乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(参考)
 
(8人の利用者による、間の11版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Noyan Dar, Roil Shaper}}
 
{{#card:Noyan Dar, Roil Shaper}}
  
{{未評価|戦乱のゼンディカー}}
+
[[精神壊しの罠/Mindbreak Trap]]などの[[フレイバー・テキスト]]で有名な[[ノヤン・ダール/Noyan Dar]]が[[カード]]化。[[覚醒]]3相当の[[効果]]を発揮する[[誘発型能力]]を持った[[伝説の]][[マーフォーク]]。
 +
 
 +
[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を[[唱える]]たびに3点分の[[クロック]]が増強されていくのは強力。自身は[[除去耐性]]を持たないが、もとより[[白青]]は[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]に長けた[[色の組み合わせ]]であるため、[[打ち消す|打ち消し]]などでこれを守っている内に、受け身でも盤面に戦力が整っていくのは攻防を兼ねる魅力的な[[能力]]。
 +
 
 +
能力は[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]向きのだが、コントロールデッキの[[フィニッシャー]]は激戦区。参入時の[[スタンダード]]では、同じ[[マナ・コスト]]に[[環境]]でも屈指のフィニッシャーである[[龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai]]がいるのが最大の逆風。また[[メタゲーム]]上に[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[衰滅/Languish]]などの[[全体除去]]が目立つため、[[クリーチャー化]]させた[[土地]]をノヤン・ダール本人ごと根こそぎにされる危険性も無視できない。[[タルキール龍紀伝]]が[[ローテーション]]落ちしてからも、[[カラデシュ]]で入れ替わりに[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]]が登場。出た時点では仕事をしないことや除去耐性を持たないことが響き、それらのカードの後塵を拝する形になっている。
 +
 
 +
*すでにクリーチャー化している土地を[[対象]]にしてもよい。土地クリーチャーにさらに[[+1/+1カウンター]]を追加する[[コンバット・トリック]]に利用できる。
 +
*[[空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner]]とは、クロックを追加する能力・[[種族]]・[[伝説のクリーチャー]]である事など共通点が多い。
 +
**ただし、[[トークン]]と土地のクリーチャー化では、実際の性質がかなり異なる。土地では[[生け贄に捧げる|生け贄]]や[[チャンプブロック]]などの[[死亡]]要員としては扱いづらいし、また何らかの[[無限ループ]]を用いても[[無限トークン]]と違って土地の数までしかクリーチャーを増員できない(ただ上記にあるように[[無限強化]]はできる)。
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
'''ノヤン・ダール'''/''Noyan Dar''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[マーフォーク]]。詳細は[[ノヤン・ダール/Noyan Dar]]を参照。
 +
 
 +
*[[打ち消す|打ち消し]]などの搦め手に関するフレーバー・テキストで出番が多かった彼だが、このカードの能力は、今までのイメージとは大分異なる直接的なもの。これは、フレイバー・テキストにあるように、凪魔道士/Lullmageから乱動魔道士/Roilmageに転向したためである。
 +
{{フレイバーテキスト|凪魔道士として長年働いたノヤン・ダールは、ゼンディカーの怒りを鎮めるのではなく喚起すると言う、ずっと簡単な仕事に転じた。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[ゼンディカー/Zendikar #乱動/Roil|乱動/Roil]]([[背景世界/ストーリー用語]])
+
*[[乱動/The Roil]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:戦乱のゼンディカー]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:戦乱のゼンディカー]] - [[レア]]

2020年9月3日 (木) 08:00時点における最新版


Noyan Dar, Roil Shaper / 乱動を刻む者、ノヤン・ダール (3)(白)(青)
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 同盟者(Ally)

あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。あなたはそれの上に+1/+1カウンターを3個置いてもよい。そうしたなら、その土地は速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。

4/4

精神壊しの罠/Mindbreak Trapなどのフレイバー・テキストで有名なノヤン・ダール/Noyan Darカード化。覚醒3相当の効果を発揮する誘発型能力を持った伝説のマーフォーク

インスタントソーサリー唱えるたびに3点分のクロックが増強されていくのは強力。自身は除去耐性を持たないが、もとより白青コントロールに長けた色の組み合わせであるため、打ち消しなどでこれを守っている内に、受け身でも盤面に戦力が整っていくのは攻防を兼ねる魅力的な能力

能力はコントロールデッキ向きのだが、コントロールデッキのフィニッシャーは激戦区。参入時のスタンダードでは、同じマナ・コスト環境でも屈指のフィニッシャーである龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiがいるのが最大の逆風。またメタゲーム上に命運の核心/Crux of Fate衰滅/Languishなどの全体除去が目立つため、クリーチャー化させた土地をノヤン・ダール本人ごと根こそぎにされる危険性も無視できない。タルキール龍紀伝ローテーション落ちしてからも、カラデシュで入れ替わりに奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkが登場。出た時点では仕事をしないことや除去耐性を持たないことが響き、それらのカードの後塵を拝する形になっている。

[編集] ストーリー

ノヤン・ダール/Noyan Darゼンディカー/Zendikarマーフォーク。詳細はノヤン・ダール/Noyan Darを参照。

  • 打ち消しなどの搦め手に関するフレーバー・テキストで出番が多かった彼だが、このカードの能力は、今までのイメージとは大分異なる直接的なもの。これは、フレイバー・テキストにあるように、凪魔道士/Lullmageから乱動魔道士/Roilmageに転向したためである。
凪魔道士として長年働いたノヤン・ダールは、ゼンディカーの怒りを鎮めるのではなく喚起すると言う、ずっと簡単な仕事に転じた。

[編集] 参考

MOBILE