ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
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(既に構築実績のあるカードなので「日の目を見た」は不適切な表現) |
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とはいえ[[土地]]というどの色でも使える[[スロット]]に入れられるマナ加速は貴重である。[[怪物化]]などパーマネントの[[起動型能力]]で大量のマナを必要とする場合には非常に有用なため、そのような[[デッキ]]では色を問わず採用できる余地がある。 | とはいえ[[土地]]というどの色でも使える[[スロット]]に入れられるマナ加速は貴重である。[[怪物化]]などパーマネントの[[起動型能力]]で大量のマナを必要とする場合には非常に有用なため、そのような[[デッキ]]では色を問わず採用できる余地がある。 |
2020年2月2日 (日) 18:30時点における版
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T):色を1つ選ぶ。あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。)
信心を参照してマナを生み出す伝説の土地。信心が3でマナフィルター、4以上あればマナ加速となる。
同じ色のパーマネントを複数並べることによって、爆発的なマナ加速が見込める。しかし能力を十全に活かすためには、相当に色拘束が厳しいかあるいは軽いパーマネントを複数並べることが必要になってくるが、そうなると自身が単体では無色マナしか生み出せないため缶切りの缶詰状態とも言うべき色事故の原因になりうる。また、パーマネントを展開して手札を消費した後に大量マナを生み出しても、使い道に困る可能性もある。レジェンド・ルールを考慮すると複数枚投入するのはためらわれるなど、欠点も多い。
とはいえ土地というどの色でも使えるスロットに入れられるマナ加速は貴重である。怪物化などパーマネントの起動型能力で大量のマナを必要とする場合には非常に有用なため、そのようなデッキでは色を問わず採用できる余地がある。
登場後のスタンダードでは、青単信心など元々信心を稼ぎやすいデッキで1~2枚挿しされるほか、赤単信心や緑単信心など、怪物化などのため大量のマナを稼ぐことを目的としたデッキでは、上記の腐りやすい欠点にも関わらず4枚投入されることも多い。特に緑単信心では、旅するサテュロス/Voyaging Satyrと併用して膨大なマナを生み出し、そこから怪物化やクリーチャーの大量展開につなげるキーカードの一つとなっている。
パイオニアにおいても大いに注目されている一枚。同フォーマットではフェッチランドの禁止により単色の強みを押し通しやすく、その中心として多彩な単色デッキをけん引。特にフォーマット制定初期の緑単信心においてはモダン級のマナ加速で3ターン目で巨大エルドラージまで見える動きの中核となり、まずはじめに抜群に相性の良い豊穣の力線/Leyline of Abundanceが禁止となり、ニッサの誓い/Oath of Nissa、夏の帳/Veil of Summerと同デッキで扱うパーツも続いた。現在でもフォーマットを定義しているカードの一つとして活躍している。