ボーマットの急使/Bomat Courier

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カードを追放する[[能力]]は、[[手札]]さえ使い切れば多くの[[アドバンテージ]]を得ることができる。速い[[アグロ]]では難しいことではなく、[[癇しゃく/Fiery Temper]]を始めとした[[マッドネス]]カードを[[捨てる]]ことで、[[ディスアドバンテージ]]を抑えることも可能。早い[[ターン]]に[[プレイ]]できれば捨てる枚数を超えるカードを手札に加えられることも珍しくない。
  
多くのカードを追放したボーマットの急使は[[除去]]せざるを得ないため、[[怒り狂うゴブリン/Raging Goblin]]のようなフレンチ[[バニラ]]と異なり、しっかりと除去の的になってくれる。[[パワー]]と[[タフネス]]は低く[[ブロッカー]]の存在で攻撃できないことも多いが、[[機体]]の[[搭乗]]に使用したり、手札に有効なカードが無くなる後半では最低限[[サイクリング]]のようにカードを手札を補充できるため非常に扱いやすい。
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*[[Knowledge Vault]]という似たようなカードがある。
 
*[[Knowledge Vault]]という似たようなカードがある。
*3番目の[[追放]]した[[カード]][[手札に加える]][[能力]]は、[[名前|同名]]の他のカードが追放したカードを手札に加えることはできない。
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==ルール==
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*手札に1枚もカードがない場合でも、「[[あなた]]の手札を捨てる」という[[コスト]][[支払う]]ことができる。
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*[[ルール文章]]に書かれている「ボーマットの急使」とは、これ自身のみを指す({{CR|201.5}})。他のボーマットの急使の攻撃で1番目の能力が誘発したり、他のボーマットの急使が追放したカードを3番めの能力で手札に加えることはできない。[[名前]]の項も参照。
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**ボーマットの急使が[[起動型能力]]を使わないまま[[戦場を離れる|戦場を離れ]]、その後[[戦場]]に[[戻す|戻さ]]れた場合、それは異なる[[オブジェクト]]として扱われる({{CR|400.7}})ため、以前に追放したカードを手札に加えることはできない。[[領域]]の項も参照。
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*2番目の能力と3番目の能力は[[関連している能力]]である。例えば、[[虚空の力線/Leyline of the Void]]などの[[効果]]で[[起動コスト]]として捨てるカードが追放されたとしても、それは手札に加えられるカードにはならない。
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==関連カード==
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===サイクル===
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{{サイクル/カラデシュ・ブロックのコストに色マナを要求するレアのアーティファクト}}
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[ギラプール/Ghirapur#ボーマット/Bormat|ボーマット/Bormat]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:カラデシュ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:カラデシュ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:カラデシュリマスター]] - [[レア]]
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2022年7月30日 (土) 16:32時点における最新版


Bomat Courier / ボーマットの急使 (1)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

速攻
ボーマットの急使が攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きに追放する。(あなたはそれを見ることができない。)
(赤),あなたの手札を捨てる,ボーマットの急使を生け贄に捧げる:ボーマットの急使により追放されたすべてのカードをオーナーの手札に加える。

1/1

攻撃するたびにライブラリーの一番上カード追放し、後にそれを手札に加えることができるアーティファクト・クリーチャー

カードを追放する能力は、手札さえ使い切れば多くのアドバンテージを得ることができる。速いアグロでは難しいことではなく、癇しゃく/Fiery Temperを始めとしたマッドネスカードを捨てることで、ディスアドバンテージを抑えることも可能。早いターンプレイできれば捨てる枚数を超えるカードを手札に加えられることも珍しくない。

多くのカードを追放したボーマットの急使は、対戦相手にしてみれば除去せざるを得ないが、マナさえあれば生け贄に捧げられるため非常に対処しにくい。1/1なのでブロッカーの存在で攻撃できないことも多いが、機体搭乗に使用したり、手札に有効なカードがなくなる後半では最低限サイクリングのようにカードを補充できるため無駄にはならない。

参入時のスタンダードでは、赤黒アグロなどのアグロデッキで採用されている。マッドネスシナジーのほか、発明者の見習い/Inventor's Apprentice無許可の分解/Unlicensed Disintegrationなどのアーティファクトシナジーにも大きく寄与している。アモンケット・ブロック期のラムナプ・レッドでも先陣を切る。イクサラン・ブロック期も引き続きラムナプ・レッドで採用され、ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins禁止後も赤単アグロ赤黒アグロといった系のアグロデッキでフル投入された。ドミナリア参入後は、ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerが多用される環境柄タフネス1のクリーチャーが敬遠されるようになり、ミラーマッチを考慮してこのカードを抜いてミッドレンジ寄りの構成を取るケースも増えた。それでも、赤黒アグロ赤単アグロでは引き続き採用され、カードプールから落ちるまで一線級のカードであり続けた。

[編集] ルール

  • 手札に1枚もカードがない場合でも、「あなたの手札を捨てる」というコスト支払うことができる。
  • ルール文章に書かれている「ボーマットの急使」とは、これ自身のみを指す(CR:201.5)。他のボーマットの急使の攻撃で1番目の能力が誘発したり、他のボーマットの急使が追放したカードを3番めの能力で手札に加えることはできない。名前の項も参照。
  • 2番目の能力と3番目の能力は関連している能力である。例えば、虚空の力線/Leyline of the Voidなどの効果起動コストとして捨てるカードが追放されたとしても、それは手札に加えられるカードにはならない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

カラデシュ・ブロック能力コスト色マナを要求するレアアーティファクトサイクル

[編集] 参考

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