カード・タイプ
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1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、「アーティファクト」と「クリーチャー」の2つのカード・タイプを併せ持つ。 | 1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、「アーティファクト」と「クリーチャー」の2つのカード・タイプを併せ持つ。 |
2020年6月22日 (月) 02:34時点における版
カード・タイプ/Card Typeは、オブジェクトの特性の1つ。紋章とスタック上にある能力を除いて、オブジェクトはカード・タイプを持つ。カードのタイプ行に印刷されている。
Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
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解説
通常のマジックのルールで用いるものは、土地、クリーチャー、エンチャント、アーティファクト、インスタント、ソーサリー、部族、プレインズウォーカーの8種類。加えて、カジュアル変種ルールなどで用いられるものとしてヴァンガード、次元、現象、計略、策略の5種類が存在し、計13種類が存在する。なお、英雄は市販されるカードに含まれておらず、総合ルールでもサポートされていない。詳細についてはそれぞれの各項を参照のこと。
1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、アーティファクト・クリーチャーは1つの独立したタイプではなく、「アーティファクト」と「クリーチャー」の2つのカード・タイプを併せ持つ。
何らかの効果によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記が書かれている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。
- ルール上カードでないオブジェクトもカード・タイプを持てることに注意。(→トークン、呪文のコピー)
- 以前は単に「タイプ」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。
カード・タイプ一覧
- 土地(Land)
- クリーチャー(Creature)
- エンチャント(Enchantment)
- アーティファクト(Artifact)
- インスタント(Instant)
- ソーサリー(Sorcery)
- 部族(Tribal)
- プレインズウォーカー(Planeswalker)
- 定形外・その他
- 英雄(Hero)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 205 タイプ行
- 205.1 タイプ行は、絵のすぐ下に印刷されており、カード・タイプ(あるならばサブタイプ、特殊タイプも)が記されている。
- 205.1a 効果によってオブジェクトのカード・タイプが定められることがある。ほとんどの場合、新しいカード・タイプが以前のカード・タイプを置き換える。ただし、インスタントやソーサリーのカード・タイプを持つオブジェクトはそのタイプを保持する。カウンターやステッカーや効果、負っているダメージは、新しいカード・タイプでは意味がなくなるとしても、そのオブジェクトに残る。同様に、効果によってあるオブジェクトのサブタイプが定められた場合、新しいサブタイプは以前の同種のサブタイプ(クリーチャー・タイプ、土地タイプ、アーティファクト・タイプ、エンチャント・タイプ、プレインズウォーカー・タイプ、呪文タイプ)を置き換える。オブジェクトのあるカード・タイプが失われた場合、そのカード・タイプ以外にそのサブタイプを用いるカード・タイプを持っていない場合、そのカード・タイプを失っている間、それにともなうサブタイプは失われる。逆にサブタイプを失わせても、カード・タイプには何の影響もない。
- 205.1b オブジェクトのカード・タイプやサブタイプ、特殊タイプを変更する効果の中には、元のカード・タイプやサブタイプ、特殊タイプが残ると明記されているものがある。この場合、そのオブジェクトの、以前のカード・タイプやサブタイプ、特殊タイプは全て残る。このルールは、「タイプに加え/in addition to its types」や「[[[タイプ]]、サブタイプ、特殊タイプ]でもある/still a [type, subtype, or supertype]」という表記に適用される。また、「アーティファクト・クリーチャー/artifact creature」になる、と書かれた効果があるが、これも同様に以前のカード・タイプおよびサブタイプを全て残す効果である。オブジェクトが「[[[クリーチャー・タイプ]]]・アーティファクト・クリーチャー になる/becomes a [creature type or types] artifact creature」と書かれた効果があるが、これらも以前のカード・タイプおよびクリーチャー・タイプ以外のサブタイプを全て残す効果である。既存のクリーチャー・タイプは置き換えられる。
- 205.1 タイプ行は、絵のすぐ下に印刷されており、カード・タイプ(あるならばサブタイプ、特殊タイプも)が記されている。
- 205 タイプ行
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 205 タイプ行
- 205.2 カード・タイプ
- 205.2a カード・タイプには、「アーティファクト/Artifact」「バトル/Battle」「策略/Conspiracy」「クリーチャー/Creature」「ダンジョン/Dungeon」「エンチャント/Enchantment」「インスタント/Instant」「土地/Land」「現象/Phenomenon」「次元/Plane」「プレインズウォーカー/Planeswalker」「計略/Scheme」「ソーサリー/Sorcery」「部族/Tribal」「ヴァンガード/Vanguard」がある。rule 3〔カード・タイプ〕参照。
- 205.2b オブジェクトの中には、複数のカード・タイプを持つものもある(例えば、アーティファクト・クリーチャー)。この類のオブジェクトには、そのいずれかのカード・タイプに適用される効果は全て適用される。
- 205.2c トークンは、カードではないが、カード・タイプを持つ。呪文のコピーやカードのコピーも同じである。
- 205.2 カード・タイプ
- 205 タイプ行