・ティレル'''/''Elspeth Tirel'']] - [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]から逃げ延びた彼女は、神に偉大な何かを求める。
+
**[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|'''ギデオン・ジュラ'''/''Gideon Jura'']] - アクロス出身の人間の神聖術師。テーロスでの名は'''キテオン・イオラ'''/''Kytheon Iora''。
**[[キオーラ/Kiora|'''キオーラ'''/''Kiora'']]
+
**[[ケイリクス/Calix|'''ケイリクス'''/''Calix'']] - クローティスの創造物。エルズペスの追跡というただ一つの目的のために動く。
**[[ゼナゴス/Xenagos|'''ゼナゴス'''/''Xenagoth'']] - テーロスの外の理を知ってしまった彼は、さらなる享楽を得るため神の座に昇ろうと画策する。
+
*他次元からの訪問者
 +
**[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|'''エルズペス・ティレル'''/''Elspeth Tirel'']] - 人間の[[騎士]]。[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]から逃げ延び、テーロスに安住の地を求めるが……。
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**[[アショク/Ashiok|'''アショク'''/''Ashiok'']] - 正体不明の存在。悪夢を操る魔法の使用者で、夢の力が強いテーロスに興味を示す。
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**[[キオーラ/Kiora|'''キオーラ'''/''Kiora'']] - [[ゼンディカー/Zendikar]]出身の[[マーフォーク#ストーリー|マーフォーク]]。海の怪物を求めてテーロスを訪れるが、タッサの名を騙り怒りを買う。
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**[[ダク・フェイデン/Dack Fayden (ストーリー)|'''ダク・フェイデン'''/''Dack Fayden'']] - [[フィオーラ/Fiora]]出身の人間の盗賊。宝の片割れを求めてテーロスへと向かう。
  
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;テーロスの住人
 
*神
 
*神
 
**大神
 
**大神
***[[ヘリオッド/Heliod|'''ヘリオッド'''/''Heliod'']] - 太陽の神。法と正義を司る。
+
***[[ヘリオッド/Heliod|'''ヘリオッド'''/''Heliod'']] - 太陽の神。自らを万神殿/Pantheonの主と豪語する。
 
***[[タッサ/Thassa|'''タッサ'''/''Thassa'']] - 海の神。
 
***[[タッサ/Thassa|'''タッサ'''/''Thassa'']] - 海の神。
 
***[[エレボス/Erebos|'''エレボス'''/''Erebos'']] - 死の国の神。
 
***[[エレボス/Erebos|'''エレボス'''/''Erebos'']] - 死の国の神。
84行: 103行:
 
***[[フィナックス/Phenax|'''フィナックス'''/''Phenax'']] - 欺瞞と嘘の神で、蘇りし者の守護神。
 
***[[フィナックス/Phenax|'''フィナックス'''/''Phenax'']] - 欺瞞と嘘の神で、蘇りし者の守護神。
 
***[[モーギス/Mogis|'''モーギス'''/''Mogis'']] - 殺戮、激憤、苦痛の神で、ミノタウルスの守護神。イロアスとは双子の兄弟。
 
***[[モーギス/Mogis|'''モーギス'''/''Mogis'']] - 殺戮、激憤、苦痛の神で、ミノタウルスの守護神。イロアスとは双子の兄弟。
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***[[クローティス/Klothys|'''クローティス'''/''Klothys'']] - 運命の神。死の国に封印されているタイタンたちを見張る看守でもある。
 
***[[ケイラメトラ/Karametra|'''ケイラメトラ'''/''Karametra'']] - 収穫、家庭、庇護の神で、セテッサの守護神。
 
***[[ケイラメトラ/Karametra|'''ケイラメトラ'''/''Karametra'']] - 収穫、家庭、庇護の神で、セテッサの守護神。
***'''エイスリオス'''/''Athreos'' - 生と死の世界を分ける河の渡し守を務める神。
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***[[エイスリオス/Athreos|'''エイスリオス'''/''Athreos'']] - 通行の神。生と死の世界を分ける河の渡し守を務める。
***'''ケラノス'''/''Keranos'' - 嵐の神。
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***[[ケラノス/Keranos|'''ケラノス'''/''Keranos'']] - 嵐と天啓の神。
***'''ファリカ'''/''Pharika'' - 毒と薬の神。
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***[[ファリカ/Pharika|'''ファリカ'''/''Pharika'']] - 毒と薬の神。
***'''イロアス'''/''Iroas'' - 勝利の神で、アクロスの守護神。モーギスとは双子の兄弟。
+
***[[イロアス/Iroas|'''イロアス'''/''Iroas'']] - 勝利の神で、アクロスの守護神。モーギスとは双子の兄弟。
***'''クルフィックス'''/''Kruphix'' - 地平線の神。
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***[[クルフィックス/Kruphix|'''クルフィックス'''/''Kruphix'']] - 彼方の地平の神で、謎に包まれたテーロス最古の神。
*定命の者たち
+
***[[解放された騒音/Cacophony Unleashed#ストーリー|'''不協和音'''/''Cacophony'']] - 都市の悪夢から造られた神。アショクの計画により生み出されようとしていた。
**'''アグノマコス'''/''Agnomakhos'' - かつてメレティスを支配していたアルコン。
+
*定命の者
**[[アナックスとサイミーディ/Anax and Cymede|'''アナックス'''/''Anax'']] - アクロスの王。非の打ち所の無い指導者としてアクロスの民に受け入れられている。
+
**メレティス
**[[セテッサの英雄、アンソーザ/Anthousa, Setessan Hero|'''アンソーザ'''/''Anthousa'']] - セテッサの監視塔の1つレイナ塔/Leina Towerのリーダー。ケイラメトラの評議会を率い、セテッサの実質的指導者である。
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***[[ペリソフィア/Perisophia|'''ペリソフィア'''/''Perisophia'']] - メレティスを統治する哲学者の議会、[[メレティス/Meletis#哲学者|十二賢/The Twelve]]の長。
**'''アリッサ'''/''Arissa'' - アクロスの英雄。槍投げの達人。
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***[[メドマイ/Medomai|'''メドマイ'''/''Medomai'']] - 不老のスフィンクス。年に数度メレティスに現れ、予言を授ける。
**[[オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos|'''ブリマーズ'''/''Brimaz'']] - レオニンの王。自種族の孤立主義に対して疑問を抱いている。
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***[[ダクソス/Daxos|'''ダクソス'''/''Daxos'']] - ヘリオッドの神託者。エルズペスと恋仲になるが……。
**[[アナックスとサイミーディ/Anax and Cymede|'''サイミーディ'''/''Cymede'']] - アクロスの女王。有能な戦士と同時に予見者として王を補佐する。
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***[[テーロスのその他のキャラクター#ヒパティア/Hypatia|'''ヒパティア'''/''Hypatia'']] - ペガサスと特別な絆を持ち、共に戦う兵士。
**[[メレティスのダクソス/Daxos of Meletis|'''ダクソス'''/''Daxos'']] - メレティスの兵士。
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***[[トラシオス/Thrasios|'''トラシオス'''/''Thrasios'']] - 家族を救われた恩義からメレティスのために戦うトリトンの戦士。
**'''ヒパティア'''/''Hypatia'' - メレティスの戦士。ペガサスと特別の絆を持ち共に戦う。
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***[[テーロスのその他のキャラクター#ラナトス/Lanathos(メレティス)|'''ラナトス'''/''Lanathos'']] - テーロス中を旅した年代史家。レオニンの歴史を綴ることを許された唯一の人間。
**[[残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel|'''ハイソニア'''/''Hythonia'']] - 残酷なゴルゴン。
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***[[キデール/Kydele|'''キデール'''/''Kydele'']] - クルフィックスの神託者。神々の真実や、テーロスの外の世界の存在を知る。
**'''カリアス'''/''Kallias'' - セテッサの監視塔の1つオーフィス塔/Ophis Towerのリーダー。子供の頃奴隷として売られた所をオーフィスの連隊に助けられた。
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***[[メレティスのキナイオスとティロ/Kynaios and Tiro of Meletis|'''キナイオス'''/''Kynaios''と'''ティロ'''/''Tiro'']] - メレティス建国の立役者。民衆を率いて暴君[[テーロスのその他のキャラクター#アグノマコス/Agnomakhos|アグノマコス/Agnomakhos]]を打ち倒した。
**'''ラナトス'''/''Lanathos'' - アクロスのレスリング選手。闘技場の戦士を残らず破ったあと、野生の雄牛に挑み一日掛かりで倒した。
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**アクロス
**'''ラナトス'''/''Lanathos'' - テーロス中を旅したメレティスの年代史家。レオニンの歴史を綴る事を許された唯一の人間。アクロスのラナトス/Lanathosと同名であるが別人。
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***[[アナックス/Anax|'''アナックス'''/''Anax'']] - アクロスの王。偉大な指導者として民に受け入れられている。
**[[老いざるメドマイ/Medomai the Ageless|'''メドマイ'''/''Medomai'']] - 時折メレティスに現れ予言を授けるスフィンクス。
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***[[サイミーディ/Cymede|'''サイミーディ'''/''Cymede'']] - アクロスの王妃。ケラノスから授かった未来視の力で王を補佐する。
**'''ニケータ'''/''Niketa'' - セテッサの監視塔の1つバセラ塔/Bassara Towerのリーダー。セテッサに最も長く貢献している50歳の戦士。
+
***[[テーロスのその他のキャラクター#アリッサ/Arissa|'''アリッサ'''/''Arissa'']] - 槍投げの選手。怪物が赤子を連れ去ろうとした際に槍投げで救出し、英雄となった。
**'''ナイモシュネ'''/''Nymosyne'' - セテッサ出身のアクロスのパンクラチオン/Pankration(ボクシングとレスリングを組み合わせたもの)競技者。闘技場を襲ったサイクロプスに1人で挑み、瞬く間に首の骨を折ったという。
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***[[テーロスのその他のキャラクター#ラナトス/Lanathos(アクロス)|'''ラナトス'''/''Lanathos'']] - レスリングの選手。闘技場の戦士を残らず破った後、野生の雄牛に挑み一日掛かりで倒した。メレティスのラナトスと同名であるが別人。
**'''ペリソフィア'''/''Perisophia'' - メレティスの哲学者達を束ねる賢人。
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***[[テーロスのその他のキャラクター#ナイモシュネ/Nymosyne|'''ナイモシュネ'''/''Nymosyne'']] - セテッサ出身の[[Wikipedia:ja:パンクラチオン|パンクラチオン]]の選手。競技場を襲ったサイクロプスの首を瞬く間にへし折ったという。
**'''ファードラ'''/''Phaedra'' - セテッサの監視塔の1つハイラックス塔/Hyrax Towerのリーダー。若干19歳だがその戦闘技術は彼女を指導者の地位に付かせた。
+
***[[ヒクサス/Hixus|'''ヒクサス'''/''Hixus'']] - 牢獄の看守の長。キテオン・イオラの師となる。
**[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater|'''ポルクラノス'''/''Polukranos'']] - ハイドラの怪物。
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**セテッサ
**'''テオフィラ'''/''Theophila'' - ナイレアの友であるニンフ。
+
***[[アンソーザ/Anthousa|'''アンソーザ'''/''Anthousa'']] - [[セテッサ/Setessa#監視塔|レイナ塔/Leina Tower]]の長。ケイラメトラの戦士議会を率いる、セテッサの事実上の指導者である。
**'''トラシオス'''/''Thrasios'' - タッサに祝福を与えられていると云われるトリトンの戦士。
+
***[[テーロスのその他のキャラクター#ファードラ/Phaedra|'''ファードラ'''/''Phaedra'']] - [[セテッサ/Setessa#監視塔|ハイラックス塔/Hyrax Tower]]の長。弱冠19歳ながら高い戦闘技術によりこの地位を得た。
**[[殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King|'''ティマレット'''/''Tymaret'']] - 死滅都市オドゥノスの指導者である蘇りし者。略奪隊を指揮する殺人王として知られている。
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***[[テーロスのその他のキャラクター#ニケータ/Niketa|'''ニケータ'''/''Niketa'']] - [[セテッサ/Setessa#監視塔|バサーラ塔/Bassara Tower]]の長。50代で、子供たちの弓術訓練の監督官でもある。
*[[テーロスのその他のキャラクター]]
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***[[テーロスのその他のキャラクター#カリアス/Kallias|'''カリアス'''/''Kallias'']] - [[セテッサ/Setessa#監視塔|オーフィス塔/Ophis Tower]]の長。子供の頃奴隷として売られたところをオーフィスの連隊に助けられた。
*文献
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**その他
**'''テーリアス'''/''The Theriad'' - 英雄譚が中心の長大な叙事詩。
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***[[ブリマーズ/Brimaz|'''ブリマーズ'''/''Brimaz'']] - レオニンの王。自種族の孤立主義に対して疑問を抱いている。
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***[[ティマレット/Tymaret|'''ティマレット'''/''Tymaret'']] - 死滅都市オドゥノスの指導者である蘇りし者。略奪隊を指揮する殺人王として知られている。
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***[[ポルクラノス/Polukranos|'''ポルクラノス'''/''Polukranos'']] - 封印されていた強大なハイドラ。エルズペスと戦いを繰り広げる。
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***[[アリクスメテス/Arixmethes|'''アリクスメテス'''/''Arixmethes'']] - 巨大な[[クラーケン]]。海面でまどろんでいる間に島と思われ、その上に都市が築かれてしまった。
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***[[イロアスの信奉者、カレムネ/Kalemne, Disciple of Iroas#ストーリー|'''カレムネ'''/''Kalemne'']] - イロアスを信奉する巨人。巨人やドラゴンといった超人的存在の軍勢を率いる。
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***[[織り手のティムナ/Tymna the Weaver|'''ティムナ'''/''Tymna'']] - 運命の魔法の使い手。元はメレティスの兵士だったが、事故で視力を失った。
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***[[魂の守護者、ラーボス/Ravos, Soultender|'''ラーボス'''/''Ravos'']] - エイスリオスの神託者。彼の仕事を手伝う代わりに、年に一度死んだ妻と会える。
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***[[耕作者、ケスティア/Kestia, the Cultivator#ストーリー|'''ケスティア'''/''Kestia'']] - 人間の耕作地を領分とするニンフ。畑や[[カード名国語辞典#灌漑|灌漑]]を監督する。
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***[[カラフィ/Callaphe|'''カラフィ'''/''Callaphe'']] - 伝説的な船乗り。タッサの勇者に選ばれ、亜神として蘇った。
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***[[レナータ/Renata|'''レナータ'''/''Renata'']] - 伝説的な狩人。ナイレアの勇者に選ばれ、亜神として蘇った。
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***[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath#ストーリー|'''ウーロ'''/''Uro'']] - 死の国に封印されていたタイタンの一体。孤独を好む性格で、海底にいるときが一番落ち着いている。
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***[[クロクサ/Kroxa|'''クロクサ'''/''Kroxa'']] - 死の国に封印されていたタイタンの一体。終わりなき飢えに取り憑かれている。
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***[[テーロスのその他のキャラクター]]
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==登場==
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===登場カード===
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====[[カード名]]に登場====
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;[[基本セット2015]]
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:[[テーロスの魂/Soul of Theros]]
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====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
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;[[テーロス]]
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:[[神々の思し召し/Gods Willing]]、[[ヘリオッドの槍/Spear of Heliod]]
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;[[神々の軍勢]]
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:[[導きの嘆願/Plea for Guidance]]、[[悪戯と騒乱/Mischief and Mayhem]]、[[霊気のほころび/Unravel the Aether]]、[[無謀な歓楽者/Reckless Reveler]]
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;[[ニクスへの旅]]
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:[[黎明運びの戦車兵/Dawnbringer Charioteers]]、[[大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel]]、[[マナの合流点/Mana Confluence]]
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;[[Unstable]]
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:[[アマチュア監督/Amateur Auteur]](バージョンC)
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;[[モダンホライゾン]]
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:[[ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity]]
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;[[テーロス還魂記]]
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:[[猛然たる顕現/Furious Rise]]、[[ネシアンの猪/Nessian Boar]]、[[精神潰しのハーピー/Mindwrack Harpy]]
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===登場作品・登場記事===
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*[https://magic.wizards.com/en/story/planes/theros THEROS - PLANES]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planes/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%B9 テーロス - 次元](公式サイト)
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;[[テーロス・ブロック]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-theros-part-1-2013-08-21 Planeswalker's Guide to Theros, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004062/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1](Feature Article 2013年8月21日 [[クリエイティブ・チーム|The Magic Creative Team]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-theros-part-2-2013-08-28 Planeswalker's Guide to Theros, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004063/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その2](Feature Article 2013年8月28日 The Magic Creative Team著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-theros-part-3-2013-09-04 Planeswalker's Guide to Theros, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004066/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3](Feature Article 2013年9月4日 The Magic Creative Team著)
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*その他の作品・記事については[[背景世界/読み物/テーロス・ブロック]]を参照。
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;[[マジック・オリジン]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/gideons-origin-kytheon-iora-akros-2015-07-01 Gideon's Origin: Kytheon Iora of Akros]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ORI/0015252/ ギデオンの「オリジン」:アクロスのキテオン・イオラ](Uncharted Realms [[2015年]]7月1日 [[Ari Levitch]]著)
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;[[テーロス還魂記]]
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*[[背景世界/読み物/テーロス還魂記]]を参照。
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;[[機械兵団の進軍]]
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*[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036793/ メインストーリー第6話 最後に去るもの]([[Daily MTG]] [[2023年]]3月23日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036801/ メインストーリー第9話 新ファイレクシアの古き罪]([[Daily MTG]] [[2023年]]3月28日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-march-of-the-machine Planeswalker's Guide to March of the Machine: The Phyrexian Invasion of the Multiverse]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036877/ プレインズウォーカーのための『機械兵団の進軍』案内:ファイレクシアによる多元宇宙侵略]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月11日)
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==その他==
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*名前の由来は、「夏」を意味するギリシャ語の「θέρος(théros)」だろう。「hero(英雄)」を含む単語を選んだものと思われる。
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*この次元では鉄器が未だ浸透しておらず、また食料についても狩猟採集が主で農耕技術の発展に遅れが見られる。そのため現実の歴史学の観点から言えば未開な文明と言えるが、しかし神々の加護のおかげか、精神面や政治面の文化はそれに比して高度な発達を見せている。
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**都市国家のモチーフは、現実のギリシャ史における[[Wikipedia:ja:ポリス|ポリス]]と思われる。現実ではポリスが形成されたのは鉄器文明期であることから、現実に比べて、技術文明より社会文明の発達が著しいことが分かる。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[次元一覧]]
 
*[[次元一覧]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
*[[背景世界/読み物/テーロス・ブロック]]
 
 
*[[テーロス・ブロック]]
 
*[[テーロス・ブロック]]
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*[[テーロス還魂記]]

2024年6月14日 (金) 22:22時点における最新版

テーロス/Therosは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。テーロス・ブロックテーロス還魂記の舞台となった。

目次

[編集] 世界観

ギリシャ神話をモチーフとした次元。「自然」や「概念」などの抽象的かつ強大な存在が具現化したような、エンチャント(魔力)でもクリーチャー(生物)でもある神々/Godsが統べる世界である。

テーロスにおいて、エンチャントとは「形を持った魔力」のことである。神々とその所有物や眷属の他にも、神々が魔力に独自の形を与えることで生まれるものもある。いずれにせよエンチャントは神の力の産物であるゆえ、定命の者にとっては神々の恵みの一つである。

神々は定命の者たちの信仰を集めているが、その多くは移り気で利己的、かつ狭量。定命の者に慈悲深く手を差し伸べることもあれば、気まぐれに理不尽とも言える天罰を下すこともある。神同士の争いに人々を利用し、巻き込むことすら珍しくない。

[編集] 神話

テーロスは神話の次元である。この世界には様々な怪物が棲息し人々を脅かしているが、神々の加護を受けた英雄は超自然的な力を発揮してそれらを倒す。彼らの活躍は神話となり語り継がれる――場合によっては、わずかひと月で。

著名な叙事詩としては、テーリアス/The Theriadカラフェイア/The Callapheiaがある。

[編集] 神々の真実

テーロスのほとんどの者が知らない神々の正体――それは、「定命の者の信仰によって生まれた存在」である。テーロスでは、信じることが絶大な力を持つ。多くの者が特定の概念を信仰すれば、それは神として形を成す。

神々は不老不死、不変の存在であると哲学者は言うが、信仰を持つ者が減れば神は弱り、忘れ去られれば消滅する。逆に、十分な信仰を集めれば定命の者が神の座に昇ることもできる。それを証明したのがゼナゴス/Xenagosである。

[編集] 地理

この次元は三つの領域に分かれている。生ける定命の者たちが暮らす領域、死んだ定命の者たちが住まう死の国/The Underworld、神々の故郷にしてテーロスの夜空そのものであるニクス/Nyxだ。

人間たちは主に、次の三つの都市国家のいずれかに属している。

  • メレティス/Meletis - セイレーン海/The Silen Seaに面する、学問と魔法と発展の都市。哲学者や魔道士、多くの神殿と学院を擁する。
  • アクロス/Akros - 山脈に囲まれた城塞都市。市民の多くは同時に兵士でもあり、侵略者の撃退、あるいは略奪や征服といった任務に当たっている。
  • セテッサ/Setessa - ニストスの森/The Nistos Forestの外れに広がる、自然のままの都市。女性と子供を中心とする社会を築いている。

人間以外の種族の暮らす地としては、以下のようなものがある。

[編集] 種族

生けるエンチャント
  • /God - 強大な生けるエンチャント。定命の者たちから信仰されている。単色で表される5柱の大神と、2色で表される10柱の小神がいる。
  • 亜神/Demigod - 神々に勇者として選ばれ、神性を与えられた存在。
  • ニクス生まれ/Nyxborn - 神々によって創造される生物の総称。姿は定命の者にそっくりだが、体にニクスの星空が映し出されるため見分けるのは容易。
  • ニンフ/Nymph - 神々によって創造される特別な生物。属する色によって呼称がそれぞれ異なる。
人型種族
アンデッド
  • 蘇りし者/The Returned - 死の国の住人が生者の領域へ戻ってきた姿。代償として「自己」と「顔」を失っている。灰色の肌と黄金の仮面が特徴。
  • 幻霊/Eidolon - 蘇りし者が生者の領域に戻る際に切り離された「自己」の霊。肉体を持たないためその自己が働くことはない。
怪物
  • 巨人/Giant - 大地から生まれた古の種族。特にタイタン/Titanと呼ばれる強大な巨人は、神々以前にテーロスを支配していた。
  • キマイラ/Chimera - 複数の動物が合成された怪物。ケラノス/Keranosに狂わされた魔道士が作り出したとも、無謀な魔法を扱う古の都市国家に由来するとも言われる。
  • クラーケン/Kraken - 深海に棲む巨大な怪物。一体の到来が一つの都市国家の終焉を意味する。地上でも活動できると見られている。
  • カトブレパス/Catoblepas - 致命的な毒の息を吐く、雄牛に似た怪物。神々の呪いによって生まれたとされる。
  • ハーピー/Harpy - 人間女性の頭にハゲワシの翼と足を持った怪物。縄張りに入った者を傷つけ持ち物を奪う。その巣は彼女たちには必要のない略奪品で溢れている。
  • ゴルゴン/Gorgon - 半人半蛇の怪物。石化の危険と引き換えに価値ある秘密を与えることを楽しみ、多くの薬学の発展がゴルゴンからもたらされた。
  • デーモン/Demon - 悪魔。真の悪と呼べるほどの憎しみを抱いた死の国の住人の成れの果て。生者の領域に戻り、生者を苦しめる第二の人生を送るものもいる。
  • ケルベロス/Cerberus - 二つか三つの頭を持った大きな。世界の外縁に棲み、彼らの灼熱の足によりその地は黒く焼け焦げた荒地になっている。
  • サイクロプス/Cyclops - 単眼の巨人。孤独を好み、好戦的で、縄張り意識が強い。知性はあまり高くなく、痛みを感じない。
  • マンティコア/Manticore - 獅子の体と毒の尾を持つ生物。アルコンの支配から自らの故郷を守るために戦った偉大な戦士の魂を神々が生まれ変わらせた姿とも言われる。
  • ドラゴン/Dragon - 龍。大きさは様々。アクロスの戦士はドラゴンの威厳を崇め、その兜の羽毛飾りをドラゴンの背鰭に見立てた意匠にする。
  • バジリスク/Basilisk - 毒と邪眼を持つ怪物。ファリカ/Pharikaはその血に価値ある秘密を隠したと言われ、バジリスクの血は薬や予言の儀式の道具など大きな需要がある。
  • ハイドラ/Hydra - 。巨大な多頭の怪物。凄まじい再生能力を持つ。海のクラーケン、空のドラゴンと並ぶ陸の脅威。
その他
  • スフィンクス/Sphinx - 長命で賢い人面の生物。彼らはそのつもりではないが、その抽象的な思考は定命の者にとっては謎掛けに等しい。
  • アルコン/Archon - 空翔ける征服者。かつては君主として広大な地域を支配していたが、人間に敗れ凋落した。今も復権を目論んでいる。
  • グリフィン/Griffin - 獅子と鷲の特徴を併せ持つ生物。人を喰らうが、メレティスの重装歩兵に飼い馴らされたものもいる。
  • ペガサス/Pegasus - 有翼の馬。人間に友好的で、都市国家において乗騎として使役されている。
  • フェニックス/Phoenix - 火山の火口に巣を持つ火の鳥。幾世紀もの寿命の間にただ一つだけ卵を産み、親が火口へ身を投げたと同時に新しい雛が孵るという。

[編集] キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
テーロスの住人

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

基本セット2015
テーロスの魂/Soul of Theros

[編集] フレイバー・テキストに登場

テーロス
神々の思し召し/Gods Willingヘリオッドの槍/Spear of Heliod
神々の軍勢
導きの嘆願/Plea for Guidance悪戯と騒乱/Mischief and Mayhem霊気のほころび/Unravel the Aether無謀な歓楽者/Reckless Reveler
ニクスへの旅
黎明運びの戦車兵/Dawnbringer Charioteers大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revelマナの合流点/Mana Confluence
Unstable
アマチュア監督/Amateur Auteur(バージョンC)
モダンホライゾン
ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity
テーロス還魂記
猛然たる顕現/Furious Riseネシアンの猪/Nessian Boar精神潰しのハーピー/Mindwrack Harpy

[編集] 登場作品・登場記事

テーロス・ブロック
マジック・オリジン
テーロス還魂記
機械兵団の進軍

[編集] その他

  • 名前の由来は、「夏」を意味するギリシャ語の「θέρος(théros)」だろう。「hero(英雄)」を含む単語を選んだものと思われる。
  • この次元では鉄器が未だ浸透しておらず、また食料についても狩猟採集が主で農耕技術の発展に遅れが見られる。そのため現実の歴史学の観点から言えば未開な文明と言えるが、しかし神々の加護のおかげか、精神面や政治面の文化はそれに比して高度な発達を見せている。
    • 都市国家のモチーフは、現実のギリシャ史におけるポリスと思われる。現実ではポリスが形成されたのは鉄器文明期であることから、現実に比べて、技術文明より社会文明の発達が著しいことが分かる。

[編集] 参考

MOBILE