神討ち/Deicide

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ルール: 表現が少し気になりました。)
7行: 7行:
 
[[スタンダード]]では[[存在の破棄/Revoke Existence]]との比較になるだろう。[[アーティファクト]]を除去できる点や[[払拭/Dispel]]で[[打ち消す|打ち消され]]ない点ではあちらが上だが、インスタント性や神に効果的な点ではこちらが勝っている。
 
[[スタンダード]]では[[存在の破棄/Revoke Existence]]との比較になるだろう。[[アーティファクト]]を除去できる点や[[払拭/Dispel]]で[[打ち消す|打ち消され]]ない点ではあちらが上だが、インスタント性や神に効果的な点ではこちらが勝っている。
  
 +
*[[カード名]]のdeicideは「神を殺すこと」を意味する言葉。「deus(神)」と「-cidium(殺害)」の合成語である中世ラテン語「deicidium」に由来する。
 
*{{Gatherer|id=381385}}には[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]が[[神送り/Godsend]]を用いて[[ゼナゴス/Xenagos]]を討つ、テーロス・ブロックのストーリーのクライマックスに当たる場面が描かれている。端的な[[フレイバー・テキスト]]も印象的。
 
*{{Gatherer|id=381385}}には[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]が[[神送り/Godsend]]を用いて[[ゼナゴス/Xenagos]]を討つ、テーロス・ブロックのストーリーのクライマックスに当たる場面が描かれている。端的な[[フレイバー・テキスト]]も印象的。
  
{{フレイバーテキスト|「これで終わりです。」|エルズペス}}
+
{{フレイバーテキスト|「これで終わりです。」|エルズペス}}  
 
+
*カード名のDeicideはラテン語の「神(Deus)」と「殺害(-cide)」の合成語。
+
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*追放したカードが神であるかどうかは、追放[[領域]]での[[特性]]で判断される。テーロス・ブロックの神サイクルは[[戦場]]以外の領域では常に[[クリーチャー]]の[[カード・タイプ]]と神の[[クリーチャー・タイプ]]を持つため、それを追放した場合は[[信心]]の値によらず、同名カードを追放する効果が発生する。
+
*追放したカードが神であるかどうかは、追放[[領域]]での[[特性]]で判断される。
**神ではないエンチャントが何らかの効果で神になっていて、それがこのカードによって追放された場合は、同名カードを追放できない。
+
**例1:テーロス・ブロックの神サイクルは[[戦場]]以外の領域では常に[[クリーチャー]]の[[カード・タイプ]]と神の[[クリーチャー・タイプ]]を持つため、それを追放した場合は[[信心]]の値によらず、同名カードを追放する効果が発生する。
**神であるパーマネントが何らかの効果でエンチャントとなっている場合、例えば[[理想の調停者/Arbiter of the Ideal]]で[[多相]]を持つクリーチャーを戦場に出し顕現カウンターを乗せている場合などは、同名カードを追放できる。
+
**例2:[[理想の調停者/Arbiter of the Ideal]]の[[能力]]で[[戦場に出す|戦場に出した]][[多相]]クリーチャーを追放した場合、同名カードを追放できる。
***クリーチャー化している[[変わり谷/Mutavault]]の場合は、追放領域ではただの土地に戻っているため、同名カードを追放できない。
+
**例3:[[魔法の夜/Enchanted Evening]]の存在下で、自身の能力によって[[クリーチャー化]]した[[変わり谷/Mutavault]]を追放した場合、同名カードは追放できない。
 
*よく似た一掃と異なり「望む枚数」なので、[[公開領域]]である墓地に置かれている同名カードについても、「追放しない」ことを選択できる。
 
*よく似た一掃と異なり「望む枚数」なので、[[公開領域]]である墓地に置かれている同名カードについても、「追放しない」ことを選択できる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[レア]]

2014年5月21日 (水) 23:01時点における版


Deicide / 神討ち (1)(白)
インスタント

エンチャント1つを対象とし、それを追放する。その追放されたカードが神(God)カードであるなら、そのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


トップダウン・デザインエンチャント除去呪文。通常は1マナ重い消去/Eraseだが、に対しては一掃/Scourのような効果を発揮する。

テーロス・ブロックの神サイクルはいずれも伝説のカードだが、青単信心海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaなど4枚積みされるケースもあり、そういった相手にはキーカード1種類を完全に潰すことができるため強力。インスタントであるためクリーチャー・エンチャント強化オーラに強い点、追放するため破壊不能墓地からの回収に強い点も長所で、総じて優秀なエンチャント除去である。

スタンダードでは存在の破棄/Revoke Existenceとの比較になるだろう。アーティファクトを除去できる点や払拭/Dispel打ち消されない点ではあちらが上だが、インスタント性や神に効果的な点ではこちらが勝っている。

「これで終わりです。」
エルズペス

ルール

参考

MOBILE