暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon

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*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019482/ 対策カードを作る理由](Card Preview 2017年9月8日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019482/ 対策カードを作る理由](Card Preview 2017年9月8日)
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*[http://mtg-jp.com/reading/translated/pd/0029926/ プレイ・デザイン物語:プロツアー『イクサラン』編](Play Design 2017年11月10日)
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]]

2018年1月18日 (木) 14:42時点における版


Rampaging Ferocidon / 暴れ回るフェロキドン (2)(赤)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)

威迫
プレイヤーはライフを得られない。
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、暴れ回るフェロキドンはそのクリーチャーのコントローラーに1点のダメージを与える。

3/3

ライフ回復を禁止する常在型能力と、他のクリーチャー戦場に出るたびコントローラー本体火力を飛ばす誘発型能力を持った、中型恐竜

レアだけあって3マナ3/3威迫持ちと本体性能は良好で、同じマナ・コストボガートの粗暴者/Boggart Bruteを上回り、これに対応するためにブロッカーを増やすだけでもダメージが飛ぶため、クロックとしての確実性が増している。ダメージ誘発自分にも及ぶが、早期に決着をつけるなら悪影響が少なく、回復禁止能力も含めてビートダウンでのアタッカー適性が高い。

スタンダードではラムナプ・レッドサイドボードに早速3~4枚が採用され、構成によってはメインデッキに1~2枚が割かれる事も。登場時から青白コントロール副陽の接近/Approach of the Second Sun王神の贈り物発明の天使/Angel of Inventionなど、勝利手段として強力な回復カードを擁するデッキが存在しており、これ以外にもラムナプ・レッドの隆盛を受けて領事の権限/Authority of the Consuls禁制品の黒幕/Contraband Kingpin陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvesterといった回復カード群の需要が増えた事情もあって、その対策として有用。なかでもクリーチャーの展開とライフゲインの両方を軸とする白黒トークンに対しては特に強烈に突き刺さる。が、イクサランの相克発売に先駆けて禁止カードに指定されその活躍をワンシーズンで終えることになった。

開発秘話

このカードは元々、デベロップ上の不十分なチェックから誕生してしまったサヒーリコンボ守護フェリダー/Felidar Guardianサヒーリ・ライ/Saheeli Raiによる速攻付き無限トークンコンボ)デッキがスタンダード環境を支配しつつあった頃、その対抗策としてデザインされたものだった。しかし後に守護フェリダーは急遽禁止カードに指定される運びとなり、このカードは本来の役割を失ったままリリースされることとなった。その結果、赤のアグロ戦略に対抗することを主眼とした他のデッキにむやみに被害を与えるという事態を招いてしまった[1]

脚注

  1. 1.0 1.1 January 15, 2018 Banned and Restricted Announcement/2018年1月15日 禁止制限告知

参考

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