煌めくドラゴン/Shimmer Dragon

提供：MTG Wiki

2019年10月14日 (月) 19:50時点における版 (編集) ブラー (トーク | 投稿記録) 細 (ページの作成：「{{#card:Shimmer Dragon}} {{未評価|エルドレインの王権}} ==参考== *カード個別評価：エルドレインの王権 - レア(Brawl Deck)」)		2019年10月16日 (水) 01:59時点における版 (編集) (取り消し) あおたび (トーク | 投稿記録) 新しい編集→
1行：		1行：
	{{#card:Shimmer Dragon}}		{{#card:Shimmer Dragon}}
−	{{未評価|エルドレインの王権}}	+	[[エルドレインの王権]]で新たに追加された[[青]]い[[ドラゴン]]。通常[[ブースターパック]]からは出てこない、[[Brawl Deck]]に含まれる1つ。
		+
		+	何もなければ[[ダブルシンボル]]の６[[マナ]]５/６[[飛行]]と、いたって平凡な[[クリーチャー]]だが、[[アーティファクト]]を４つ以上[[コントロール]]していれば[[呪禁]]を持ち、高い[[タフネス]]も相まって除去が難しく、[[フィニッシャー]]として申し分ないクリーチャーになる。しかし特筆すべきはもう一つの[[能力]]で、アーティファクトを２つ[[タップ]]するだけで[[ドロー]]することが出来ることにある。複数のアーティファクトが置かれている時の[[アドバンテージ]]量は、先述の除去耐性も合わさり、その後の試合展開に大きく貢献できるものであり、相手からすれば早々に手を打たなければそのまま逆転や敗北にもつながり得る。煌めくドラゴンが戦場に出る時は大抵、既にアーティファクトが最低４つある状態であることが多く、１周ごとに追加の２枚ドローは少なくとも可能になっているだろう。
		+
		+	しかしネックはやはりその重さだろうか。こつこつと頑張ってアーティファクトをためても、煌めくドラゴンが[[戦場]]に出る頃には(そのドロー能力を持ってしても)既に手遅れとなってしまっていることも珍しくない。ならばとデッキに除去や[[打ち消し]]等のカードを多めに採用し、コントロール要素を強めると、次はアーティファクトがいまいち並ばなくなる等、[[デッキ]]構築の面でも問題が生じる。そういった点ではやはりドラゴン、扱いが難しいと言えるだろう。
		+
		+	継続的にドロー出来ることを考えると、よほど軽いカードばかりで構成されていない限り、１ターンに引けるカードの枚数はそこまで大量でなくてもいい。４～６枚程のアーティファクトが並んでいれば十分に強力である。また、アーティファクトであれば何でもいいため、戦場に出た後はそこに立っているだけの[[真髄の針/Pithing Needle]]や[[墓掘りの檻/Grafdigger's Cage]]等のアーティファクトをドローに活用できると良し。その他、性能はそれほどでもないが生成しやすいアーティファクト・トークンとも相性が良い。エルドレインの王権であれば、色は違うが[[金のガチョウ/Gilded Goose]]や[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]、[[巨大な好機/Giant Opportunity]]等は良き相方となってくれるだろう。
		+
		+	デッキ構築の難しさ等、課題は小さくないが、ポテンシャルは十分に秘めた優秀なドラゴンである。
	==参考==		==参考==
	*[[カード個別評価：エルドレインの王権]] - [[レア]](Brawl Deck)		*[[カード個別評価：エルドレインの王権]] - [[レア]](Brawl Deck)

---

2019年10月16日 (水) 01:59時点における版

エルドレインの王権で新たに追加された青いドラゴン。通常ブースターパックからは出てこない、Brawl Deckに含まれる1つ。

何もなければダブルシンボルの６マナ５/６飛行と、いたって平凡なクリーチャーだが、アーティファクトを４つ以上コントロールしていれば呪禁を持ち、高いタフネスも相まって除去が難しく、フィニッシャーとして申し分ないクリーチャーになる。しかし特筆すべきはもう一つの能力で、アーティファクトを２つタップするだけでドローすることが出来ることにある。複数のアーティファクトが置かれている時のアドバンテージ量は、先述の除去耐性も合わさり、その後の試合展開に大きく貢献できるものであり、相手からすれば早々に手を打たなければそのまま逆転や敗北にもつながり得る。煌めくドラゴンが戦場に出る時は大抵、既にアーティファクトが最低４つある状態であることが多く、１周ごとに追加の２枚ドローは少なくとも可能になっているだろう。

しかしネックはやはりその重さだろうか。こつこつと頑張ってアーティファクトをためても、煌めくドラゴンが戦場に出る頃には(そのドロー能力を持ってしても)既に手遅れとなってしまっていることも珍しくない。ならばとデッキに除去や打ち消し等のカードを多めに採用し、コントロール要素を強めると、次はアーティファクトがいまいち並ばなくなる等、デッキ構築の面でも問題が生じる。そういった点ではやはりドラゴン、扱いが難しいと言えるだろう。

継続的にドロー出来ることを考えると、よほど軽いカードばかりで構成されていない限り、１ターンに引けるカードの枚数はそこまで大量でなくてもいい。４～６枚程のアーティファクトが並んでいれば十分に強力である。また、アーティファクトであれば何でもいいため、戦場に出た後はそこに立っているだけの真髄の針/Pithing Needleや墓掘りの檻/Grafdigger's Cage等のアーティファクトをドローに活用できると良し。その他、性能はそれほどでもないが生成しやすいアーティファクト・トークンとも相性が良い。エルドレインの王権であれば、色は違うが金のガチョウ/Gilded Gooseや王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns、巨大な好機/Giant Opportunity等は良き相方となってくれるだろう。

デッキ構築の難しさ等、課題は小さくないが、ポテンシャルは十分に秘めた優秀なドラゴンである。

参考

• カード個別評価：エルドレインの王権 - レア(Brawl Deck)