奸謀/Conspiracy
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==関連カード== | ==関連カード== |
2014年12月27日 (土) 13:06時点における版
Conspiracy / 奸謀 (3)(黒)(黒)
エンチャント
エンチャント
奸謀が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
あなたがコントロールするクリーチャーは選ばれたタイプである。あなたがコントロールするクリーチャー呪文と、あなたがオーナーであり戦場にないクリーチャー・カードについても同様である。
自軍のクリーチャー・タイプを根こそぎ書き換えるコンボ用エンチャント。戦場のクリーチャーだけでなく、ライブラリーや墓地といった領域のカードやスタック上の呪文まで効果が及ぶ。
元は傭兵やレベルのリクルート能力と組み合わせるためにデザインされたカード。今ではオンスロート・ブロックやローウィン・ブロックのクリーチャー・タイプを参照するカードと組み合わせることができ、用途が増えたと言える。
やや重いがコンボ専用カードとしてのポテンシャルは持っており、様々な面白いコンボを作れる。例えば、ウルザの保育器/Urza's Incubatorと並べると2マナ以下のアーティファクト・クリーチャーはコスト0で唱えることができる。
- 「あなたがオーナーである戦場に出ていないクリーチャー・カード」と書いてあるが、現在のルールでは能力中に「カード」と書いてあった場合はパーマネントや呪文は含まないので、「戦場に出ていない」の部分は蛇足となっている。
- これはクリーチャー・タイプを上書きし、元々持っていたそれを失わせる。
- Magic Online VanguardのSeshiro the Anointed Avatarは似た能力を持つが、そちらは上書きでなく追加。
- 静寂の捕縛/Bound in Silenceなどの部族カードはクリーチャー・タイプを持つが、クリーチャーではないため影響を受けない。
- 同名の特殊セットが存在する。(→コンスピラシー)
- プレイテストの時点で、傭兵がレベルに比べて弱いことが分かっていたのでそれを支援するために作られたカード。そのため、本来「クリーチャー・タイプの変更」は青のカラーパイであるが、これは黒になった。黒なのにクリーチャー・タイプが変更されてしまう理由は、(黒らしい)陰謀のせいとされた。Mark Rosewaterはこれを「メカニズムを無理やりフレイバーで正当化しようとするのは、労力を惜しんだみっともないデザインでしかない」と振り返っている。
関連カード
選んだクリーチャー・タイプを与えるカードとして、のちに以下の亜種が作られている。
- 堕ちたる者の灰/Ashes of the Fallen - 2マナのアーティファクト。自分の墓地のクリーチャー・カードのみに適用される。
- 異種移植/Xenograft - 青の5マナのエンチャント。自分がコントロールするクリーチャーにのみ適用される。
これらは奸謀とは違い元のクリーチャー・タイプを残すため、効果としては上記のSeshiro the Anointed Avatarに近い。
参考
- Conspirallies/奸謀同盟(Daily MTG, ReConstructed 2014年5月20日 Gavin Verhey著)
- 奸謀(かんぼう)(カード名国語辞典)
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- カード個別評価:メルカディアン・マスクス - レア