Aerathi Berserker
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+ | 初出時の[[名前]]は「Ærathi Berserker」であったが、[[カラデシュ]]発売に伴う[[オラクル]]更新により、合字を用いない「Aerathi Berserker」に変更された。 | ||
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+ | なお、名前に合字「Æ」が用いられていた[[カード]]はいずれも「Æther(霊気)」を含むものであり、このカードが唯一の例外であった。合字の廃止についての詳細は[[霊気/Aether]]を参照。 | ||
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+ | *実際に印刷された英語版のカードは名前に[[誤植]]があり、1文字目のÆが欠落している({{Gatherer|id=1557|カード画像}})。 | ||
+ | **[[Gatherer]]では、なぜか誤植の方の名前が掲載されている。 | ||
+ | **これにより「rathi([[ラース/Rath|ラース]]の~)」となってしまったが、勿論[[テンペスト]]とは関係ない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]1 |
2024年8月16日 (金) 21:08時点における最新版
AErathi Berserker (2)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
ランページ3(このクリーチャーがブロックされるたび、それをブロックしている2体目以降のクリーチャー1体につき+3/+3の修整を受ける。)
2/4レジェンド初出の新能力、ランページを持った初のクリーチャーの1体。
トリプルシンボルを含む5マナは重く、素のサイズも2/4と微妙な大きさ。ランページ3は破格の修整値であるが、ランページ自体がなかなか誘発しない能力。有効活用には寄せ餌/Lureなどのバックアップが必要だが、そちらは緑のダブルシンボルで、色的にきつい。トランプルのような突破力もないのも減点。
当時の5マナの赤のバニラである炎の精霊/Fire Elementalと比較しても力不足の感は否めない。総括すると、高いマナ・コストに見合った力を持たない弱いカードといえる。
- 初出時のクリーチャー・タイプは狂戦士のみであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間が追加された。
- 後にティーカのドラゴン/Teeka's Dragonが生まれるまで、最大のランページ数値「3」を持ったクリーチャーだった。
[編集] カード名
初出時の名前は「Ærathi Berserker」であったが、カラデシュ発売に伴うオラクル更新により、合字を用いない「Aerathi Berserker」に変更された。
なお、名前に合字「Æ」が用いられていたカードはいずれも「Æther(霊気)」を含むものであり、このカードが唯一の例外であった。合字の廃止についての詳細は霊気/Aetherを参照。