エインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrath

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==ルール==
 
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*[[あなた]]が[[マッドネス]]を持つ[[カード]]を[[捨てる|捨てた]]場合、エインジーの[[誘発型能力]]と、マッドネスの誘発型能力が同時に[[誘発]]し、あなたはその2つを好きな順番で[[スタック]]に置く。したがって、あなたはエインジーを[[アンタップ]]してから捨てたカードをマッドネスで[[唱える]]ことも、その逆もできるが、先にマッドネスで唱えることを選んだなら、その[[呪文]]が[[解決]]されるまでの間にエインジーをアンタップすることはできない。
 
**エインジーの[[起動型能力]]の[[コスト]]としてマッドネスを持つカードを捨てた場合、2つの誘発型能力およびマッドネスで唱えた呪文を解決してから、最後に起動型能力を解決しカードを1枚[[引く]]ことになる。
 
**エインジーの[[起動型能力]]の[[コスト]]としてマッドネスを持つカードを捨てた場合、2つの誘発型能力およびマッドネスで唱えた呪文を解決してから、最後に起動型能力を解決しカードを1枚[[引く]]ことになる。
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*マッドネスを持つカードを複数枚同時に捨てたならば、この誘発型能力はその枚数分誘発する。マッドネスも同じ数だけ誘発するので、枚数の2倍の数の誘発型能力を好きな順番でスタックに置く。
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*アンタップする誘発型能力は[[if節ルール]]の制約下にある({{CR|603.4}})。誘発時と解決時の両方で捨てたカードがマッドネスを持つことをチェックする。カードを捨てたときにそれがマッドネスを持っていなければ誘発せず、誘発しても解決時にそのカードがマッドネスを失っていれば能力は何もしない。
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**稀であるが、[[追放領域]]でマッドネスを持ったり失ったりすることは[[ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger]]によって起こる。マッドネスを元々持たない吸血鬼カードを捨てたとして、その時点でファルケンラスの過食者が[[戦場]]に居ないのならば誘発しない。誘発しても、マッドネスによってそのカードを唱えるか誘発型能力が解決するかのどちらか一方が起こるまでに、ファルケンラスの過食者が戦場を離れていたならば能力は何もしない。
  
 
==関連カード==
 
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{{サイクル/統率者2019のメイン統率者}}
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'''エインジー・ファルケンラス'''/''Anje Falkenrath''は[[イニストラード/Innistrad]]の[[吸血鬼/Vampire#イニストラード|吸血鬼/Vampire]]の四大血統の一つ、[[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|ファルケンラス/Falkenrath]]家の末裔の一人。女性。
 
'''エインジー・ファルケンラス'''/''Anje Falkenrath''は[[イニストラード/Innistrad]]の[[吸血鬼/Vampire#イニストラード|吸血鬼/Vampire]]の四大血統の一つ、[[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|ファルケンラス/Falkenrath]]家の末裔の一人。女性。
  
詳細は[[エインジー・ファルランケス/Anje Falkenrath (ストーリー)]]を参照。
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詳細は[[エインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrath (ストーリー)]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[神話レア]]
 
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2025年2月15日 (土) 06:52時点における最新版


Anje Falkenrath / エインジー・ファルケンラス (1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

速攻
(T),カード1枚を捨てる:カードを1枚引く。
あなたがカードを1枚捨てるたび、それがマッドネスを持っているなら、エインジー・ファルケンラスをアンタップする。

1/3

WHISPERのテキストには誤りがあります。「それがマッドネスを持っているなら、」は「それがマッドネスを持っている場合、」と読み替えてください。

イニストラード/Innistradファルケンラス/Falkenrath家の末裔が初のカード化。かき回し能力と速攻マッドネス・カードを捨てるたびにアンタップする能力を持つ。

タップ能力と速攻、かき回し能力と自身をアンタップする能力とがそれぞれ噛み合っており、素早く手札を回転させてマッドネスを連発していく動きに最適。戦闘性能は低いものの、システムクリーチャーとして一級品の性能であるため気にする必要はないだろう。アンタップする能力は自身のかき回しの起動コストで捨てたカードに限らず、他で捨てたときにも誘発することは忘れがちなので意識しておきたい。

統率者戦統率者にしておけばいつでも確実に唱えることができるためそれに特化したデッキ編成がしやすく、実際統率者2019残酷な憤怒/Merciless Rageはそういったデザインとなっている。通常の構築でも、イニストラードを覆う影ブロック吸血鬼を中核とした吸血鬼デッキなど相性のよいデッキがいくつか考えられる。マッドネスにこだわらずとも単純にルーターとしての性能はそこそこ高く、墓地利用デッキなどに適当に採用しても十分仕事はしてくれるだろう。

  • 日本語版カードは「それがマッドネスを持っている場合、」とすべきところを、「それがマッドネスを持っているなら、」としてしまっている誤訳がある。

[編集] ルール

  • あなたマッドネスを持つカード捨てた場合、エインジーの誘発型能力と、マッドネスの誘発型能力が同時に誘発し、あなたはその2つを好きな順番でスタックに置く。したがって、あなたはエインジーをアンタップしてから捨てたカードをマッドネスで唱えることも、その逆もできるが、先にマッドネスで唱えることを選んだなら、その呪文解決されるまでの間にエインジーをアンタップすることはできない。
    • エインジーの起動型能力コストとしてマッドネスを持つカードを捨てた場合、2つの誘発型能力およびマッドネスで唱えた呪文を解決してから、最後に起動型能力を解決しカードを1枚引くことになる。
  • マッドネスを持つカードを複数枚同時に捨てたならば、この誘発型能力はその枚数分誘発する。マッドネスも同じ数だけ誘発するので、枚数の2倍の数の誘発型能力を好きな順番でスタックに置く。
  • アンタップする誘発型能力はif節ルールの制約下にある(CR:603.4)。誘発時と解決時の両方で捨てたカードがマッドネスを持つことをチェックする。カードを捨てたときにそれがマッドネスを持っていなければ誘発せず、誘発しても解決時にそのカードがマッドネスを失っていれば能力は何もしない。
    • 稀であるが、追放領域でマッドネスを持ったり失ったりすることはファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorgerによって起こる。マッドネスを元々持たない吸血鬼カードを捨てたとして、その時点でファルケンラスの過食者が戦場に居ないのならば誘発しない。誘発しても、マッドネスによってそのカードを唱えるか誘発型能力が解決するかのどちらか一方が起こるまでに、ファルケンラスの過食者が戦場を離れていたならば能力は何もしない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者2019のメイン統率者サイクル能力は収録されている構築済みデッキのテーマに沿ったものになっている。稀少度神話レアで、構築済みデッキには統率者用の大型サイズのプレミアム・カード統率者カード)も封入されている。

[編集] ストーリー

エインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrathイニストラード/Innistrad吸血鬼/Vampireの四大血統の一つ、ファルケンラス/Falkenrath家の末裔の一人。女性。

詳細はエインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrath (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

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