太陽の指輪/Sol Ring

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何のペナルティもないこんな[[パワーカード]]が容認されるわけもなく、パワー9と共に早々に制限されることになる。
 
何のペナルティもないこんな[[パワーカード]]が容認されるわけもなく、パワー9と共に早々に制限されることになる。
  
*調整版として、4マナになった[[シッセイの指輪/Sisay's Ring]](及びその[[同型再版]]である[[ウル=ゴーレムの目/Ur-Golem's Eye]])、3マナだが[[タップイン]]の[[摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone]]、[[待機]]専用で[[マナ・コストの無いカード|マナ・コストを持たない]][[太陽のタリスマン/Sol Talisman]]などが存在する。これらがいかなる[[フォーマット]]でも[[禁止]]・[[制限カード|制限]]の指定をされてないことを考えると、この[[カード]]の1マナという[[マナ・コスト]]がいかに壊れているかが分かる。
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*調整版として、4マナになった[[シッセイの指輪/Sisay's Ring]](及びその[[同型再版]]である[[ウル=ゴーレムの目/Ur-Golem's Eye]])、3マナだが[[タップイン]]の[[摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone]]、[[待機]]専用で[[マナ・コストの無いカード|マナ・コストを持たない]][[太陽のタリスマン/Sol Talisman]]などが存在する。これらがいかなる[[フォーマット]]でも[[禁止]]・[[制限カード|制限]]の指定をされてないことを考えると、この[[カード]]の1マナという[[マナ・コスト]]がいかに[[壊れ]]ているかが分かる。
**そもそも1マナにして2マナ分のマナ加速(それもただちに使用可能)など、マナ加速の本家である[[緑]]にすら存在しない[[効果]]である。パワーレベルはおろか[[色の役割]]さえ破壊するこのカードに匹敵する[[無色]]のマナ加速カードが今後印刷されることは無いと見て良いだろう。
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**そもそも1マナにして2マナ分の恒久的なマナ加速(それもただちに使用可能)など、マナ加速の本家である[[緑]]にすら存在しない[[効果]]であり、一時的なマナ加速である[[黒]]の[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]にも[[色マナ]]こそ出ないものの勝っていると言える。パワーレベルはおろか[[色の役割]]さえ破壊するこのカードに匹敵する[[無色]]のマナ加速カードが今後印刷されることは無いと見て良いだろう。
  
 
[[1994年]]1月25日より、[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]に指定される。[[タイプ1.5]]では制定当初から[[禁止カード]]で、[[2004年]]9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]でも続けて禁止カードに指定されている。
 
[[1994年]]1月25日より、[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]に指定される。[[タイプ1.5]]では制定当初から[[禁止カード]]で、[[2004年]]9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]でも続けて禁止カードに指定されている。

2022年7月10日 (日) 12:44時点における版


Sol Ring / 太陽の指輪 (1)
アーティファクト

(T):(◇)(◇)を加える。


マジックの黎明期に存在した、強大な力を持つマナ・アーティファクト

1ターン目から出すことができ、無色マナ2点を何のリスクもなしに生み出すことができるので、様々なデッキで重宝する。

黎明期に存在する凶悪なマナ・アーティファクトの中でも、特に強力な一枚。序盤のマナ加速の爆発力としてはBlack Lotusに、色マナ供給の安定化にはMoxにそれぞれ劣るものの、中盤以降のマナ基盤の安定化においてはそれらに勝るとも劣らない力を発揮する。Zvi Mowshowitzは自身のコラム「The Top 50 Artifacts of All Time」でMoxより上位の2位に挙げた上で「このカードパワー9でないのはレアでなくアンコモンだから」と(半ば冗談で)解説している。

何のペナルティもないこんなパワーカードが容認されるわけもなく、パワー9と共に早々に制限されることになる。

1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当初から禁止カードで、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。

その他

イラスト

  • 統率者に収録された当時はリミテッド・エディション版イラストとFrom the Vault:Relics版イラストしか存在しなかったため、これらが指輪サイズであるという解釈ならば「太陽の指輪」という訳は特に問題のないものだった。しかし、後に宝捕り/Treasure Nabberイラストに登場したFrom the Vault:Relics版イラストが指輪と言うには無理のある大きさであることが発覚したり、マジックフェスト版イラストでは更に巨大かつ不定形な炎の輪として描かれたり、Secret Lair Drop Series: Black is Magic版イラストでは完全に首飾りとして描かれていたりと、「指輪」という訳はかなり違和感のあるものになってしまった。こればかりは仕方のないことではあるが、「太陽の輪」のような解釈に余地のある訳のほうが適切だったと言えよう。

脚注

  1. グランプリ・千葉2015 写真小ネタ集(その3・結婚式編)(MTG日本公式 2015年5月31日 瀬尾亜沙子著)
  2. The Sol of Commander(Daily MTG 2019年7月30日)
  3. 『ダブルマスターズ2022』とともに「ウィザーズ公認店舗応援キャンペーン」が再びやってくる(News 2022年6月30日 Wizards of the Coast著)

参考

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