永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(唱えるタイミング)
31行: 31行:
 
*コピーは手札に作られるため、唱えたコピーは「手札から唱えた」ことになる({{CR|707.12}})。
 
*コピーは手札に作られるため、唱えたコピーは「手札から唱えた」ことになる({{CR|707.12}})。
 
**コピーはカードではないため、印刷当時は[[実験の狂乱/Experimental Frenzy]]の「手札からカードをプレイすることはできない」という制約のもとでも唱えられたが、[[2020年]]4月の[[オラクル]]変更で「手札から呪文を唱えることはできない」に変更されたため不可能になった。
 
**コピーはカードではないため、印刷当時は[[実験の狂乱/Experimental Frenzy]]の「手札からカードをプレイすることはできない」という制約のもとでも唱えられたが、[[2020年]]4月の[[オラクル]]変更で「手札から呪文を唱えることはできない」に変更されたため不可能になった。
*能力が[[解決中に呪文を唱える]]よう指示している({{CR|608.2g}})ため、[[優先権]]や[[カード・タイプ]]による制約([[あなた|自分]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空といった)とは関係なく唱えることができる。つまり通常はソーサリーを唱えられないはずのタイミングでソーサリーを唱えることができる。
+
*能力が[[解決中に呪文を唱える]]よう指示している({{CR|608.2g}})ため、[[優先権]]や[[カード・タイプ]]による制約([[あなた|自分]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空といった)とは関係なく唱えることができる。つまり通常はソーサリーを唱えられないはずのタイミングでソーサリーのコピーを唱えることができる。
 
*ケフネトの誘発型能力の解決中にのみ、あなたはそのコピーを唱えることができる。後で唱えることはできない。あなたがその時点でそれを唱えることを望まない(または適正な対象がないなどの理由で唱えられない)場合、能力の解決後にコピーは手札から消滅する({{CR|707.10a}})。
 
*ケフネトの誘発型能力の解決中にのみ、あなたはそのコピーを唱えることができる。後で唱えることはできない。あなたがその時点でそれを唱えることを望まない(または適正な対象がないなどの理由で唱えられない)場合、能力の解決後にコピーは手札から消滅する({{CR|707.10a}})。
 
*ケフネトの誘発型能力の解決前に公開したカードが手札を離れた場合、[[最後の情報]]を元にカードのコピーが作られる。
 
*ケフネトの誘発型能力の解決前に公開したカードが手札を離れた場合、[[最後の情報]]を元にカードのコピーが作られる。

2024年12月7日 (土) 15:02時点における版


永遠衆/Eternalとなったケフネト/Kefnetターンの最初に引いたインスタントソーサリーであるカードをコピーして2マナ安く唱えさせてくれる伝説のゾンビ

コピーを唱える際はマナ・コストが減少するため、ドロー次第では毎ターンハンド・アドバンテージテンポ・アドバンテージを稼ぐことができる。とはいえ、インスタント・ソーサリーの比率が高いデッキでも成功率が高いとは限らない。ドロー・ステップカウンターを唱えても意味がないし、潜水/Dive Downのような後出ししてこそ本領を発揮するカードなら下手に公開しない方が良い場合もある。戦場に出たターンには能力を使えないため即効性も低く、単純に強いという能力ではない。

しかし、神サイクル共通の優れたマナレシオおよびライブラリー戻る能力だけでも十分強力。ダブルシンボル4マナペナルティ能力なしの4/5飛行というコスト・パフォーマンスは驚異的であり、戦場にいるだけでコピーの成否に関係なくフィニッシャーたりえる。

インスタントのドロー呪文とは相性がよい。状況に依存しない効果の一つであるとともに、それらを対戦相手のターン中に唱えることで能力を誘発できる。同時に、除去されてライブラリーに戻ってから戦場に復帰するまでの速度も加速できる。

リミテッドではコピーの成功は期待しにくいが、このサイズの飛行クリーチャーを延々と使い回せるだけで反則的に強力なのは言うまでもない。

ルール

カードの公開

  • カードを公開するかどうかは、カードを引いてカードの表面を確認した後に決める。公開するなら手札にある他のカードと混ざる前に公開すること。
    • カード・タイプは公開するかどうかとは関係ない。インスタントやソーサリーであっても公開しなくてもよいし、逆にパーマネント・カードでもそれを公開してもよい。もちろん、パーマネント・カードを公開しても何も起こらない。
  • 「各ターン」なので、他のプレイヤーのターンでも何らかの効果でカードを引いたなら公開することができる。
  • これにより公開したカードは、誘発した永遠神ケフネトの能力がスタックを離れるまで、手札で公開されたままになる(CR:701.16a)。
  • カードを複数枚引く行為は、カードを1枚引く行為の繰り返しとみなす(CR:121.2)。たとえば、あるターンにおいてあなたがまだ一切カードを引いていない状態であなたがカードを3枚引くという呪文を唱えた場合、あなたはカードを一度に1枚ずつ引く。これにより引かれた1枚目のカードのみ、ケフネトの能力で公開してもよい。
  • 灯の分身/Spark Doubleなどでケフネトを2体以上コントロールしている場合や、奇跡を持つカードを引いた場合は、あなたはそれを望む回数公開し、それぞれの能力を誘発させてよい。
  • 奇跡を持つカードを引いた場合、オリジナル(コピー元のカード)もコピーも両方唱えることができる。例えば時間の熟達/Temporal Masteryを引いた場合、奇跡コスト(1)(青)でオリジナルを唱えて、(3)(青)(青)でコピーを唱えることができる。スタックには望む順番で積まれる。ちなみにコピーは奇跡能力を持つが奇跡は誘発しない点に注意。奇跡引くことで誘発するが、コピーは引いてきたものではないからだ。
  • 何らかの呪文を唱えている間に(あるいは能力を起動している間に)カードを引いた場合、そのカードは唱える手順(起動する手順)が終了するまで裏向きのままになるが、唱える手順(起動する手順)が完了した後に、それをケフネトの能力で公開してよい(CR:121.8)。

唱えるタイミング

  • カードを公開することで誘発型能力が誘発し、ドロー・ステップでのドローであればステップで最初に優先権を得る前、呪文や能力によってカードを引いたのであればその解決後にスタックに能力が置かれる。
  • コピーは手札に作られるため、唱えたコピーは「手札から唱えた」ことになる(CR:707.12)。
    • コピーはカードではないため、印刷当時は実験の狂乱/Experimental Frenzyの「手札からカードをプレイすることはできない」という制約のもとでも唱えられたが、2020年4月のオラクル変更で「手札から呪文を唱えることはできない」に変更されたため不可能になった。
  • 能力が解決中に呪文を唱えるよう指示している(CR:608.2g)ため、優先権カード・タイプによる制約(自分メイン・フェイズスタックが空といった)とは関係なく唱えることができる。つまり通常はソーサリーを唱えられないはずのタイミングでソーサリーのコピーを唱えることができる。
  • ケフネトの誘発型能力の解決中にのみ、あなたはそのコピーを唱えることができる。後で唱えることはできない。あなたがその時点でそれを唱えることを望まない(または適正な対象がないなどの理由で唱えられない)場合、能力の解決後にコピーは手札から消滅する(CR:707.10a)。
  • ケフネトの誘発型能力の解決前に公開したカードが手札を離れた場合、最後の情報を元にカードのコピーが作られる。

関連カード

サイクル

灯争大戦サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャーで、戦場から墓地追放領域に置かれたときにライブラリーの一番上から3枚目に戻る誘発型能力を持つ。

猪の祟神、イルハグ以外はゾンビで、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの配下となったアモンケット/Amonkhet神々を表している。

ストーリー

詳細はケフネト/Kefnetを参照。

参考

  1. Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods(ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)
MOBILE