法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice

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ただし増殖能力は、毎ターン1回限りと少々悠長である点と、これ自身は[[カウンター (目印)|カウンター]]を用いる[[能力]]を持たず他の[[カード]]とのコンボや[[シナジー]]が前提となる点が少々ネック。また[[除去耐性]]を持たない点も気になるところ。
 
ただし増殖能力は、毎ターン1回限りと少々悠長である点と、これ自身は[[カウンター (目印)|カウンター]]を用いる[[能力]]を持たず他の[[カード]]とのコンボや[[シナジー]]が前提となる点が少々ネック。また[[除去耐性]]を持たない点も気になるところ。
  
統率者として用いる際は、増殖能力を生かしたコンボ寄りの運用にも、戦闘性能を生かした[[統率者ダメージ]]を狙いの[[アグロ]]運用にも使うことができるだろう。[[統率者2015]]の[[経験カウンター]]を用いるクリーチャーとの相性もよい。
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統率者として用いる際は、増殖能力を活かして各種[[プレインズウォーカー]]を多数運用してもよく、自身の戦闘性能と面展開して[[+1/+1カウンター]]をばら撒く[[アグロ]]戦術としても運用できるだろう。[[統率者2015]]の[[経験カウンター]]を用いるクリーチャーとの相性もよい。
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*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
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*[[多元宇宙の伝説]]では各カードは自分の属する[[次元/Plane]]由来の[[ショーケース・フレーム]]が用いられているのだが、このカードのみ故郷の[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]ではなく背景ストーリー中で侵略先として派遣された[[ニューカペナ/New Capenna]]のショーケース・フレーム仕様となっている({{Gatherer|id=611663}})。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/アトラクサ}}
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===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/統率者2016の4色の伝説のクリーチャー}}
 
{{サイクル/統率者2016の4色の伝説のクリーチャー}}
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
''アトラクサ''/''Atraxa'' は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[天使]]。独力で[[ミラディン/Mirrodin]]人の撤退を支援していたところを新ファイレクシアに捕縛された。彼女の不屈の精神を評価した[[白]]の[[法務官/Praetor]][[エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]は、新ファイレクシアの象徴として「完成」させようと他の法務官に協力を要請した。[[青]]の法務官[[ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias]][[黒]]の法務官[[シェオルドレッド/Sheoldred]][[緑]]の法務官[[ヴォリンクレックス/Vorinclex]]は協力したが、[[赤]]の法務官である[[ウラブラスク/Urabrask]]だけは協力しなかった。そうして、赤を除く4色のこの天使は「完成」された。
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'''アトラクサ'''/''Atraxa''は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[天使/Angel#新ファイレクシア|天使/Angel]][[ウラブラスク/Urabrask (ストーリー)|ウラブラスク/Urabrask]]以外の4人の[[法務官/Praetor]]の手によって完成化された。
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詳細は[[アトラクサ/Atraxa]]を参照。
  
*増殖は、初出の[[ミラディンの傷跡]]時点では青と[[アーティファクト]]のみに登場し、新ファイレクシアの侵攻が進むにつれて他の色にも拡大していく、と言う特徴的な登場の仕方をしている。[[ミラディンの傷跡ブロック]]中では、唯一白のカードは増殖を持たなかったのだが、その白の法務官であるエリシュ・ノーンが主導となって「完成」させたこのカードが増殖能力を持つと言うのは、新ファイレクシアの勝利とミラディンの完全な支配を象徴していると言えるかもしれない。
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*増殖は、初出の[[ミラディンの傷跡]]時点では青と[[アーティファクト]]のみに登場し、新ファイレクシアの侵攻が進むにつれて他の色にも拡大していく、と言う特徴的な登場の仕方をしている。[[ミラディンの傷跡ブロック]]中では、唯一白のカードは増殖を持たなかったのだが、その白の法務官であるエリシュ・ノーンが主導となって「完成」させたこのカードが増殖能力を持つと言うのは、新ファイレクシアの勝利と[[ミラディン/Mirrodin]]の完全な支配を象徴していると言えるかもしれない。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/its-time-talk-commander-2016-edition-2016-10-26 It's Time to Talk Commander (2016 Edition)!]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0017900/# 『統率者(2016年版)』の話をしよう] (Magic story Magic Creative Team著 2016年10月26日)
 
 
*[[カード個別評価:統率者2016]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2016]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:多元宇宙の伝説]] - [[神話レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Showcase: Streets of New Capenna|Secret Lair Drop Series: Showcase: Streets of New Capenna]]
 
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2024年8月5日 (月) 04:06時点における最新版


Atraxa, Praetors' Voice / 法務官の声、アトラクサ (緑)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel) ホラー(Horror)

飛行、警戒、接死、絆魂
あなたの終了ステップの開始時に、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)

4/4

マジック:ザ・ギャザリング史上2枚目の緑白青黒カードである伝説のクリーチャー統率者2016致死性の繁殖/Breed Lethalityのメイン統率者である。

4マナ4/4に加えて、各色に対応した戦闘向きのキーワード能力を4つと、額面上のコスト・パフォーマンスは極めて優秀。さらに毎ターン増殖を行う誘発型能力も持つためコンボギミックのポテンシャルも高い。

ただし増殖能力は、毎ターン1回限りと少々悠長である点と、これ自身はカウンターを用いる能力を持たず他のカードとのコンボやシナジーが前提となる点が少々ネック。また除去耐性を持たない点も気になるところ。

統率者として用いる際は、増殖能力を活かして各種プレインズウォーカーを多数運用してもよく、自身の戦闘性能と面展開して+1/+1カウンターをばら撒くアグロ戦術としても運用できるだろう。統率者2015経験カウンターを用いるクリーチャーとの相性もよい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者2016の4色の伝説のクリーチャーサイクル。全てマナ総量が4。

[編集] ストーリー

アトラクサ/Atraxa新ファイレクシア/New Phyrexia天使/Angelウラブラスク/Urabrask以外の4人の法務官/Praetorの手によって完成化された。

詳細はアトラクサ/Atraxaを参照。

  • 増殖は、初出のミラディンの傷跡時点では青とアーティファクトのみに登場し、新ファイレクシアの侵攻が進むにつれて他の色にも拡大していく、と言う特徴的な登場の仕方をしている。ミラディンの傷跡ブロック中では、唯一白のカードは増殖を持たなかったのだが、その白の法務官であるエリシュ・ノーンが主導となって「完成」させたこのカードが増殖能力を持つと言うのは、新ファイレクシアの勝利とミラディン/Mirrodinの完全な支配を象徴していると言えるかもしれない。

[編集] 参考

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