他のプレイヤーをコントロールする
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2018年11月28日 (水) 21:05時点における版
他のプレイヤーをコントロールする/Controll Another Player効果が存在する。
Mindslaver / 精神隷属器 (6)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)
目次 |
ルール
他のプレイヤーをコントロールしているとき、そのプレイヤーが本来行うべき選択や決定を、コントロールしている側が選択したり決定したりする。
- 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場合、タイムスタンプ順に上書きしていき、最後に発生したものだけが有効になる。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、通常通り、自分自身に関する選択や決定を行える。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、それによってオブジェクトのコントロールが得られるわけではない。
- 他のプレイヤーにコントロールされているプレイヤーが何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、プレイヤーのコントローラーもそれを見ることができる(例えば、コントロールされているプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコントロールしている裏向きのパーマネントの表など)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのオブジェクトによりしなければいけない全ての選択や決定を行う。
- もちろんBlacker Lotusなどのコストの一部として相手のカードをビリビリに破いてもよい。逆に、もしそうされそうになったら即座に投了すべきだろう(そのタイミングでの投了は認められている)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。
- あるプレイヤーを次のターンの間コントロールする場合、そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされる。クリンナップ・ステップの間の選択も、コントロールを得ているプレイヤーが行う。
- 総合ルールに記載されていないが、コントロールしている他のプレイヤーのサイドボードを見る事は出来ない。また、何らかの効果がそのプレイヤーにゲームの外部にあるカードを選ぶように指示したとしても、あなたは、そのプレイヤーにカードを選ばせることはできない。例えば、願いなどを使わせたとしても、選択不可能であるため不発となる。
- 以前は、2011年1月1日発効版のマジック・イベント規定で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、異界月のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。
- それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない死せる願い/Death Wishなら無作為にカードを持ってくる事が出来た。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに投了させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。
- 双頭巨人戦などの共有チーム・ターン選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする(CR:805.8)。
このほか、マナ・バーンがあった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。
該当カード
- Word of Command
- 精神隷属器/Mindslaver
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov
- 最悪の恐怖/Worst Fears
- 約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End
- 残酷な見世物/Cruel Entertainment
関連
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 715 当事者カード
- 715.1 「当事者/adventurer」カードは、文章欄中に小さな枠のある、2組のカード枠を持つ。
- 715.2 左側の内側の枠に書かれている文章は、そのオブジェクトが呪文である間に取りうる代替の特性を定義する。そのカードの通常の特性は、文章欄は右側で小さくなっているが、通常通り表記されている。
- 715.3 プレイヤーは、自分が当事者カードを唱えるに際して、そのカードを通常通り唱えるか出来事として唱えるかを選ぶ。
- 715.3a 当事者カードを出来事として唱える場合、それを唱えられるかどうかを見るには代替の特性だけが評価される。
- 715.3b 出来事としてスタック上にある間、その呪文はその代替の特性だけを持つ。
- 715.3c 出来事・呪文がコピーされた場合、そのコピーも出来事であり、その出来事・呪文を表すカードの通常の特性ではなくその呪文の代替の特性を持つ。出来事として唱えられた呪文を参照するルールや効果は、そのコピーも参照する。
- 715.3d 出来事として唱えた呪文を解決して墓地に置く代わりに、そのコントローラーはそれを追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、そのプレイヤーはそれを唱えてもよい。その場合、出来事として唱えることはできないが、それを唱えてもよいとする別の効果によって、出来事として唱えることができうる。
- 715.4 スタック以外のいずれかの領域である間、また出来事でない状態でスタックにある間、当事者カードはその通常の特性だけを持つ。
- 715.5 効果によってプレイヤーが名前を選ぶ場合、そのプレイヤーが当事者カードの代替の名前を選びたければ、そうしてもよい。
- 715 当事者カード