スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期
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[[ラヴニカの献身]]参入後は、[[絢爛]][[メカニズム]]の登場により強化された。[[軽い]]クリーチャーと火力呪文を中心とする構造上、[[舞台照らし/Light Up the Stage]]や[[批判家刺殺/Skewer the Critics]]の絢爛条件を満たしやすく、また舞台照らしで[[追放]]した[[カード]]も[[プレイ]]しやすい。 | [[ラヴニカの献身]]参入後は、[[絢爛]][[メカニズム]]の登場により強化された。[[軽い]]クリーチャーと火力呪文を中心とする構造上、[[舞台照らし/Light Up the Stage]]や[[批判家刺殺/Skewer the Critics]]の絢爛条件を満たしやすく、また舞台照らしで[[追放]]した[[カード]]も[[プレイ]]しやすい。 | ||
− | [[灯争大戦]]からは新たに[[炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan]]や[[無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator]] | + | [[灯争大戦]]からは新たに[[炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan]]や[[無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator]]を獲得した。 |
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+ | [[基本セット2020]]からは新たに[[丸焼き/Fry]]などを獲得。また、[[チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire]]や[[炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame]]を獲得したことにより、[[災厄の行進/Cavalcade of Calamity]]を中心に据えたタイプも登場した。 | ||
*[[Magic: The Gathering Arena]]の[[BO|BO1]]ルールでは、1[[ゲーム]]にかかる時間の短さや初期手札の自動補正による[[土地事故]]の起こりにくさから、使用率が高くなる傾向にある。 | *[[Magic: The Gathering Arena]]の[[BO|BO1]]ルールでは、1[[ゲーム]]にかかる時間の短さや初期手札の自動補正による[[土地事故]]の起こりにくさから、使用率が高くなる傾向にある。 | ||
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===基本セット2020後=== | ===基本セット2020後=== | ||
+ | ====通常型==== | ||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[StarCityGames.com]] | + | **[[StarCityGames.com]] Standard Open Worcester 優勝([http://www.starcitygames.com/events/130719_worcester.html 参考]) |
**使用者:[[Aaron Barich]] | **使用者:[[Aaron Barich]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
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{{#MagicFactory:df319284}} | {{#MagicFactory:df319284}} | ||
− | *[[基本セット2020]] | + | *[[基本セット2020]]参入後の通常型。息切れ防止よりも[[本体火力]]と[[チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire]]の組み合わせに重点を置いているのが特徴。 |
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+ | *備考 | ||
+ | **Standard League 5勝0敗([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-league-2019-08-12 参考]) | ||
+ | **使用者:Ramzamela7 | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df319340}} | ||
+ | *基本セット2020参入後の[[災厄の行進/Cavalcade of Calamity]]採用型。[[パワー]]1の[[クリーチャー]]および1/1[[トークン]]の[[生成]]手段が多数採用されているのが特徴。 | ||
+ | *[[岩SHOW]]による[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0032967/ 解説記事]も参照。 | ||
==参考== | ==参考== |
2019年8月23日 (金) 06:09時点における版
ローテーションでボーマットの急使/Bomat Courierや損魂魔道士/Soul-Scar Mageなど多くのパーツを失ったものの、ラヴニカのギルドから複数のカードを獲得したこともあり、赤単色のアグロデッキが引き続き環境に存在している。
目次 |
概要
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
あなたが赤の呪文を唱えるたび、遁走する蒸気族の上に+1/+1カウンターが3個未満であった場合、遁走する蒸気族の上に+1/+1カウンターを1個置く。
遁走する蒸気族の上から+1/+1カウンターを3個取り除く:(赤)(赤)(赤)を加える。
エンチャント
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上の土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
あなたはあなたの手札から土地をプレイすることも呪文を唱えることもできない。
(3)(赤):実験の狂乱を破壊する。
主力アタッカーは遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin。狂信的扇動者/Fanatical Firebrandやゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerなどのクリーチャーとショック/Shockや稲妻の一撃/Lightning Strikeなどの火力呪文を連打し、遁走する蒸気族を育てながらライフを詰めていく。手札が尽きても実験の狂乱/Experimental Frenzyによる息切れ防止が可能。
前環境の赤単ウィザード同様、ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner・ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancerと魔術師の稲妻/Wizard's Lightningの部族シナジーも組み込まれている。
ソーサリー
絢爛(赤)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
炎の職工、チャンドラの上から忠誠(loyalty)カウンターが1個以上取り除かれるたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにその個数に等しい点数のダメージを与える。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。
[-7]:あなたのライブラリーの一番上のカードを7枚追放する。このターン、あなたはそれらをプレイしてもよい。
ラヴニカの献身参入後は、絢爛メカニズムの登場により強化された。軽いクリーチャーと火力呪文を中心とする構造上、舞台照らし/Light Up the Stageや批判家刺殺/Skewer the Criticsの絢爛条件を満たしやすく、また舞台照らしで追放したカードもプレイしやすい。
灯争大戦からは新たに炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisanや無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigatorを獲得した。
基本セット2020からは新たに丸焼き/Fryなどを獲得。また、チャンドラの吐火/Chandra's Spitfireや炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flameを獲得したことにより、災厄の行進/Cavalcade of Calamityを中心に据えたタイプも登場した。
- Magic: The Gathering ArenaのBO1ルールでは、1ゲームにかかる時間の短さや初期手札の自動補正による土地事故の起こりにくさから、使用率が高くなる傾向にある。
サンプルレシピ
初期型
- 備考
- グランプリリール18 優勝(参考)
- 使用者:Etienne Busson
- フォーマット
Mono-Red Aggro [1] | |||||||||||||||||||||||
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ラヴニカの献身後
赤単
Mono Red Aggro [2] | |
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タッチ緑
- 備考
- ミシックチャンピオンシップクリーブランド19 ベスト8(参考/参考)
- 使用者:Alex Majlaton
- フォーマット
Gruul Aggro [3] | |
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- サイドボードの燃えがら蔦/Cindervinesなどのために緑をタッチしたタイプ。
タッチ黒
- 備考
- ミシックチャンピオンシップクリーブランド19 スタンダード部門6勝4敗(参考/参考)
- 使用者:八十岡翔太
- フォーマット
Rakdos Aggro [4] | |||||||||||||||||||||||||
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- タッチ黒のタイプ。舞台照らし/Light Up the Stageではなくリックス・マーディの歓楽者/Rix Maadi Revelerが採用されているのが特徴。
- 使用者によるデッキテクも参照。
灯争大戦後
- 備考
- ミシックチャンピオンシップラスベガス19 ベスト4(参考)
- 使用者:Shahar Shenhar
- フォーマット
- 灯争大戦参入後の赤単色のタイプ。終盤のアドバンテージ源として、従来の実験の狂乱/Experimental Frenzyに加え炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisanを採用している。
基本セット2020後
通常型
- 備考
- StarCityGames.com Standard Open Worcester 優勝(参考)
- 使用者:Aaron Barich
- フォーマット
Mono-Red Aggro [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 基本セット2020参入後の通常型。息切れ防止よりも本体火力とチャンドラの吐火/Chandra's Spitfireの組み合わせに重点を置いているのが特徴。
災厄の行進型
Mono-Red Cavalcade [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 基本セット2020参入後の災厄の行進/Cavalcade of Calamity採用型。パワー1のクリーチャーおよび1/1トークンの生成手段が多数採用されているのが特徴。
- 岩SHOWによる解説記事も参照。