滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
4行: | 4行: | ||
;+2能力 | ;+2能力 | ||
− | :[[解放/Liberate]]に似た[[能力]]。これにより、[[CIP]]能力持ちを使いまわしたり、[[タップ]]した[[パーマネント]]を[[アンタップ]] | + | :[[解放/Liberate]]に似た[[能力]]。これにより、[[CIP]]能力持ちを使いまわしたり、[[タップ]]した[[パーマネント]]を[[アンタップ]]状態に戻したりできる。また、自分が[[オーナー]]であれば、誰が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているかを問わないため、コントロールを奪われたパーマネントを取り戻したりもできる。クリーチャーを戻せば擬似的な[[警戒]]を、土地を戻せば[[テンポ・アドバンテージ]]を、[[アーティファクト]]を戻せば[[能力]]の再利用が期待できる。それ以外にも、自分が[[唱える]][[リセット]]からパーマネントを1つだけ守ったり、自身や他のプレインズウォーカーの[[忠誠度]]を初期値に戻したりといった、面白い使い方もできる。 |
;-1能力 | ;-1能力 |
2011年9月17日 (土) 09:49時点における版
Venser, the Sojourner / 滞留者ヴェンセール (3)(白)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ヴェンセール(Venser)
伝説のプレインズウォーカー — ヴェンセール(Venser)
[+2]:あなたがオーナーであるパーマネント1つを対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
[-1]:このターン、クリーチャーはブロックされない。
[-8]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、パーマネント1つを対象とし、それを追放する。」を持つ紋章を得る。
ミラディンの傷跡で登場した白青のプレインズウォーカー。
- +2能力
- 解放/Liberateに似た能力。これにより、CIP能力持ちを使いまわしたり、タップしたパーマネントをアンタップ状態に戻したりできる。また、自分がオーナーであれば、誰がコントロールしているかを問わないため、コントロールを奪われたパーマネントを取り戻したりもできる。クリーチャーを戻せば擬似的な警戒を、土地を戻せばテンポ・アドバンテージを、アーティファクトを戻せば能力の再利用が期待できる。それ以外にも、自分が唱えるリセットからパーマネントを1つだけ守ったり、自身や他のプレインズウォーカーの忠誠度を初期値に戻したりといった、面白い使い方もできる。
- -1能力
- ターン中、すべてのクリーチャーがブロックされない状態になる。これにより一気に総攻撃を仕掛けることもできるので、この能力から膠着状態を脱出し、あるいは一気にゲームエンドまで持っていくことすら可能。ただしある程度クリーチャーが展開されていないと効果は薄い。また、戦闘ダメージによる誘発型能力を持つクリーチャーのサポートとしても使える。ニューロックの猛士/Neurok Commandoを殴りに行かせるのもいいだろう。
- -8能力
- 呪文を唱えるたびにパーマネントを追放できるようになる紋章が手に入る。すべての呪文が名誉回復/Vindicateの効果を得るような状態になるため、通ってしまえば対戦相手の戦場はすぐにボロボロにできる。ただし、万が一対戦相手がパーマネントをコントロールしていなかったり、対象に指定できない場合、自分のパーマネントを追放しなくてはならないため、若干注意が必要。
+2能力、-1能力共にやや癖があり、完全に腐ることはないものの、他のプレインズウォーカーほど汎用性が高いとは言い難い。一方、嵌れば膨大なアドバンテージを得られる可能性もあるので、スタンダードやミラディンの傷跡ブロックでは、似た能力を持つ微光角の鹿/Glimmerpoint Stagと共にブリンクに似た専用のデッキを形成して活躍している。詳細は微光角の鹿のページを参照。
- 先駆のゴーレム/Precursor Golemとの相性は抜群。+2能力で積極的にトークン増やしたり、本体を守りつつトークン2体を維持したりできる。さらに-1能力でそれらがアンブロッカブルとなって襲いかかってくる。
- -8能力で追放する能力の発生源は紋章である。色やカード・タイプに対するプロテクションでは回避できない。
- 微光角の鹿と違い、ヴェンセールの+2能力は自分のパーマネントしか追放できないので注意。
関連カード
- 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant - プレインズウォーカーになる以前の姿。
ストーリー
詳細はヴェンセール/Venserを参照。