猛然たる報復/Furious Reprisal
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2021年9月10日 (金) 18:47時点における版
Furious Reprisal / 猛然たる報復 (3)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーの組み合わせ2つを対象とする。猛然たる報復はそれらに、それぞれ2点のダメージを与える。
合計2つの対象に2点ずつダメージを与える火力呪文。憤怒の頂点/Pinnacle of Rageの下位種。
4マナで合計4点というと炎の鞭打ち/Flame Lash相当で火力呪文としては妥当なコスト・パフォーマンス。カード1枚で2体のクリーチャーを焼ければカード・アドバンテージを稼げるし、焼けるクリーチャーが1体しかいなければ対戦相手にもダメージを飛ばせる。多人数戦なら複数のプレイヤーを対象にダメージを与えることもできる。
とはいえ4マナは小型クリーチャーを並べて殴ってくるデッキに対してはかなり遅く、発火/Pyrotechnicsのように必要なら1つの対象に4点ダメージを与えられる利便性もなく、構築ではいささか使いづらく感じる。ソーサリーなので機体を焼けないこともこの環境においては大きな弱点。
リミテッドでは簡単にアドバンテージを稼げるうえ最後のひと押しにも使えるので、機体を焼けないことを差し置いても悪くないカード。シングルシンボルなのもありがたい。
- 対象変更呪文との関係を考慮すると厳密ではないが、基本的にはプレイヤーやプレインズウォーカーも対象に取れるようになった酷暑/Swelterの上位互換といって差し支えない。
- プレイヤーあるいはプレインズウォーカー1体とクリーチャー1体にダメージを与えた場合は突き/Lunge相当となるが、そちらのほうが軽いうえインスタント。
- これはダメージを割り振る火力呪文ではない。同じセットで同居しているチャンドラの螺旋炎/Chandra's Pyrohelixとは異なるルール文章であることに注意。
ルール
- 最大2つではなく、必ず合計2つを対象に取る。
- 2人対戦で対戦相手がクリーチャーやプレインズウォーカーをコントロールしていなかった場合、自分自身か自身のクリーチャーか自身のプレインズウォーカーを対象の1つにしなければならない。
- 対象に取れるクリーチャーやプレインズウォーカーが戦場に1体も存在せず、なおかつ対戦相手が護法の宝珠/Orbs of Wardingをコントロールしていた場合、これを唱えることはできない。