混沌性変異/Chaotic Transformation
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+ | パーマネントの指定は全てコントローラーが共通している必要は無く、特定のパーマネントは相手から、残りは自分からといった細かい指定方法も可能。2通りの使い方がある呪文とあってこの融通性は強みになる。 | ||
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+ | *[[解決]]の手順は以下の通り。 | ||
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+ | *手順2において、複数の対象をコントロールしていたプレイヤーは好きな順番で対象を選んで処理を行うことができる。その際、最初にすべての順番を決定するのではなく、対象1つについて処理を行うごとに、その結果を見てから次に処理を行う対象を決めることができる({{CR|608.2f}})。 | ||
+ | *複数個の対象をコントロールしていたプレイヤーは、最終的にそれと同じ回数ライブラリーを切り直す。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[レア]] |
2025年1月23日 (木) 23:59時点における最新版
ソーサリー
アーティファクト最大1つとエンチャント最大1つとクリーチャー最大1体とプレインズウォーカー最大1体と土地最大1つを対象とする。それらを追放する。これにより追放された各パーマネントにつきそれぞれ、それのコントローラーはそれと共通のカード・タイプを持つカード1枚が公開されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。そのカードを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
各種パーマネント1つずつを追放し、補填として追放されたパーマネントごとにコントローラーがライブラリーから同種のパーマネント・カードを戦場に出すソーサリー。異形化/Transmogrifyの範囲が拡大され、それに伴って影響を与える対象の数も増えた形。
この手の呪文の例に漏れず用途は2通り。自分のパーマネントを追放する場合、ランダム性の強い踏み倒し手段として。特にアーティファクト、クリーチャーについては低マナ域をトークンで埋めておき、デッキには重いカードだけを搭載しておくことで、確実に強烈な踏み倒しが可能。ただし当然、引いてきてしまう事故の存在は忘れないように。他は引き次第で左右されるが、例えば1種類しかプレインズウォーカーを採用していないならば忠誠カウンターのリセットに使えたり、エンチャントの枠でクリーチャー・エンチャントを指定することでクリーチャーを踏み倒すことができるなど、活用できる盤面自体はそれなりに多い。もちろんライブラリー操作とも相性は良好。
もう1つは対戦相手のパーマネントを追放する場合。こちらは単に除去として使うことになる。場合によっては更に厄介なものが出てくる危険性こそあるが、どうせ黙ってても叩き潰されるような状況であれば賭けに出てみるのも悪くない。こちらの用途だけを目的にするには6マナとかなり重いため、自分のパーマネントを変化するために使うのを前提に採用しておき、必要に応じてこちらのパターンも利用していくという形がよいだろう。
パーマネントの指定は全てコントローラーが共通している必要は無く、特定のパーマネントは相手から、残りは自分からといった細かい指定方法も可能。2通りの使い方がある呪文とあってこの融通性は強みになる。
[編集] ルール
- 解決の手順は以下の通り。
- 全ての対象を同時に追放する
- 対象のパーマネントの内1つ以上をコントロールしていた各プレイヤーは、APNAP順で最初のプレイヤーから自分のコントロールしていた対象1つごとに以下を実行する。
- その対象と共通のカード・タイプを持つカード1枚が公開されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ公開する。
- そのカードを戦場に出す。
- 自分のライブラリーを切り直す。
- 手順2において、複数の対象をコントロールしていたプレイヤーは好きな順番で対象を選んで処理を行うことができる。その際、最初にすべての順番を決定するのではなく、対象1つについて処理を行うごとに、その結果を見てから次に処理を行う対象を決めることができる(CR:608.2f)。
- 複数個の対象をコントロールしていたプレイヤーは、最終的にそれと同じ回数ライブラリーを切り直す。