イクサランの束縛/Ixalan's Binding
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+ | 同時期の[[スタンダード]]には[[マナ・コスト]]が同じで[[瞬速]]と[[サイクリング]]を持つ[[排斥/Cast Out]]があり、取り回しの良いそちらの採用率が高いが、[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|青白コントロール]]では併用される例もある。[[スカラベの神/The Scarab God]]や各種[[プレインズウォーカー]]など、相手の[[デッキ]]の中核になる[[パーマネント]]を封殺できるため、信頼感が高い。 | ||
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+ | *[[唱える]]ことを禁止するため、[[不朽]]や[[永遠]]などの[[起動型能力]]による同名[[トークン]]の[[生成]]などは阻害できない。 | ||
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2017年10月27日 (金) 10:18時点における版
Ixalan's Binding / イクサランの束縛 (3)(白)
エンチャント
エンチャント
イクサランの束縛が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。イクサランの束縛が戦場を離れるまでそれを追放する。
対戦相手は、その追放されたカードと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。
払拭の光/Banishing Lightの亜種。1マナ重くなった代わりに、追放したカードと同名の呪文を唱えることを禁止する能力が付いた。
多くの脅威に対応できる汎用性の高い除去であり、リミテッドでは単純に優秀。
同名の呪文を唱えさせない効果が意味をもつかは状況によるが、上手く決まれば事実上の手札破壊のように機能する。
同時期のスタンダードにはマナ・コストが同じで瞬速とサイクリングを持つ排斥/Cast Outがあり、取り回しの良いそちらの採用率が高いが、青白コントロールでは併用される例もある。スカラベの神/The Scarab Godや各種プレインズウォーカーなど、相手のデッキの中核になるパーマネントを封殺できるため、信頼感が高い。
ルール
- 1番目の能力に関するルールは放逐する僧侶/Banisher Priestを参照。
- 2番目の能力は、そのカードの追放領域における名前を参照する。追放したパーマネントが追放領域に存在しなくなったなら、この能力は何もしない。
- 2つの能力は関連している能力である。イクサランの束縛が戦場を離れ、その後戦場に戻された場合、それは異なるオブジェクトとして扱われるため、以前に追放したカードを参照することはできない。
ストーリー
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの戦いで精神を攻撃され、反射的にプレインズウォークで逃走したジェイス・ベレレン/Jace Belerenはイクサラン/Ixalanの無人島で目覚めた。記憶喪失のジェイスが無意識のうちにプレインズウォークしようとしたところ、何らかの力で元の場所に引き戻されてしまう。息を切らす彼の頭上には、円と三角形のシンボルが輝いていた(イラスト)[1] 。
- 日本語版のフレイバー・テキストは誤訳の可能性がある。lostには「途方に暮れた、放心した」の意味もあるが、ここでは「道に迷った、行方不明の」の意味だと思われる。certainty(確信、確実であること)も考慮して訳すと、「ジェイスが意識を取り戻したとき、確かなのは自分がどこにいるのか分からないということだけだった。」といったところ。
Jace awoke to the certainty that he was lost.
意識を取り戻したとき、ジェイスはただ途方に暮れるだけだった。
脚注
- ↑ Jace, Alone/孤独のジェイス(Magic Story 2017年9月6日 R&D Narrative Team著)