コモン

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基本的に単純で標準的なカードで構成される。そのため、[[ルール文章]]の長いカード、複雑な処理を行ったり与えたりするカードなどは極力含まれない傾向にある。また、その出やすさ(入手しやすさ)から[[リミテッド]]の基本戦術を形成するため、リミテッドで支配的になってしまうカードも除外されている。
 
基本的に単純で標準的なカードで構成される。そのため、[[ルール文章]]の長いカード、複雑な処理を行ったり与えたりするカードなどは極力含まれない傾向にある。また、その出やすさ(入手しやすさ)から[[リミテッド]]の基本戦術を形成するため、リミテッドで支配的になってしまうカードも除外されている。
  
*[[デザイン・チーム]]はセットをデザインするに際し、まずコモンのカードからデザインし始める。([http://mtg-jp.com/reading/translated/001274/ 基本根本:デザインの骨格を埋めよう])([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003089/ 「基本根本」:より高いレアリティ]
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*[[デザイン・チーム]]はセットをデザインするに際し、まずコモンのカードからデザインし始める([http://mtg-jp.com/reading/translated/001274/ 基本根本:デザインの骨格を埋めよう])([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003089/ 「基本根本」:より高いレアリティ])。
**[[Mark Rosewater]]は常々、「コモンに存在しないテーマはテーマではない」と述べている。([http://mtg-jp.com/reading/translated/004155/ 新世界秩序])([http://mtg-jp.com/reading/translated/001475/ コモンの常識]
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**[[Mark Rosewater]]は常々、「コモンに存在しないテーマはテーマではない」と述べている([http://mtg-jp.com/reading/translated/004155/ 新世界秩序])([http://mtg-jp.com/reading/translated/001475/ コモンの常識])。
  
 
==レアリティの変更==
 
==レアリティの変更==
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この変更は特に[[リミテッド]]への影響が大きいが、他にも[[Magic Online]]においては[[Pauper]]も多大な影響を受けうる。
 
この変更は特に[[リミテッド]]への影響が大きいが、他にも[[Magic Online]]においては[[Pauper]]も多大な影響を受けうる。
  
==強力なコモンカード==
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==強力なコモンカードの例==
太字は[[禁止カード]]の経験があるものである。詳細は各カードの個別評価を参照。
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太字は[[禁止カード]]・[[制限カード]]指定の経験があるものである。詳細は各カードの個別評価を参照。
  
 
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<!--WUBRG順・登場順。際限ない増加を防ぐため各項目の例示は最大3個とする-->
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*[[バウンス]] - [[転覆/Capsize]]など
 
*[[バウンス]] - [[転覆/Capsize]]など
 
*[[マナ加速]] - '''[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]'''、'''[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]'''、'''[[雲上の座/Cloudpost]]'''など
 
*[[マナ加速]] - '''[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]'''、'''[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]'''、'''[[雲上の座/Cloudpost]]'''など
*[[土地]] - '''[[アーティファクト・土地]]'''、[[門]]、[[隠れ家]]など
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*[[土地]] - '''[[アーティファクト・土地]]'''、[[門]]、[[隠れ家]]([[タルキール覇王譚]]版)など
 
<!--'''[[大あわての捜索/Frantic Search]]'''、'''[[激励/Invigorate]]'''、[[火葬/Incinerate]]、[[ 野生の雑種犬/Wild Mongrel]]、[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]、[[思案/Ponder]]、[[戦隊の鷹/Squadron Hawk]]、[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]、[[宝船の巡航/Treasure Cruise]]-->
 
<!--'''[[大あわての捜索/Frantic Search]]'''、'''[[激励/Invigorate]]'''、[[火葬/Incinerate]]、[[ 野生の雑種犬/Wild Mongrel]]、[[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]、[[思案/Ponder]]、[[戦隊の鷹/Squadron Hawk]]、[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]、[[宝船の巡航/Treasure Cruise]]-->
  
これらのカードはその性能の高さから様々な[[デッキ]]で活躍しており、中には上記の通り一部のフォーマットで禁止カードや制限カードに指定されているものも存在する。入手のしやすさから、[[ファンデッキ]]でも4枚[[積む|積み]]されることが多い。
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==その他==
 
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== その他 ==
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*シングルカードでも、下手なアンコモンやレアより値段が高くなることもある。特に[[ウルザズ・レガシー]]版の怨恨は、値段が高いコモンの代名詞である。
 
*シングルカードでも、下手なアンコモンやレアより値段が高くなることもある。特に[[ウルザズ・レガシー]]版の怨恨は、値段が高いコモンの代名詞である。
 
**[[プレミアム・カード|Foil]]版であれば取引価格も相応に高価であり、特に古いカードが[[再録]]されることで初めてFoil版が登場した例などは高騰必至となる。
 
**[[プレミアム・カード|Foil]]版であれば取引価格も相応に高価であり、特に古いカードが[[再録]]されることで初めてFoil版が登場した例などは高騰必至となる。

2014年10月18日 (土) 16:45時点における版

コモンCommon)は最も低い稀少度、またその稀少度に属するカードのことである。"Common"は「ありふれた」の意。

目次

概要

基本的に15枚入りのブースターパック1つにつき10または11枚封入されている。エキスパンション・シンボルの色は黒である。

その名の通り、開封時にもっとも多く含まれているカード群であり、もっとも入手しやすいカードといえる。それゆえにシンプルで地味なデザインのものが多いが、かといって強力なカードが無いというわけではなく、中にはレアに比肩するカードパワーを持つものや、シンプルゆえにデッキの根幹を支える必須パーツとなるものも少なくない。

また、小技であるがゆえの汎用性の高さから、古今東西様々なフォーマットで使われ続けているカードも多数存在する(例:巨大化/Giant Growthなど)。

また入手のしやすさや馴染みやすさから、初心者入門などの媒体で出番が多くなりやすい。そこから派生し、マスコット的な人気を博すカードも多い(灰色熊/Grizzly Bears甲鱗のワーム/Scaled Wurmさまようもの/Wandering Onesアメーバの変わり身/Amoeboid Changelingなど)。

コモンの基準

基本的に単純で標準的なカードで構成される。そのため、ルール文章の長いカード、複雑な処理を行ったり与えたりするカードなどは極力含まれない傾向にある。また、その出やすさ(入手しやすさ)からリミテッドの基本戦術を形成するため、リミテッドで支配的になってしまうカードも除外されている。

レアリティの変更

現在のパワーバランスや以前の活躍を考慮して、過去のアンコモンが、コモンへ移行することがある(例:炎の壁/Wall of Fire今わの際/Last Breathなど)。また逆に、過去のコモンが、アンコモンに移行することもある(例:怨恨/Rancor忘却の輪/Oblivion Ringなど)。

この変更は特にリミテッドへの影響が大きいが、他にもMagic OnlineにおいてはPauperも多大な影響を受けうる。

強力なコモンカードの例

太字は禁止カード制限カード指定の経験があるものである。詳細は各カードの個別評価を参照。

その他

  • シングルカードでも、下手なアンコモンやレアより値段が高くなることもある。特にウルザズ・レガシー版の怨恨は、値段が高いコモンの代名詞である。
    • Foil版であれば取引価格も相応に高価であり、特に古いカードが再録されることで初めてFoil版が登場した例などは高騰必至となる。
  • コモンと基本土地カードだけで作られたデッキはコモンデッキと呼ばれ、Magic OnlineではPauperという公式フォーマットとして成立している。詳しくはそれぞれのページを参照。上記の強力カードは、このフォーマットでも各色の主力カードとなっているものも多い(ただし、Hymn to Tourachなど一部のカードはMagic Onlineではコモンとして収録されていないため使用できない)。

参考

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