D5C
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2011年11月8日 (火) 16:18時点における版
D5C(Donais 5 Colors)は、青を中心とした5色で構成されるパーミッション系コントロールデッキ。別名5色青(5CU)。
目次 |
概要
ソーサリー
プレイヤー1人と、そのプレイヤーの墓地にあるカード最大3枚を対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
ガイアの祝福があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。
ガイアの祝福/Gaea's Blessingによってカードを使い回し、対戦相手のライブラリーアウトを待つか、使いまわした火力か、あるいはわずかなフィニッシャーによってライフを0にするパーミッション。
カード・アドバンテージを非常に重要視したデッキで、どのフォーマットでも土地以外のパーマネントはほとんど入っていないのが共通した特徴である(花の壁/Wall of Blossomsはキャントリップがあるため除去されても問題ない)。
スタンダード期
Mike Donaisによって作られた"ドネの5色"デッキ。ミラージュ・ブロック〜テンペスト・ブロック全盛期の頃存在した多数の特殊地形に支えられて登場した。
サンプルレシピ
- 備考
- 1998 Mid-Atlantic Regional Championships
- 使用者:Michel Long
- フォーマット
- 直観/Intuitionとガイアの祝福/Gaea's Blessingのギミックが搭載されている。直観でのサーチを前提にしてか、解呪/Disenchant、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom、神の怒り/Wrath of Godなどは3枚投入となっている。
エクステンデッド
エクステンデッドでもスタンダード期と本質的に変わらず。フィニッシャーとして変異種/Morphlingが採用されていた。
優秀な除去である剣を鍬に/Swords to Plowshares、強力な打ち消しであるForce of Willに支えられ、またデュアルランドによるマナ供給が可能であったため、非常に安定性の高いデッキと言え、人気を博した。
サンプルレシピ
- 備考
- マスターズニューヨーク00 準優勝(参考)
- 使用者:Jason Zilla
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (7) | 2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace | |
4 | 花の壁/Wall of Blossoms | 1 | 神の怒り/Wrath of God |
3 | 変異種/Morphling | 1 | 浄化の印章/Seal of Cleansing |
呪文 (28) | 3 | 無効/Annul | |
4 | Force of Will | 4 | 水流破/Hydroblast |
2 | 禁止/Forbid | 4 | 紅蓮破/Pyroblast |
4 | マナ漏出/Mana Leak | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
4 | 衝動/Impulse | ||
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing | ||
3 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares | ||
3 | 解呪/Disenchant | ||
2 | 神の怒り/Wrath of God | ||
土地 (25) | |||
4 | 氾濫原/Flood Plain | ||
3 | 樹上の村/Treetop Village | ||
1 | フェアリーの集会場/Faerie Conclave | ||
4 | 不毛の大地/Wasteland | ||
4 | Tundra | ||
4 | Tropical Island | ||
3 | Volcanic Island | ||
2 | Savannah |
エターナル
エターナルにおけるパーミッションの常として狡猾な願い/Cunning Wishが採用され、高い融通性を持っているのが特徴。レガシーでは数枚の、ヴィンテージでは上記を利用したシルバーバレットからの嘘か真か/Fact or Fictionを使用し、アドバンテージの面でさらに強化された。ガイアの祝福/Gaea's Blessingとの相性が良いのも見逃せない。
フィニッシャーには正義の命令/Decree of Justiceや賛美されし天使/Exalted Angelが採用される。また、アドバンテージを追求し、永遠の証人/Eternal Witnessを採用したものも存在。
コントロールカードとしては、剣を鍬に/Swords to Plowsharesの他に、5色である点が生かされる仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesを使用。また軽量アーティファクトの台頭するヴィンテージに限り、Mana Drainからのマナ・バーンの回避にもなった破滅的な行為/Pernicious Deedが取って代わることもあった。
参考
- デッキ集
- 5色デッキ
- スタンダードにおけるD5Cの復活?(Sideboard Japan、文:Mike Flores)