死の波のアラウミ/Araumi of the Dead Tide
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+ | [[速攻]]を与えるため強力な[[起動型能力]]を持つクリーチャーを釣り上げるのも良い。自分の[[戦場]]にいる他のクリーチャーがアラウミだけでも、4人対戦で[[アガディームの密教信者/Agadeem Occultist]]を再演すれば対戦相手の墓地から[[コスト]]3以下を3体、[[意思の詐話師/Beguiler of Wills]]を再演すれば戦場から[[パワー]]4・5・6以下のクリーチャーを計3体奪える。 | ||
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+ | *皮肉と言うべきかETBやPIGで[[宝物]]を生成する[[海賊]]はストーリー通り下僕とするのに向いている。[[財力ある船乗り/Sailor of Means]]や[[裕福な海賊/Prosperous Pirates]]とは[[リミテッド]]でも成立する。 | ||
*クリーチャー・カードの[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれていた場合再演[[コスト]]もXを持つ。Xは好きな値を宣言してもよいが、それがそのクリーチャー・カードの持つ他の能力に書かれたXの値に代入されることはない({{CR|107.3k}})。例として、[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]に再演を与えてその再演コスト (X)(緑)のXを1以上にしてコストを支払ったとしても、「キヅタの精霊は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。」という能力のXの値は未定義として0になる。 | *クリーチャー・カードの[[マナ・コスト]]に[[X]]が含まれていた場合再演[[コスト]]もXを持つ。Xは好きな値を宣言してもよいが、それがそのクリーチャー・カードの持つ他の能力に書かれたXの値に代入されることはない({{CR|107.3k}})。例として、[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]に再演を与えてその再演コスト (X)(緑)のXを1以上にしてコストを支払ったとしても、「キヅタの精霊は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。」という能力のXの値は未定義として0になる。 | ||
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マーフォークの小国の王族であるアラウミは、常に更なるものを夢見ていた。彼女は故郷を離れ、通りがかった船を呼び止めた。乗船すると、彼女は乗員の[[人間]]たちに温かく迎えられた。彼らは外の世界の信じられないような物語を語って聞かせ、彼女はお返しに王国の輝きの話を語った。 | マーフォークの小国の王族であるアラウミは、常に更なるものを夢見ていた。彼女は故郷を離れ、通りがかった船を呼び止めた。乗船すると、彼女は乗員の[[人間]]たちに温かく迎えられた。彼らは外の世界の信じられないような物語を語って聞かせ、彼女はお返しに王国の輝きの話を語った。 | ||
− | + | 悲しいことに、船に乗っていた人間たちの正体は海賊だった。素晴らしい宝物の話を聞いた海賊たちはすぐさまアラウミを打ち倒し、マーフォークの王国へと舵を切った。アラウミが意識を取り戻すと、故郷は海賊たちに略奪され尽くし、廃墟と化していた。そのとき彼女の真の魔法が目覚め、海賊たちを破滅に引きずり込み、アンデッドの下僕として蘇らせた。今やアラウミは波の下で待ち伏せ、通りがかった海賊船すべてに同じ運命をもたらしている。 | |
*名前の由来は日本語の「荒海」だろう。[[神河/Kamigawa]]のキャラクターの命名法則と同じだが、マーフォークや海賊といった要素から、神河の存在ではないと思われる。 | *名前の由来は日本語の「荒海」だろう。[[神河/Kamigawa]]のキャラクターの命名法則と同じだが、マーフォークや海賊といった要素から、神河の存在ではないと思われる。 |
2022年1月13日 (木) 11:28時点における版
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
(T),あなたの墓地からカードを、あなたの対戦相手の人数に等しい枚数追放する:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。ターン終了時まで、それは再演を得る。その再演コストは、それのマナ・コストに等しい。(そのクリーチャー・カードを追放し、それのマナ・コストを支払う:各対戦相手につきそれぞれ、このカードのコピーであり、このターン可能ならそのプレイヤーを攻撃するトークンを1体生成する。それらは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。この能力はソーサリーとしてのみ起動できる。)
1/4あなたの墓地のクリーチャー・カードに再演を与える伝説のマーフォーク・ウィザード。
2人対戦なら墓地1枚をコストにした使い捨ての擬似リアニメイト。多人数戦では一度に出てくる数も増えるが、対戦相手が敗北していくほど弱体化するリスクを抱えているため強く動くには立ち回りが要求される。
基本的にはETBやPIG持ちを再演するのが安定。本体が小さくトークンを生成するカードとは相性が良く、標本収集家/Specimen Collectorなら2体以上出た状態でサクり台などで事前に1体でも死亡させられれば、標本収集家トークンが残ったままETBのトークンが追加される気色悪い盤面になる。
速攻を与えるため強力な起動型能力を持つクリーチャーを釣り上げるのも良い。自分の戦場にいる他のクリーチャーがアラウミだけでも、4人対戦でアガディームの密教信者/Agadeem Occultistを再演すれば対戦相手の墓地からコスト3以下を3体、意思の詐話師/Beguiler of Willsを再演すれば戦場からパワー4・5・6以下のクリーチャーを計3体奪える。
- 皮肉と言うべきかETBやPIGで宝物を生成する海賊はストーリー通り下僕とするのに向いている。財力ある船乗り/Sailor of Meansや裕福な海賊/Prosperous Piratesとはリミテッドでも成立する。
- クリーチャー・カードのマナ・コストにXが含まれていた場合再演コストもXを持つ。Xは好きな値を宣言してもよいが、それがそのクリーチャー・カードの持つ他の能力に書かれたXの値に代入されることはない(CR:107.3k)。例として、キヅタの精霊/Ivy Elementalに再演を与えてその再演コスト (X)(緑)のXを1以上にしてコストを支払ったとしても、「キヅタの精霊は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。」という能力のXの値は未定義として0になる。
関連カード
サイクル
統率者レジェンズのアンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 空の管理者、カンジー/Kangee, Sky Warden(白青、飛行)
- 恭しき霊能者、サリズ/Thalisse, Reverent Medium(白黒、トークン)
- 死の波のアラウミ/Araumi of the Dead Tide(青黒、墓地利用)
- 憤怒船長バーガス/Captain Vargus Wrath(青赤、海賊)
- 一座の支配人、ジョーリ/Juri, Master of the Revue(黒赤、生け贄)
- ラノワールの異形/Abomination of Llanowar(黒緑、エルフ)
- 熊爪のトゥーヤ/Tuya Bearclaw(赤緑、パワー参照)
- 練達の職人、レヤブ/Reyav, Master Smith(赤白、オーラと装備品)
- アラシンの守護者、ハムザ/Hamza, Guardian of Arashin(緑白、+1/+1カウンター)
- 報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty(緑青、マナ総量が6以上の呪文)
ストーリー
アラウミ/Araumiは、何処かの次元/Planeに住むマーフォーク/Merfolkの屍術師/Necromancer。女性(イラスト)。
マーフォークの小国の王族であるアラウミは、常に更なるものを夢見ていた。彼女は故郷を離れ、通りがかった船を呼び止めた。乗船すると、彼女は乗員の人間たちに温かく迎えられた。彼らは外の世界の信じられないような物語を語って聞かせ、彼女はお返しに王国の輝きの話を語った。
悲しいことに、船に乗っていた人間たちの正体は海賊だった。素晴らしい宝物の話を聞いた海賊たちはすぐさまアラウミを打ち倒し、マーフォークの王国へと舵を切った。アラウミが意識を取り戻すと、故郷は海賊たちに略奪され尽くし、廃墟と化していた。そのとき彼女の真の魔法が目覚め、海賊たちを破滅に引きずり込み、アンデッドの下僕として蘇らせた。今やアラウミは波の下で待ち伏せ、通りがかった海賊船すべてに同じ運命をもたらしている。
- 名前の由来は日本語の「荒海」だろう。神河/Kamigawaのキャラクターの命名法則と同じだが、マーフォークや海賊といった要素から、神河の存在ではないと思われる。
登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)