指揮官リアーラ・ポーティア/Commander Liara Portyr
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+ | **攻撃クリーチャーであれば、そのクリーチャーが[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の[[ターン起因処理]]で[[攻撃]]指定されたか、[[攻撃している状態で戦場に出る|攻撃している状態で戦場に出た]]かなどは問わない。 | ||
+ | **[[除去]]によって攻撃クリーチャーが居なくなったり、クリーチャーが攻撃している状態で戦場に出ることによって、攻撃指定より後の段階でプレイヤーが「攻撃されているプレイヤー」であるかどうかが変わることがある。 | ||
+ | **この用語は[[2025年]]2月現在[[総合ルール]]内では定義されていない。[[Jess Dunks]]が上記の扱いをSNS上で述べているにとどまる<ref>[https://www.reddit.com/r/mtgrules/comments/uzli0r/comment/iabtq7s/ Commander Liara Portyr](reddit - r/mtgrules [[2022年]]5月29日)</ref><ref>[https://x.com/Dunkatog/status/1530586963559870464 @Dunkatog](X/Twitter 2022年5月29日)</ref>。 | ||
+ | *「[[攻撃]]されている[[プレイヤー]]の数」はこの能力の[[解決]]時に決定する({{CR|608.2h}})。上で述べたように攻撃後に数が変動する場合がある。この能力の解決後に数が変動してもコストが減少する量は変わらない。 | ||
**[[会戦]]とは性質が異なるので注意。 | **[[会戦]]とは性質が異なるので注意。 | ||
− | *[[プレインズウォーカー]] | + | *[[プレインズウォーカー]]は攻撃されているプレイヤーの数に含めない。攻撃されているプレインズウォーカーをコントロールしていても、そのコントローラーが攻撃されているかとは無関係である。 |
*追放領域から唱える呪文であれば、これ自身の能力以外により唱えることを許可された呪文([[当事者カード]]や[[予顕]]など)もコストが減少する。 | *追放領域から唱える呪文であれば、これ自身の能力以外により唱えることを許可された呪文([[当事者カード]]や[[予顕]]など)もコストが減少する。 | ||
*[[デミリッチ/Demilich]]などによりカードを追放してそのコピーを唱える場合、それは追放領域から唱えていることになるのでコストが減少する({{CR|707.12}})。 | *[[デミリッチ/Demilich]]などによりカードを追放してそのコピーを唱える場合、それは追放領域から唱えていることになるのでコストが減少する({{CR|707.12}})。 | ||
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==関連カード== | ==関連カード== | ||
===[[サイクル]]=== | ===[[サイクル]]=== | ||
{{サイクル/統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いのアンコモンの2色の伝説のクリーチャー}} | {{サイクル/統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いのアンコモンの2色の伝説のクリーチャー}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[コスト減少カード]] | *[[コスト減少カード]] | ||
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[アンコモン]] | ||
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2025年2月1日 (土) 09:23時点における最新版
Commander Liara Portyr / 指揮官リアーラ・ポーティア (3)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
あなたが攻撃するたび、このターンにあなたが追放領域から唱える呪文のコストは(X)少なくなる。Xは、攻撃されているプレイヤーの人数に等しい。あなたのライブラリーの一番上にあるカードX枚を追放する。ターン終了時まで、あなたはそれらの追放されているカードの中から望む数の呪文を唱えてもよい。
5/3あなたが攻撃すると衝動的ドローに加え追放領域から唱える呪文のコストを下げる伝説の人間・兵士。その効果量は多くの対戦相手を攻撃するほど増加する。
そのターン中に唱えきれるだけのマナがなければ無駄になるという衝動的ドローの弱点をコスト減少能力で補っており合理的である。しかし普通の方法で能力を最大限活かそうとすると、対戦相手の人数分クリーチャーを用意する必要があり手間がかかる。無尽持ちならばクリーチャー1体から全対戦相手を攻撃できるため、組み合わせることが推奨される。
5マナにしてはタフネスが低く、普通に出すと返しのターンまでに除去されやすい。そのためある程度マナに余裕を持たせた状況で出し、そのターン中の衝動的ドローだけでも活かせるようにすると良いだろう。
リミテッドでは白と赤で無尽がフィーチャーされていることに加え、当事者カードも存在するので能力を活かしやすい。また、見事な修理/Inspired Tinkeringとの組み合わせは非常に強力。
[編集] ルール
- 追放されているカードの中から呪文を唱えてもよい効果に関する基本的なルールは衝動的ドローを参照。
- プレイヤーはそのプレイヤーを攻撃しているクリーチャーが1体以上居るとき「攻撃されているプレイヤー/(a) player being attacked」である。
- 攻撃クリーチャーであれば、そのクリーチャーが攻撃クリーチャー指定ステップのターン起因処理で攻撃指定されたか、攻撃している状態で戦場に出たかなどは問わない。
- 除去によって攻撃クリーチャーが居なくなったり、クリーチャーが攻撃している状態で戦場に出ることによって、攻撃指定より後の段階でプレイヤーが「攻撃されているプレイヤー」であるかどうかが変わることがある。
- この用語は2025年2月現在総合ルール内では定義されていない。Jess Dunksが上記の扱いをSNS上で述べているにとどまる[1][2]。
- 「攻撃されているプレイヤーの数」はこの能力の解決時に決定する(CR:608.2h)。上で述べたように攻撃後に数が変動する場合がある。この能力の解決後に数が変動してもコストが減少する量は変わらない。
- 会戦とは性質が異なるので注意。
- プレインズウォーカーは攻撃されているプレイヤーの数に含めない。攻撃されているプレインズウォーカーをコントロールしていても、そのコントローラーが攻撃されているかとは無関係である。
- 追放領域から唱える呪文であれば、これ自身の能力以外により唱えることを許可された呪文(当事者カードや予顕など)もコストが減少する。
- デミリッチ/Demilichなどによりカードを追放してそのコピーを唱える場合、それは追放領域から唱えていることになるのでコストが減少する(CR:707.12)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いの、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 至極の刀、オージ/Oji, the Exquisite Blade(白青、明滅)
- 無慈悲な魂、ミンタラ/Minthara, Merciless Soul(白黒、アリストクラッツ・パーマネントが戦場を離れる)
- 重鎮、リルサ・レイル/Rilsa Rael, Kingpin(青黒、イニシアチブ)
- ドラゴンの遺産、ローザン/Lozhan, Dragons' Legacy(青赤、スペル軸ドラゴン)
- 市場の元締め、マハディ/Mahadi, Emporium Master(黒赤、宝物・クリーチャーとアーティファクトの生け贄)
- 影の大ドルイド、カガ/Kagha, Shadow Archdruid(黒緑、切削と墓地利用)
- 解体屋、スラッカス/Thrakkus the Butcher(赤緑、高パワードラゴン)
- 指揮官リアーラ・ポーティア/Commander Liara Portyr(赤白、無尽・複数の対戦相手への攻撃)
- 小さきものの呼び手、カディラ/Cadira, Caller of the Small(緑白、トークン)
- 鱗の歌姫、コーレッサ/Korlessa, Scale Singer(緑青、ランプ型ドラゴン)
[編集] 参考
- ↑ Commander Liara Portyr(reddit - r/mtgrules 2022年5月29日)
- ↑ @Dunkatog(X/Twitter 2022年5月29日)