Paper

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2017年10月9日 (月) 06:02時点における版

Paperは、主にマスクス・ブロック構築に存在したターボランド系デッキ。

序盤はぶどう棚/Vine Trellisなどでマナ加速をし、そこからスカイシュラウドの要求/Skyshroud Claimで森を増やす。さらに、スカイシュラウドの要求で戦場に出た森で生き返り/Reviveを唱え、スカイシュラウドの要求を回収して再び唱えて、と大量に森を並べていく。そして土地が並んだところで、自然の類似/Natural Affinityで土地をクリーチャー化して対戦相手を殴り倒す。

大量に並んだ土地を活かして、スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinel、遠吠えする狼/Howling Wolf、巣ごもりワーム/Nesting Wurmといった重いが同名のカードをサーチするクリーチャーも利用される。

緑単色のものも存在するが、緑青で組まれることが多い。青を用いる理由は、自然の類似後の攻撃を通すために陥穽/Ensnareを使うためである。攻撃クリーチャーを指定した後に攻撃クリーチャー指定ステップで使用すれば、自然の類似でクリーチャー化した対戦相手の土地にブロックされずに攻撃を通すことができる。

陥穽以外にも、強力なドロー＆ライブラリー操作カードである渦まく知識/Brainstormなども使われる。ライブラリーの一番上に置いた不要カードを処分できるシャッフル手段が多いため、非常に相性がよい。また、スカイシュラウドの歩哨などを出して同名のカードを3枚手札に入れた後、渦まく知識でそのうちの2枚をライブラリーの一番上に置き、残りの1枚を唱えてこの2枚を再び手札に入れることで、カード・アドバンテージを稼ぐテクニックもある。

• デュエル・マスターズの黄昏ミミがハイランダー戦で青緑のこのデッキを使用していた。序盤にこそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculusや活発なビーブル/Bouncing Beeblesといった小型クリーチャーを呼び出して「可愛いもので組んだファンデッキ」と（相手を油断させるという作戦で）思わせていたが、それらが弧状の稲妻/Arc Lightningでやられてからはスカイシュラウドの要求やガイアの恵み/Gaea's Bountyで土地を集めてマスティコア/Masticoreに繋ぐ典型的なターボランドの動きを経て、上記の自然の類似＋陥穽で勝負を決める動きを見せた。しかし切札勝舞にその陥穽に対応して断層/Fault Lineを撃たれ、すべての土地を失い戦場には勝舞のジョーヴァルの女王/Jhovall Queenのみが残り、敗北した。

サンプルレシピ

• 備考
  • 参考リンク：An Unnatural Affinity
• フォーマット
  • マスクス・ブロック構築（メルカディアン・マスクス＋ネメシス）

参考

• An Unnatural Affinity
• デッキ集