道理の宿敵/Nemesis of Reason
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
7行: | 7行: | ||
[[戦場]]に出た返しの[[ターン]]に[[除去]]されなければ10枚確定、その[[タフネス]]も7と高く戦闘による破壊も容易ではないため、[[構築]]戦であってもこれを野放しにすれば4~5ターンの内に[[ライブラリーアウト]]してしまう。ましてや[[ライブラリー]]総数の少ない[[リミテッド]]においてその威力は言わずもがなであり、5ターン目に出たこれ1枚だけでゲームが決まる可能性は高い。 | [[戦場]]に出た返しの[[ターン]]に[[除去]]されなければ10枚確定、その[[タフネス]]も7と高く戦闘による破壊も容易ではないため、[[構築]]戦であってもこれを野放しにすれば4~5ターンの内に[[ライブラリーアウト]]してしまう。ましてや[[ライブラリー]]総数の少ない[[リミテッド]]においてその威力は言わずもがなであり、5ターン目に出たこれ1枚だけでゲームが決まる可能性は高い。 | ||
− | 相手の[[ブロッカー]] | + | 相手の[[ブロッカー]]に影響されず、数ターンでゲームを終わらす威力の[[回復]]不能な攻撃を行い、さらにタフネス7の[[黒]]クリーチャーという[[除去耐性]]も備え、しかもそのコストは5[[マナ]]と控えめ。ライブラリー破壊[[デッキ]]でなくとも十分[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]として通用する1枚。無論[[精神の葬送/Mind Funeral]]など他のライブラリー破壊[[カード]]と組ませてもよい。 |
*開発時は、[[マナ・コスト]]が1重く[[P/T]]も5/5だった。[[攻撃]]が通り続けると[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]と[[ライフ]]をほとんど同時に削り切るため[[能力]]と[[パワー]]が争っているように感じられることと、[[エントリーセット]]でのプレイテスト中しばしば[[ブロッカー]]を集められてあっさり倒されてしまったことの二つを解決するため、マナ・コストとP/Tが改められた。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/42 Collisions in the Multiverse, Part 3]参照) | *開発時は、[[マナ・コスト]]が1重く[[P/T]]も5/5だった。[[攻撃]]が通り続けると[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]と[[ライフ]]をほとんど同時に削り切るため[[能力]]と[[パワー]]が争っているように感じられることと、[[エントリーセット]]でのプレイテスト中しばしば[[ブロッカー]]を集められてあっさり倒されてしまったことの二つを解決するため、マナ・コストとP/Tが改められた。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/42 Collisions in the Multiverse, Part 3]参照) |
2011年6月9日 (木) 09:03時点における版
Nemesis of Reason / 道理の宿敵 (3)(青)(黒)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan) ホラー(Horror)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan) ホラー(Horror)
道理の宿敵が攻撃するたび、防御プレイヤーはカードを10枚切削する。
3/7攻撃に参加するたび、対戦相手に不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableと同等のライブラリー破壊を行う能力を持つクリーチャー。
ライブラリーを一気に10枚削るという派手さにも関わらず、その誘発条件は「攻撃するたび」と驚くほど容易い。よくあるサボタージュ能力と異なり、攻撃への参加のみでライブラリー破壊能力が発生することから、その決定力は緑のスーパートランプルに例えられる。
戦場に出た返しのターンに除去されなければ10枚確定、そのタフネスも7と高く戦闘による破壊も容易ではないため、構築戦であってもこれを野放しにすれば4~5ターンの内にライブラリーアウトしてしまう。ましてやライブラリー総数の少ないリミテッドにおいてその威力は言わずもがなであり、5ターン目に出たこれ1枚だけでゲームが決まる可能性は高い。
相手のブロッカーに影響されず、数ターンでゲームを終わらす威力の回復不能な攻撃を行い、さらにタフネス7の黒クリーチャーという除去耐性も備え、しかもそのコストは5マナと控えめ。ライブラリー破壊デッキでなくとも十分コントロールデッキのフィニッシャーとして通用する1枚。無論精神の葬送/Mind Funeralなど他のライブラリー破壊カードと組ませてもよい。
- 開発時は、マナ・コストが1重くP/Tも5/5だった。攻撃が通り続けると対戦相手のライブラリーとライフをほとんど同時に削り切るため能力とパワーが争っているように感じられることと、エントリーセットでのプレイテスト中しばしばブロッカーを集められてあっさり倒されてしまったことの二つを解決するため、マナ・コストとP/Tが改められた。(→Collisions in the Multiverse, Part 3参照)