神討ち/Deicide
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***クリーチャー化している[[変わり谷/Mutavault]]の場合は、追放領域ではただの土地に戻っているため、同名カードを追放できない。 | ***クリーチャー化している[[変わり谷/Mutavault]]の場合は、追放領域ではただの土地に戻っているため、同名カードを追放できない。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[レア]] |
2014年5月21日 (水) 15:46時点における版
Deicide / 神討ち (1)(白)
インスタント
インスタント
エンチャント1つを対象とし、それを追放する。その追放されたカードが神(God)カードであるなら、そのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
トップダウン・デザインのエンチャント除去呪文。通常は1マナ重い消去/Eraseだが、神に対しては一掃/Scourのような効果を発揮する。
テーロス・ブロックの神サイクルはいずれも伝説のカードだが、青単信心の海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaなど4枚積みされるケースもあり、そういった相手にはキーカード1種類を完全に潰すことができるため強力。インスタントであるためクリーチャー・エンチャントや強化オーラに強い点、追放するため破壊不能や墓地からの回収に強い点も長所で、総じて優秀なエンチャント除去である。
スタンダードでは存在の破棄/Revoke Existenceとの比較になるだろう。アーティファクトを除去できる点や払拭/Dispelで打ち消されない点ではあちらが上だが、インスタント性や神に効果的な点ではこちらが勝っている。
- イラストにはエルズペス/Elspethが神送り/Godsendを用いてゼナゴス/Xenagosを討つ、テーロス・ブロックのストーリーのクライマックスに当たる場面が描かれている。端的なフレイバー・テキストも印象的。
「これで終わりです。」― エルズペス
- カード名のDeicideはラテン語の「神(Deus)」と「殺害(-cide)」の合成語。
ルール
- 追放したカードが神であるかどうかは、追放領域での特性で判断される。テーロス・ブロックの神サイクルは戦場以外の領域では常にクリーチャーのカード・タイプと神のクリーチャー・タイプを持つため、それを追放した場合は信心の値によらず、同名カードを追放する効果が発生する。
- 神ではないエンチャントが何らかの効果で神になっていて、それがこのカードによって追放された場合は、同名カードを追放できない。
- 神であるパーマネントが何らかの効果でエンチャントとなっている場合、例えば理想の調停者/Arbiter of the Idealで多相を持つクリーチャーを戦場に出し顕現カウンターを乗せている場合などは、同名カードを追放できる。
- クリーチャー化している変わり谷/Mutavaultの場合は、追放領域ではただの土地に戻っているため、同名カードを追放できない。
- よく似た一掃と異なり「望む枚数」なので、公開領域である墓地に置かれている同名カードについても、「追放しない」ことを選択できる。