重鎮、リルサ・レイル/Rilsa Rael, Kingpin
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
接死
重鎮、リルサ・レイルが戦場に出たとき、あなたはイニシアチブを得る。
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死を得る。あなたがダンジョンを踏破したことがあるなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーはさらに+5/+0の修整を受け先制攻撃と威迫を得る。
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を強化する能力も持つ。通常は接死を与えるだけだが、ダンジョンを踏破していると先制攻撃と威迫が追加、更にパワーが大きく上昇する。
付与するキーワード能力同士の相性が非常に良く、威迫でブロッカーを増やし、先制攻撃で戦闘ダメージを与え、殴り返される前に接死で破壊する。先制攻撃や二段攻撃、破壊不能で対策されない限り、戦闘においてはほぼ無敵に等しい。パワーの上昇によって複数でのブロックで戦闘ダメージを受けないクリーチャーを作って反撃、という真似も難しく、かといって通せば普通に痛い。対戦相手からすれば相当厄介だろう。
問題はまず、本人の重さ。5マナ出るようになってから初めてダンジョンを攻略開始するのでは恩恵を受けるのが少々遅い。前述の通り戦闘での恩恵は強いとはいえ、火力や除去には弱く、また基本的に毎ターン1回、1体しか強化できないので基本運用は守りを固めつつ、少数のアタッカーで徐々に盤面での有利を取って行くこと。接死は元々防御的なキーワード能力であり、攻撃誘発との相性はいまいち。その制圧力はダンジョンの踏破ボーナスを受けてこそのもの。リミテッドで統率者に選ぶ場合、可能な限りイニシアチブを得る能力を備えたクリーチャーを他にピックしておきたい。
統率者に指定できることから、ソーサリー・タイミング限定ではあるが、除去されてもイニシアチブを取り返し続けることが可能。統率者税がかかる以上無制限とは行かないが、これが統率者になっている限り、イニシアチブの取り合いで競り負けることは少ないだろう。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いの、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 至極の刀、オージ/Oji, the Exquisite Blade(白青、明滅)
- 無慈悲な魂、ミンタラ/Minthara, Merciless Soul(白黒、アリストクラッツ・パーマネントが戦場を離れる)
- 重鎮、リルサ・レイル/Rilsa Rael, Kingpin(青黒、イニシアチブ)
- ドラゴンの遺産、ローザン/Lozhan, Dragons' Legacy(青赤、スペル軸ドラゴン)
- 市場の元締め、マハディ/Mahadi, Emporium Master(黒赤、宝物・クリーチャーとアーティファクトの生け贄)
- 影の大ドルイド、カガ/Kagha, Shadow Archdruid(黒緑、切削と墓地利用)
- 解体屋、スラッカス/Thrakkus the Butcher(赤緑、高パワードラゴン)
- 指揮官リアーラ・ポーティア/Commander Liara Portyr(赤白、無尽・複数の対戦相手への攻撃)
- 小さきものの呼び手、カディラ/Cadira, Caller of the Small(緑白、トークン)
- 鱗の歌姫、コーレッサ/Korlessa, Scale Singer(緑青、ランプ型ドラゴン)