エメリアの番人/Emeria Shepherd
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2016年2月7日 (日) 00:23時点における版
Emeria Shepherd / エメリアの番人 (5)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたの墓地から土地でないパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。その土地が平地(Plains)であるなら、あなたはその土地でないパーマネント・カードを代わりに戦場に戻してもよい。
その名に冠するエメリアの通り、平地に関連付けて誘発するリアニメイト能力を持った天使。上陸するたびに墓地から土地以外のパーマネント・カードを手札に回収でき、平地を戦場に出した場合は、代わりにそのカードを戦場に出せる。
サイクル中唯一、直接的なハンド・アドバンテージかボード・アドバンテージが得られる能力であり、カードパワーは頭ひとつ抜けている。一度でも上陸できれば破格のコスト・パフォーマンスであり、フェッチランドと組み合わせることでより強力なアドバンテージ源となる。その分マナ・コストもサイクル中最大の7マナと重いため、まずはこの重さをクリアして戦場に出すことが最初のハードルとなる。
構築では、マナ加速から高速で展開する、低速コントロールのフィニッシャー兼アドバンテージ源として使う、墓地を肥やしつつこれ自体をリアニメイトするといったアプローチが考えられる。リアニメイトに関しては、これよりも戦闘面で強力なクリーチャーを釣り上げた方が手っ取り早いが、これはクリーチャー以外のパーマネントも継続的に回収ないし戦場に戻せるため、それを踏まえてデッキを構成すれば差別化は図れる。プレインズウォーカーなどは狙い目のひとつ。
- 平地を戦場に出した場合、対象のカードをそのまま墓地に残す、手札に戻す、戦場に出すの3つから選ぶ事ができる(参考:ルール・マネージャーMatt Tabakのブログ)。
- 桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと組み合わせると、デッキ内の平地/Plains(あるいは冠雪の平地/Snow-Covered Plains)を望む枚数出せる。
- 別途生け贄に捧げる手段を用意できれば、彼方地のエルフ/Farhaven Elfや真面目な身代わり/Solemn Simulacrumなどでも同じことが可能。
- 空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruinと比べると、出しにくさ・対処されやすさの違いか、リアニメイト範囲が大きく広がり、手札に戻すという選択の幅も生まれている。それらをインスタント・タイミングで行えるのも強みのひとつ。
- カードパワーとの調整の兼ね合いもあるだろうが、エメリアの必要とする平地の数と、これのマナ・コストが共通して7であるのもおそらく意図的なデザインと思われる。
- 荒廃の一掴み/Grip of Desolationのイラストで握り潰されてるのは誰あろう彼女である。戦乱のゼンディカーのトレーラーで確認できる。
関連カード
サイクル
戦乱のゼンディカーの、レアの上陸を持つクリーチャーのサイクル。各色に1枚ずつ存在し、対応する基本土地タイプでボーナスが得られる。
- エメリアの番人/Emeria Shepherd
- タジームの守護者/Guardian of Tazeem
- グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer
- アクームのヘルカイト/Akoum Hellkite
- オラン=リーフのハイドラ/Oran-Rief Hydra