航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate
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2020年3月21日 (土) 23:58時点における版
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
航海士、ターンガースは、2体以上のクリーチャーによってはブロックされない。
対戦相手1人がクリーチャー1体以上で攻撃するたび、航海士、ターンガースがタップ状態である場合、あなたは「戦闘終了時まで、その対戦相手は航海士、ターンガースのコントロールを得る。」を選んでもよい。そうしたなら、その対戦相手が攻撃しているプレイヤーやプレインズウォーカーのうち1つを選ぶ。航海士、ターンガースはそのプレイヤーかプレインズウォーカーを攻撃している状態になる。
ウェザーライト/Weatherlightの航海士、ターンガース/Tahngarthが再度のカード化。対戦相手の攻撃にも飛び込み参加する血気盛んな伝説のミノタウルス・戦士。
1vs1では単に色拘束の緩い引き裂くシャーマン/Sunder Shaman程度でしかなく、統率者戦で威力を発揮する前提のカード。ターンが1巡するまでの間、最大限に戦闘参加し続けた場合、合計で最大20ダメージまで叩き出せる計算になり、梅澤の十手/Umezawa's Jitteなどの誘発機会も稼げる。タップ状態でさえあればこれが召喚酔いしていても使える能力なので、機体などのタップ・アウトレットと併用して着地したターンにタップしてしまえばさらに早い打点展開となる。
ただしその打点の高さは攻撃先を決める権利自体を握っている相手プレイヤー数に大きく依存しているに過ぎない。対戦相手が少ないほど性能が下がるのでゲームが進むにつれて弱体化し、最終的に一騎打ちになった段階では地味なフレンチバニラに堕する。対戦相手達はあなた以外の誰か1人へ攻撃を集中させて早々にプレイヤー数を減らして最後にあなたを料理しよう考えたり、逆にあなたを優先攻撃するか攻撃自体しないかで能力を無意味にしようと考えたりと、誰かしらが袋叩きの目に合う様に思考を誘導してしまう性質がある。使嗾や統率者2013、統率者2017の呪いサイクルなどの多人数戦ならではの攻撃先誘導カード群にサポートさせて、うまくあなたに都合の良い様に攻撃先をコントロールしたい。
ルール
- 誘発型能力はif節ルールを使用している。能力の解決時にターンガースがアンタップ状態だった場合、能力は何もしない。
- ターンガースの攻撃する先を選ぶのはあなたである。コントロールを預ける対戦相手ではない。
- 対戦相手があるプレイヤーではなくそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーのみを攻撃していたなら、ターンガースはそのプレイヤーを攻撃できない。逆も同様。
- 攻撃する先として選べるのは、能力の解決時にその対戦相手が攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーのみである。能力が誘発したときには攻撃されていても、解決時までに攻撃していたクリーチャーが戦闘から取り除かれて攻撃先になっていない場合がある。能力の解決時に攻撃クリーチャーが1体もいなくなっていた場合、あなたはターン終了時までターンガースのコントロールを対戦相手に渡すことを選べるが、ターンガースは攻撃している状態にならない。
- ターンガースが攻撃している状態になることは、「クリーチャーが攻撃するたび」に誘発する誘発型能力の誘発条件を満たさない。
- 速攻を持つわけではないので、渡した対戦相手が複数の戦闘フェイズを得てターンガースをアンタップさせたとしても、ターンガースは召喚酔いで攻撃できない。
- あなたがターンガースを統率者として指定しているなら、対戦相手がコントロールしていてもターンガースがプレイヤーに与える戦闘ダメージはターンガースの統率者ダメージとしてカウントされる。
関連カード
- タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate
サイクル
統率者2019のレアの伝説のクリーチャーのサイクル。固有色は、収録されている構築済みデッキの色から1色を欠いたものになっている。
- ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth(黒)
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate(赤緑)
- 戦慄蒔き、グリズモルド/Grismold, the Dreadsower(黒緑)
- ウェザーライトの英雄、ジェラード/Gerrard, Weatherlight Hero(赤白)
ストーリー
詳細はターンガース/Tahngarthを参照。