ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator
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− | 当時の[[スタンダード]]では赤はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向もコンボやコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、[[生け贄に捧げる|生け贄]]の豊富な[[マーセナリー]] | + | 当時の[[スタンダード]]では赤はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向もコンボやコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、[[生け贄に捧げる|生け贄]]の豊富な[[マーセナリー]]で使用された。[[ブリッツ]]はこれを[[フィニッシャー]]に据え、[[手札破壊]]と[[除去]]でサポートする[[デッキ]]である。 |
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*[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207891|新規イラスト}}で収録された。 | *[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207891|新規イラスト}}で収録された。 | ||
− | *なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]]」[[ペナルティ能力]] | + | *なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]]」[[ペナルティ能力]]を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/skeletons-rd%E2%80%99s-closet-2004-02-20 Skeletons in R&D’s Closet](Latest Developments 2004年2月20日)</ref>。 |
*通称「エヴァ」または「初号機」。{{Gatherer|id=5559|イラスト}}がアニメ『[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だったが、当時のエヴァブームが去ると同時にこれも薄れ、[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じなくなっているらしい。 | *通称「エヴァ」または「初号機」。{{Gatherer|id=5559|イラスト}}がアニメ『[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だったが、当時のエヴァブームが去ると同時にこれも薄れ、[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じなくなっているらしい。 | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/duelist-cover-art-2012-03-29 Duelist Cover Art] (2012年3月29日 Magic Arcana) [[Duelist]]誌の表紙に使われたイラストのロゴ無し版 | ||
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2019年2月26日 (火) 12:28時点における版
Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。
規格外のサイズとデメリットを合わせ持つホラー。黒のスーサイドクリーチャーの代名詞として非常に人気のあるカード。
暗黒の儀式/Dark Ritualから1ターン目に5/5トランプルが戦場に出るのは脅威。ダメージを与える要素に乏しいコンボデッキやコントロールデッキに対しては、それだけでゲームが決まりかねないほどの威力を持つ。しかしその唯一の欠点であるダメージには極端に弱く、小さなブロッカーでも止まらざるを得ない。特に赤が相手だと返しのターンでショック/Shockを撃たれて投了というパターンすらある。まさに、環境が問われるクリーチャーであった。
当時のスタンダードでは赤はあまり使われておらず、デッキの傾向もコンボやコントロールが主流だったため、軽いダメージソースとして人気があり、当時のスーサイドブラックや、生け贄の豊富なマーセナリーで使用された。ブリッツはこれをフィニッシャーに据え、手札破壊と除去でサポートするデッキである。
スタンダード落ち後はエターナルやエクステンデッドの、ビートダウン寄りのコントロールデッキなどで、サイドボードに採用される例が散見された。さらに時代が下り、未来予知以降はクリーチャーの質の向上に付いていけなくなり、トーナメントシーンから姿を消した。
- スクイーのオモチャ/Squee's Toyや肉占い/Sarcomancyなどを先に並べておくと、維持がかなり楽になる。
- ファイレクシアvsドミナリア連合に神話レアとしてJim Murrayによる新規イラストで収録された。
- なんと制作段階においては、「生け贄に捧げる」ペナルティ能力を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない[1]。
- 通称「エヴァ」または「初号機」。イラストがアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だったが、当時のエヴァブームが去ると同時にこれも薄れ、MWS上に居るアメリカ人の大半にネタが通じなくなっているらしい。
関連カード
- ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem - ファイレクシアの抹殺者と同様の性能にクリーチャー化するマナ・アーティファクト。
- ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator - ファイレクシアの抹殺者のリメイク版。1マナ重く色拘束がきつくなった代わりに、生け贄を要求されるプレイヤーが、ダメージの発生源のコントローラーとなっている。
参考
- ↑ Skeletons in R&D’s Closet(Latest Developments 2004年2月20日)
- Duelist Cover Art (2012年3月29日 Magic Arcana) Duelist誌の表紙に使われたイラストのロゴ無し版
- ファイレクシア/Phyrexia(背景世界/ストーリー用語)
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:ウルザズ・デスティニー - レア