老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic
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2016年2月22日 (月) 23:50時点における版
Oloro, Ageless Ascetic / 老いざる苦行者、アローロ (3)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
伝説のクリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは2点のライフを得る。
あなたがライフを得るたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引き、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。
あなたのアップキープの開始時に、老いざる苦行者、アローロがあなたの統率領域にある場合、あなたは2点のライフを得る。
戦場にいても統率領域にいてもアップキープごとにライフを回復させてくれる伝説の巨人。さらに戦場にいる場合には、ライフを得た際にマナを支払うことでボーナスが得られる能力もついてくる。
基本的に統率者は戦場か統率領域のどちらかにいるものなので、安定してライフを稼ぐことができる。元々統率者戦は通常のルールよりもライフ総量の初期値が高いが、それをさらに水増しできるため、黒に多く存在するライフを支払うカードとのシナジーに期待できる。
戦場に出せば、さらにカードを引けるとともに対戦相手のライフも攻められるようになり、アドバンテージ源として非常に強力になる。ただし、戦場ではライブラリーに送られたり能力を失わされたりして対処される危険性も高まる。統率領域にあるカードを対処する手段はないため、回復役と割り切るならば、統率領域に置いたままにした方が良い場合もあるだろう。
- マナ能力によってマナを生み出すと同時にライフも得られる清純のタリスマン/Pristine Talismanとは相性が良い。さらに精神力/Mind Over Matterも組み合わせると、手札を無限回入れ替えると同時にドレインができる。
ルール
- 3番目の能力は統率領域で誘発する能力だが、1番目と2番目の能力は戦場に出ているときに誘発する能力である。これが統率領域にあるときに自身の能力でライフを得ても、2番目の能力は誘発しない。
- アローロが統率者である場合、あなたの第1ターンのアップキープの開始時に3番目の能力が誘発する。
- 2番目の能力は、ライフを何点得たかは関係なく、ライフを得るイベント1回ごとに1回誘発する。
- 絆魂を持つ複数のクリーチャーがそれぞれ戦闘ダメージを与えた場合、それぞれに対して2番目の能力が誘発する。
- 絆魂を持つ1体のクリーチャーが複数のクリーチャーやプレイヤーやプレインズウォーカーに同時にダメージを与えたとしても、能力は1回しか誘発しない。
- ライフを得ても最終的にライフ総量が減ることがあるが、その場合でも2番目の能力は誘発する。
- 2体の2/2のクリーチャーから攻撃され、その一方を絆魂を持つ1/1のクリーチャーでブロックしたとする。この場合、ブロック・クリーチャーの絆魂で1点のライフを得ると同時に攻撃クリーチャーからの戦闘ダメージによって2点のダメージが与えられるため、ライフ総量は差し引きで1点減ることになる。しかし「ライフを得る」イベントは起こっているため、能力は誘発する。
参考
- 10の統率者たち(Uncharted Realms, 著WotC Magic Creative Team)
- カード個別評価:統率者2013 - 神話レア