前線への猛進/Frontline Rush
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(ゴブリンデッキは霊気走破時代からボロスが少数ながら存在していたことやゴブリン奇襲はほぼ使用されていなかったことなどを踏まえ大幅改稿) |
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*それぞれのモードの類似カードは[[急報/Raise the Alarm]]、[[大群の力/Might of the Masses]]を参照。 | *それぞれのモードの類似カードは[[急報/Raise the Alarm]]、[[大群の力/Might of the Masses]]を参照。 | ||
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2025年5月6日 (火) 22:17時点における最新版
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークン2体を生成する。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい。
ゴブリン・トークン2体の生成と、クリーチャーの数に応じたパンプアップのモードを持つインスタント。
クリーチャー・タイプや色こそ違うが、大雑把に言えば急報/Raise the Alarmを多色カードにして大群の力/Might of the Massesのモードをつけた形。これ自身が横展開とそれを活かせる効果を併せ持つため、横並びを主軸にしたデッキならば複数枚投入しても腐りにくい。そうしたデッキであれば、一斉攻撃したクリーチャーのうちブロックされなかったものを強化することでエンドカードとして働ける。急報と同様、頭数をインスタント・タイミングで増やせるのも重要で、チャンプブロックで対戦相手のアタッカーの計算を崩したり、終了ステップに出して疑似的に速攻を持つ1/1が2体並ぶといった運用も出来る。
トークンがゴブリンであるため、タイプ的デッキへの採用も考えられる。登場時のスタンダード範囲では同マナ域の単色カードであるドラゴンの餌/Dragon Fodderや、1マナ重いが同じく強化モードを併せ持つゴブリン奇襲/Goblin Surpriseが比較対象となる。多色化による色事故リスクがある分、性能はこちらの方が高いため、除去などのために白をタッチする型ならその流れで採用を検討できる。
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードではボロス召集およびジェスカイ召集で採用される。毅然たる援軍/Resolute Reinforcementsとは一長一短で、イーオスの遍歴の騎士/Knight-Errant of Eosで拾えない代わりにエンドカードにもなれる。また先述の通り、タッチ白のゴブリンデッキでも採用される。
リミテッドでも強力なカード。応召を軸とした赤白アグロにおいては序盤のアタッカー、塩路の荷役獣/Salt Road Packbeastや衝撃の名射手/Shocking Sharpshooterとの横並びシナジー、終盤のエンドカードなどマルチな活躍ができる。とはいえ個々のサイズは1/1でしかなく、要塞の族護衛/Fortress Kin-Guardや突撃部隊/Shock Brigadeのような2マナのクリーチャーに比べ突破力で劣るので、先述した横並びシナジーを活かしたり、戦争遂行努力/War Effortと併用するといったサポートがあると良い。
- 2つ目のモードのXの値は解決時に1回だけ計算される。解決後にあなたがコントロールしているクリーチャーの数が変わっても修整値は変動しない。
- それぞれのモードの類似カードは急報/Raise the Alarm、大群の力/Might of the Massesを参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録のアンコモンの2色カードサイクル。対抗色の色の組み合わせごとに2枚ずつ存在する。
- コーリ山の重鎮/Cori Mountain Stalwart
- 前線への猛進/Frontline Rush
[編集] 参考
- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:タルキール:龍嵐録 - アンコモン