破滅の刻/Hour of Devastation
提供:MTG Wiki
細 |
細 |
||
25行: | 25行: | ||
{{フレイバーテキスト|「ここでは一切の存亡は我の手の上よ。おぬしらゲートウォッチもな。」|ニコル・ボーラス}} | {{フレイバーテキスト|「ここでは一切の存亡は我の手の上よ。おぬしらゲートウォッチもな。」|ニコル・ボーラス}} | ||
− | == | + | ==脚注== |
<references/> | <references/> | ||
+ | |||
+ | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2017年8月1日 (火) 00:35時点における版
ソーサリー
ターン終了時まで、クリーチャーはすべて破壊不能を失う。破滅の刻は各クリーチャーと、ボーラス(Bolas)でない各プレインズウォーカーにそれぞれ5点のダメージを与える。
赤の刻は、大規模全体火力。破壊不能を失わせた上で、クリーチャーとボーラス以外のプレインズウォーカーに5点ずつのダメージを与える。
対処できるタフネスの閾値が大きい上に、有用な除去耐性をものとしないため、リセットとして確実性が高い。なおかつ、プレインズウォーカーもまとめて焼く事ができるため、カードパワーの高さは疑いようも無い。ビートダウンは勿論、メタゲーム次第でコントロール相手にも通用しうる、対応範囲の広い一枚である。
登場時のスタンダードには、同じく5点全体火力としてコジレックの帰還/Kozilek's Returnがあるが、こちらは生撃ちが重い分、下準備や専用のデッキ構成が必要ないという利点がある。不朽や永遠など、ほかの除去耐性も存在する環境ながら、参入間もなくより青赤コントロールのメインデッキやサイドボードに積まれて同デッキを強化したほか、赤緑エネルギーやエルドラージ・ランプのサイドボードにも採用される。
- アモンケットの神を斃す事ができ、破滅の刻でニコル・ボーラス/Nicol Bolasが手駒としている多色の神サイクルには被害を及ぼさない(復活ができる)デザインとなっている。
- 収録されているカード・セットと日本語名・英語名ともに同一のカード名を持つ初めてのカードである。
- 英語名のみが同一のカードは、過去に衝合/Confluxが存在している。
関連カード
サイクル
破滅の刻の「刻/Hour」サイクル。いずれもレアで、注目のストーリーカードである。
- 啓示の刻/Hour of Revelation
- 永遠の刻/Hour of Eternity
- 栄光の刻/Hour of Glory
- 破滅の刻/Hour of Devastation
- 約束の刻/Hour of Promise
カード名とストーリー上の順番は刻の書/The Accounting of Hoursに記された4つの刻/Hourに対応しており、それらの後に「破滅の刻/Hour of Devastation」が来る構成になっている。
ストーリー
王神が約束し、伝承通り到来した4つの刻/Hourのさらにその果て。預言はねじれて覆り、世界は崩れ、記されざる刻が、名もなき刻が訪れる。
王神は計画を完遂し、圧倒的な破壊はただ廃墟だけを残し、かくして「破滅の刻」がここに満ちた。アモンケット/Amonkhetの惨状に激怒したゲートウォッチ/The Gatewatchは、空より舞い降りたニコル・ボーラス/Nicol Bolasと対峙し、戦闘が勃発した。しかしながら、大修復/The Mendingによる灯の変質を経てなお懸絶したボーラスの力の前に、一人、また一人と次元渡りによる逃走を余儀なくされる。やがてギデオン・ジュラ/Gideon Juraを幕引きとして、ゲートウォッチは殆ど抗し得る事もできず、多元宇宙/Multiverseへと散り散りに壊走した(イラスト)[1]。
「ここでは一切の存亡は我の手の上よ。おぬしらゲートウォッチもな。」― ニコル・ボーラス
脚注
- ↑ Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)