Wood Elemental
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2010年12月12日 (日) 14:55時点における版
Wood Elemental (3)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
Wood Elementalが戦場に出るに際し、好きな数のアンタップ状態の森(Forest)を生け贄に捧げる。
Wood Elementalのパワーとタフネスはそれぞれ、それが戦場に出るに際し生け贄に捧げられた森の数に等しい。
巨大になる可能性を秘めているものの、現実問題として極めて弱いと言わざるを得ないクリーチャー。
P/Tは、戦場に出る際に生け贄に捧げたアンタップ状態の森の数。つまり、森を生け贄に捧げなければ即死。生け贄に使う森からも出せるはずのマナまで考えると、実質的なマナ・コストは(X)(3)(緑)といえる。すなわち、5マナが使える状態で1/1、10マナ使えて6/6。何かがおかしい。
出てしまえばバニラ同然のこれをマナ基盤を失ってまで出す価値はまったくない。カード・プールの狭かった当時でさえ、素直に大地の怒り/Force of Natureを使えばよいと見向きもされなかった。これでいてレアであり、カスレアの一種。
しかしながらさまようもの/Wandering Ones同様、あるいはそれをも凌ぐ「弱すぎるクリーチャー」であるゆえに、インターネット上の一部では「ウッディ先生」「ウッド様」と呼び慕われている。
- 単純に強化すると菌類の精霊/Fungus Elementalやクラキリン/Krakilin。生け贄の条件を色々緩和すると血塗られしもの、死祭/Shimatsu the Bloodcloaked。それらもトーナメントレベルでは全く使われていないカードである。
- 生け贄の条件を緩和し、マナ・コストを(赤)まで下げ、さらに2体出てくるようにすると壊滅的な召喚/Devastating Summons。これは構築でも使われるほどのカードパワーとなっている。
- 歴代最悪のクリーチャーであるという意見すらある。下記の「18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time」においては全クリーチャー中ワースト1位にランクインしている。
- 1999年9月頃のオラクル更新で、一時期、+1/+1カウンターを用いる形に変更されていたが、2010年4月のオラクル更新で特性定義能力での定義に戻された。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第11位(Braingeyser)(クリーチャー部門第1位)
- カード個別評価:レジェンド - レア1
- カード個別評価:Masters Edition 4 - レア