運命再編
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*「運命」を[[モード|選択する]][[レア]]のカード(具体的には[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[城塞の包囲/Citadel Siege|包囲]][[サイクル]])の[[プレミアム・カード]]版には文章欄に特別なホログラム製の透かしが印刷されている。これらは歴史の分岐点を表しており、一方の角度からは[[タルキール覇王譚]]のエキスパンション・シンボル(=龍の滅びる未来)を、別の角度からは[[タルキール龍紀伝]]のエキスパンション・シンボル(=龍の繁栄する未来)を確認できる。 | *「運命」を[[モード|選択する]][[レア]]のカード(具体的には[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[城塞の包囲/Citadel Siege|包囲]][[サイクル]])の[[プレミアム・カード]]版には文章欄に特別なホログラム製の透かしが印刷されている。これらは歴史の分岐点を表しており、一方の角度からは[[タルキール覇王譚]]のエキスパンション・シンボル(=龍の滅びる未来)を、別の角度からは[[タルキール龍紀伝]]のエキスパンション・シンボル(=龍の繁栄する未来)を確認できる。 | ||
− | ** | + | **日本語版の一部の製品には、プレミアム・カードでないにもかかわらずそれらのカードに白抜きの透かしが印刷されている印刷ミスが存在する。[[カードの部分#文章欄の下にある情報群|文章欄の下部]]のコレクター情報内ではプレミアム・カード扱いとなっており(収録カードセット情報と言語情報の間の印が、本来ならば「・」になるはずが「★」になっている。[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|新枠]]も参照)、製造工程での取り違えと思われる。また、他にも非プレミアム・カードであるにもかかわらず「・」ではなく「★」が印刷されてしまっているレアや[[神話レア]]のカードがいくつか存在している。 |
*[[レア]]から[[コモン]]まで11枚のドラゴン・カードが収録されており、過去最高のドラゴン・カード[[開封比]]となっている([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/designing-your-fate-2014-12-29 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0011818/ 邦訳])。 | *[[レア]]から[[コモン]]まで11枚のドラゴン・カードが収録されており、過去最高のドラゴン・カード[[開封比]]となっている([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/designing-your-fate-2014-12-29 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0011818/ 邦訳])。 | ||
*輸送上の問題のため、日本国内での英語版の発売が1月23日から1月30日へ延期された。日本語版の発売日は予定通り1月23日のまま([http://mtg-jp.com/publicity/0011989/ 参考])。 | *輸送上の問題のため、日本国内での英語版の発売が1月23日から1月30日へ延期された。日本語版の発売日は予定通り1月23日のまま([http://mtg-jp.com/publicity/0011989/ 参考])。 |
2023年8月3日 (木) 16:58時点における版
運命再編/Fate Reforged | |
シンボル | 2本の龍の爪 |
略号 | FRF |
コードネーム | Dewey |
発売日 | 2015年1月23日 |
セット枚数 | 全185種類 |
運命再編/Fate Reforgedは、タルキール覇王譚ブロックの2番目のエキスパンション。2015年1月23日発売。キャッチコピーは「歴史に焼き付けよ/Burn into History」。
目次 |
概要
謎の声に導かれ、何処かに召喚されるサルカン・ヴォル/Sarkhan Vol。そこは絶滅したはずの龍が飛翔する大地、すなわち1280年前のタルキール/Tarkirであった。
テーマは「過去への時間旅行」「歴史の分岐点」。タルキール覇王譚には存在しなかったドラゴン・カードの収録を筆頭に、タルキール覇王譚(とタルキール龍紀伝)のストーリーやメカニズムの前身的な要素が各所に散りばめられている。変則的なリミテッドに合わせ、大きく異なる二つの未来のどちらとも組み合わせられるよう、多色カードなどの配分も工夫されている。また呪文およびパーマネントの能力としてモードを持つものが多く存在し、プレイヤーに「運命の選択」が迫られていることが表現されている。
新たなキーワード処理として予示が登場した。未来であるタルキール覇王譚からは果敢、探査、獰猛が、もう一つの未来であるタルキール龍紀伝からは新たなキーワード能力の疾駆、キーワード処理の鼓舞が登場し、この5つが2色の友好色5組のメカニズムとして割り当てられている。また、混成マナ・シンボルを用いるカードも登場している。
タルキール覇王譚の隠れ家サイクルが新規イラストで再録されているが、これらはブースターパックの基本土地の枠で封入されており、通常のコモン枠からは出てこない。また、稀にタルキール覇王譚のフェッチランドが封入されている場合もある。こちらはエキスパンション・シンボルもタルキール覇王譚のままである。
- 日本語版と英語版を含む、(新規イラストの)基本土地が封入されているエントリーセット・ファットパックが発売される言語のブースターパックには、基本土地枠には隠れ家とフェッチランドしか封入されていない。逆に、エントリーセット・ファットパックが発売されない言語のブースターパックには、基本土地枠には高確率に基本土地が封入されている。(参考)
- リミテッドを行う場合、運命再編パック内の土地はパックの一部として扱われる。フェッチランドはシールドのカードプールに組み込まれ、ブースター・ドラフトのドラフト対象となる。
氏族/Clanに属するカードの文章欄に含まれる氏族のシンボルに加えて、今回新たに5つの「龍種/Dragon Broods」を表すシンボルが登場する。氏族が畏怖し崇める、「龍の大嵐/Dragon tempests」より生まれし龍とその落とし子の龍を表すカードの文章欄には、その龍種のシンボルの透かしが印刷されている(カード画像)。
- 「運命」を選択するレアのカード(具体的には命運の核心/Crux of Fateや包囲サイクル)のプレミアム・カード版には文章欄に特別なホログラム製の透かしが印刷されている。これらは歴史の分岐点を表しており、一方の角度からはタルキール覇王譚のエキスパンション・シンボル(=龍の滅びる未来)を、別の角度からはタルキール龍紀伝のエキスパンション・シンボル(=龍の繁栄する未来)を確認できる。
- レアからコモンまで11枚のドラゴン・カードが収録されており、過去最高のドラゴン・カード開封比となっている(参考/邦訳)。
- 輸送上の問題のため、日本国内での英語版の発売が1月23日から1月30日へ延期された。日本語版の発売日は予定通り1月23日のまま(参考)。
- 2014年8月末にスタンダードのルールとローテーション周期が変更されたことに伴い、例外的なローテーションが発生する。詳細は、ローテーションの項目を参照。
発売前情報
- 2014年9月1日に公開されたキービジュアルには、サルカン・ヴォル/Sarkhan Volとウギン/Uginらしき影が描かれている。
- PAX Australiaにて龍爪のヤソヴァ/Yasova Dragonclawと命運の核心/Crux of Fateの2枚が先行公開された。
- 2014年12月24日のクリスマス・イヴには精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonが公開された。
プレリリース
2015年1月17日、18日に行われた。タルキール覇王譚のプレリリースイベントと同じく参加者は氏族を1つ選び、その氏族のプレリリース・パックからシールドデッキを構築する。
パックの中身は以下の通り。イベント用ブースターパックには選んだ氏族に関連するプレリリース・カードの他、その氏族の色に合致するカードや土地が封入されている。
- イベント用ブースターパック
- タルキール覇王譚ブースターパック1袋
- 運命再編ブースターパック4袋
- アクティビティ・ガイド
- 氏族情報カード
- スピンダウンライフカウンター
- 所属氏族の印(氏族のシンボルが入ったピンバッジ)
プレリリース・カードは計30種類(5氏族×6種類)の中から1枚がランダムに収録されている。従来と異なりイラストは通常のものと同一。詳細はプレリリース・カードの項を参照。
ウギンの運命/Ugin's Fate
アクティビティ・ガイドに書かれた条件をプレイヤーが達成していくことで、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに倒されたウギンを復活させるというイベント。条件は3段階あり、それぞれに課された3つの条件の内1つ以上を参加人数の半数のプレイヤーが達成する事で段階が進んでいく。
達成していくにしたがってウギンの運命センターピースが組み立てられていき、全ての条件を達成すると開放され中のウギンの運命ブースターが参加者に配られる。パックの中身は運命再編の基本土地1枚、特別イラストのタルキール覇王譚、あるいは運命再編のコモン1枚、同じくアンコモンかレアか神話レア1枚、トークン・カードの4枚。
構築済みデッキ
エントリーセット
- 敢然たる猛襲/Unflinching Assault(白黒)
- 狡知なる計略/Cunning Plan(青赤)
- 墳墓から資源/Grave Advantage(黒緑)
- 進撃する軍族/Stampeding Hordes(赤白)
- 間隙つく痛撃/Surprise Attack(緑青)
対戦キット
パッケージ・イラスト
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Ken Nagle (リード)、Jennifer Clarke Wilkes、Ethan Fleischer、David Humpherys、Mark Rosewater、Gavin Verhey
- デベロップ・チーム - David Humpherys (リード)、Ian Duke、Mark L. Gottlieb、Ben Hayes、Ryan Spain、Matt Tabak(協力)
公式特集ページ
製品情報
- 『運命再編』(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- カードギャラリー(Card Image Gallery)
- Announcing Fate Reforged/『運命再編』 発表(Arcana 2014年9月1日)
- Holiday Spirit/精霊の贈り物(Arcana 2014年12月24日)
- A Fetching Look at Fate Reforged/『運命再編』の魅力的な土地(Feature 2014年12月25日)
- Mechanics of Fate Reforged/『運命再編』のメカニズム(Feature 2014年12月29日)
- Fate Reforged Intro Pack Decklists /『運命再編』エントリーセット・デッキリスト(Feature 2015年1月15日)
- Ugin's Fate Booster Contents /「ウギンの運命」ブースターの中身(Arcana 2015年1月19日)
開発コラム
Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。
- 『運命再編』のひらめき その1(2014年12月29日)
- 『運命再編』のひらめき その2(2014年1月5日)
- 運命的な話 その1(2014年1月12日)
- 運命的な話 その2(2014年1月19日)
- 予示の定め(2015年2月9日)
Sam Stoddardによるコラム、Latest Developments -デベロップ最先端-。
- 炎跡のフェニックス(2015年1月2日)
- 6枚のカード、6つの物語(2015年1月9日)
- Mファイル『運命再編』編・パート1(2015年1月16日)
- Mファイル『運命再編』編・パート2(2015年1月23日)
- 時間旅行も楽じゃない(2015年1月30日)
- スゥルタイの墓地戦略(2015年2月6日)
- 予示のデベロップ(2015年2月13日)
- フューチャー・フューチャーの日々・『運命再編』編(2015年2月27日)
その他。
- 運命のデザイン(Feature 2014年12月29日)
広報
- FATE REFORGED PRERELEASE PRIMER/『運命再編』プレリリース入門(Feature 2015年1月12日)
参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:運命再編
- プロツアー「運命再編」
- カードセット一覧
- テーロス・ブロック(テーロス - 神々の軍勢 - ニクスへの旅) - 基本セット2015
- タルキール覇王譚ブロック(タルキール覇王譚 - 運命再編 - タルキール龍紀伝) - マジック・オリジン
- 戦乱のゼンディカー・ブロック(戦乱のゼンディカー - ゲートウォッチの誓い) - イニストラードを覆う影ブロック(イニストラードを覆う影 - 異界月)